
現役選手でもかなりのリングを持っているジェフ・ネルソンがヤンキースとマイナー契約した直後に現役引退を表明した。気性も荒いが、あのNYYで数々の試練を乗り越えた中継ぎの「粋な別れ」の花道だった。ジャーニマンとしてあの身長からやや横手のスライダーにはてこずったバッターも多いだろう。ネルソンの代理人がキャッシュマンGMに対しネルソンがヤンキースの一員として引退を熱望していると持ちかけたのがきっかけらしい。春のキャンプには参加せず金銭は発生しないようだが、自分が好きなチームで最後のピンストライプのユニフォームを脱げるのもジェフにとっては感無量のようだ。黄金期は貴重な中継ぎ戦力であったのは間違いない。今後の予定は分からないが、指導者としての道には向いていない気がする。これからの陰の応援を望みたい。お疲れ様でした。