丙丁童子のブログ 

◎まだ、だれもいっていない、そんなこと、あんなこと。(童子)

本日(06/05)の東京市場

2020-06-05 18:45:27 | 2017年3月~2021年7月
■株続伸(22863)。「朝方は短期的な過熱感が意識され利益確定売りが先行したが、米国での経済活動の根強い再開期待などから昼に米ダウ先物が上げ幅を拡大し、日経平均も後場に上昇に転じた。市場では今晩発表の5月の米雇用統計をめぐり「最近は米経済指標の改善が買い材料になるケースが多かったため、今回も改善を評価して株高で反応すると見越した買いが入った可能性がある」(国内証券)との見方もあった。午前の相場の底堅さを受け、短期筋が午後に買い戻しを進めたのも相場を押し上げた。欧州中央銀行(ECB)が4日に開いた理事会で、市場予想を上回る規模の追加金融緩和を決定したことも投資家心理の支えになった」。 ■債券続落(利回り上昇0.040%)。「4日に欧州中央銀行(ECB)が追加金融緩和を決め、世界的な景気回復期待が一段と強まった。投資家が運用リスクを取る雰囲気に一段と傾斜し、比較的安全な資産とされる日本国債には売りが出た。新発10年物国債利回りは14時過ぎ、一時前日比0.020%高い0.045%と、3月24日以来の高水準を付けた。市場では「午後に株高や円安が進むなどリスクオンムードがさらに強まったことで、短期筋が債券先物にも売りを出し、現物債に波及した」との声があった。超長期債の金利も上昇した。新発20年債利回りは前日比0.015%高い0.395%、30年債利回りは前日比0.020%高い0.560%、40年債利回りは前日比0.015%高い0.590%を付ける場面があり、それぞれ2019年4月以来およそ1年1カ月ぶりの高水準を付けた。日銀は5日、3本の国債買い入れオペ(公開市場操作)を実施した。このうち残存期間「5年超10年以下」の固定利付債を対象にしたオペでは、応札額を落札額で割った応札倍率が1.78倍と、前回オペ(5月29日、2.56倍)から低下した。債券需給の引き締まりを示す結果となったことは、債券相場の一定の支えとなった」。 . . . 本文を読む

本日(06/05_夕)の その他ニュース

2020-06-05 18:20:48 | 2017年3月~2021年7月
ソフトバンクグループは5月18日、2020年3月期の決算を発表しました。1.3兆円という過去最大の営業赤字、そして8000億円という当期純損失にもかかわらず、年間配当金は前期と同様の1株当たり44円、さらに2.5兆円の自社株買い、そして2兆円の借入金返済を行うといいます。巨額の赤字を計上しながら、なぜ配当金、そして多額の自社株買いと借入金の返済なのでしょうか。(以下 小見出ししと 抜粋) ■営業キャッシュフローは黒字 純損失8000億円に対し、「SVF等のファンドからの投資損失」として1.8兆円が足し戻されており、この結果「営業活動によるキャッシュフロー」は1.1兆円の黒字になりました。ファンドの投資損失はあくまで「評価上の損失」で、キャッシュの流失は伴わないことから、多額の営業赤字がすぐにはソフトバンクGの資金繰りに影響を与えません。 ■理論価値を下回る株価が自社株買いの背景 決算説明資料を見ると、同社が5月18日現在で保有する株式の時価は28.5兆円、純有利子負債(有利子負債から保有する現預金等を差し引いた、実質的な借入金)は6.8兆円です。差し引きすると、株主は時価ベースで21.6兆円の価値を保有していることになります。これは株主に帰属する価値であり、発行済み株式総数(約20.9億株)で割れば、ソフトバンクG株の理論上の価値が簡単に計算できます。理論上の価値は1万300円程度で、5月18日の終値である4621円を大幅に上回っています。流動性の高い株の時価だけでみても、ソフトバンクGの市場株価は理論株価を大きく下回っていることになります。これは事業内容が複雑・多岐にわたる企業によく見られる現象で、「コングロマリット・ディスカウント」と呼ばれます。 ■スタートアップ投資の神髄問われる (今後の命運はスタートアップへの投資が実を結ぶか)孫氏は17年に始めたSVFの投資先「15社くらいは倒産する」「15社ほどは翼が生えてコロナの谷を飛び越えていく」とも語っています。しかし、そのような果実を獲得するには、海のものとも山のものとも判断が難しいスタートアップの事業内容と創業者の資質を見切る目が要求されます。それこそが「ベンチャー・キャピタル事業」の宿命で、神髄ともいえましょう。(*日経 記事より 図も) . . . 本文を読む

昨日(06/04)の海外市況

2020-06-05 07:13:24 | 2017年3月~2021年7月
■ダウは小幅続伸(26281)。「利益確定売り先行も、経済活動再開の拡大好感で景気敏感株の買い、引け間際に上昇。アメリカン航空が7月から国内線をの大幅増便、一時53%上昇。ボーイングも大幅続伸。半導体株の一角が買われ、長期金利上昇を好感して金融株も上昇。黒人暴行死事件への抗議デモは全米各都市で活発だったが、暴力や破壊行為などは収まってきた。米景気や企業業績を押し下げる要因にはならないとの見方がさらに強まり相場を支えた。利益確定の売りに一時は190ドル近く下げ。週間の失業保険申請件数が市場予想比大、雇用回復の不透明感。5日の米雇用統計発表を控えて持ち高調整の売り。ユナイテッドヘルスの下げが目立った。長期金利上昇を受けて配当利回りの高い公益事業株や不動産株なども売られた」。 ■原油は小幅続落(37.41)。「米経済再開の拡大で、原油需給の改善期待。アメリカン航空の7月からの米国内線大幅増便。NY市は7月中旬に第2段階の経済活動緩和。経済が徐々に正常化、原油需要が持ち直すとの期待。ノルウェーの石油企業の設備投資削減も買い材料。ただ、上値は重く、取引時間中は前日終値を下回る画面も。「OPEC加盟国と、非加盟の主要産油国による会合の開催が暗礁」との報道。一部産油国が減産規模をごまかしていたため。主要国が合意した協調減産の延長に不透明感」、●金は反発(1727.4) ■米国債は続落(利回り上昇0.82%)。「3月下旬以来の高水準。ドイツで長期債が売られ、米国債にも売りが波及。国債増発による需給悪化懸念も相場の重荷。ECB理事会で、追加金融緩和を決定。3月に新設した資産買い取り枠の拡大を発表、欧州景気を下支えするとの期待。これを受けドイツの長期債が売られ、米国債の売りに。米財務省は来週実施の米30年物国債入札の発行額増額を発表。巨額経済対策には国債増発が続き、需給が緩むとの観測。社債発行も拡大中で、ヘッジ目的の米長期債売りが出たとの見方も。売り一巡後は下げ渋った。米株式相場の上値が重く、債券相場を下支え。2年物国債の利回りは前日と同じ0.19%。10年債との利回り差は0.63%に」 ■日経平均先物夜間引けは、22700。 ■(為替)ECBの量的緩和拡大「本来なら追加緩和でユーロ売りが、欧州景気回復加速するとの見方」でユーロ高、日米金利差拡大で円安 13:30更新 . . . 本文を読む

本日(06/05_朝)の その他ニュース

2020-06-05 06:28:07 | 2017年3月~2021年7月
写真:ECBのラガルド総裁(左)とメルケル独首相=ロイター 欧州中央銀行(ECB)は4日開いた理事会で、追加金融緩和を決めた。3月に新設した7500億ユーロ(約90兆円)の資産買い取り枠を1兆3500億ユーロへ6000億ユーロ(約70兆円)拡大する。少なくとも2020年末までとしていた政策の期限も21年6月末までに半年延長した。新型コロナウイルスの欧州経済への悪影響が長期化するなか、大規模な金融緩和を粘り強く続ける。 ラガルド総裁は理事会後の記者会見で、ユーロ圏経済は「前例のない収縮」に直面していると述べた。物価安定のために「必要なことは何でもやる」と述べ、さらなる追加緩和も辞さない姿勢を改めて強調した。 ECBは3月の緊急理事会で7500億ユーロの新たな資産購入枠を設定。従来型の量的緩和政策と合わせて今年だけで1兆ユーロを超える資産を購入すると約束してきた。ただ、ECBは新たな枠組みを使って5月末までに2346億ユーロの資産を購入している。すでに枠の3分の1近くが埋まっており、このままのペースでは今年秋には枠を使い切ってしまう計算となっていた。 市場参加者に弾切れを見透かされれば、ようやく落ち着きを取り戻しつつあった市場が再び不安定になりかねない。ECBは市場予想を上回る6000億ユーロの枠の拡大に踏み切ることにした。ECBは4日、新たな経済・物価見通しも公表した。ユーロ圏の20年の成長率は欧州委員会が5月に示したマイナス7.7%よりも低いマイナス8.7%とした。物価上昇率は20年が0.3%、21年が0.8%、22年度も1.3%で、目標の「2%近く」に遠く及ばない状況が続く。コロナ危機を脱するため、欧州連合(EU)や各国政府は大規模な経済対策を予定している。買い入れ枠の拡大は、国債発行の増加でイタリアなどの長期金利が大きく上昇することを防ぐ効果も期待されている。(*日経 記事 より) . . . 本文を読む