🌸カルマ🌸
「カルマ、つまり、返さなければならない負債には、いろいろな種類がある。
個人のカルマとは、その人物の個別の義務であり、
その個人に固有のものである。
しかし、グループのカルマ、つまりそのグループ全体の集合的な負債というものも存在する。
そして、そのような多くのグループが存在している。
宗教、民族、国家などである。
もっと大きなレベルには惑星のカルマというものもあり、
これは、いつしか、その惑星の運命と結末に影響を与えてゆく。
グループのカルマにおいては、
個人の負債が蓄積され、清算もなされるが、
その結果は、そのグループ、国、惑星にもかかってくる。
こうしたグループのカルマは、そのグループ全体、あるいは国の未来を決定していく。
しかし、それはまたカルマを作った時そのグループに属していなかったが、
後にそのグループに生まれてくる個人にもかかってくる」
「人間の行いは、道にそった行い、神の道に従った時、
正しい行いとなる。
これ以外の道は、結局は行き止まりの道か、
幻想に過ぎず、正しい行いとはなり得ない。
正しい行いは、個人の霊性を高め、神への回帰を促進する。
公正、憐れみ、愛、知恵、
そして、
われわれが神的、霊的と呼んでいる特性をはぐくむ行為は、
必然的に正しい行いである。
正しい行いから得られる果実は、望んでいた到達点である。
正しくない行いの果実は、過渡的で、錯覚に過ぎず、偽りのものでもある。
こうした果実は人々をだますが、
それは私たちが真に望んでいるものではない。
正しい行いの果実は、
われわれのあらゆる目的、あらゆる願望、
あらゆる必要、あらゆる希望を超越している」
「名声を例にとってみよう。
名声それ自体を目的として求めるものは、
しばらくの間は名声を得るかもしれない。
しかし、その名声は一時的なものに過ぎず、
心を満たすものではないだろう。
しかし、正しい行いは、すなわち道にそった行動の結果として、
求めずして与えられた名声は、永続し、正しいものであろう。
しかし、道を行く者にとって、そのようなことは、どうでもよいのだ。
これが、利己的に追い求めた名声と、求めもせず、望もせずに、
正しい行いの副産物として与えられた名声の違いである。
第一のものは幻想であり、永遠のものではない。
第二のものは本物であり、永遠のものであり、
魂に属するものである。
第一のものはカルマを作り、いつか返さなければならない。
第二のほうはカルマを作らない」
(「魂の伴侶」ブライアン・L・ワイス著 山川紘矢・亜希子訳)
「カルマ、つまり、返さなければならない負債には、いろいろな種類がある。
個人のカルマとは、その人物の個別の義務であり、
その個人に固有のものである。
しかし、グループのカルマ、つまりそのグループ全体の集合的な負債というものも存在する。
そして、そのような多くのグループが存在している。
宗教、民族、国家などである。
もっと大きなレベルには惑星のカルマというものもあり、
これは、いつしか、その惑星の運命と結末に影響を与えてゆく。
グループのカルマにおいては、
個人の負債が蓄積され、清算もなされるが、
その結果は、そのグループ、国、惑星にもかかってくる。
こうしたグループのカルマは、そのグループ全体、あるいは国の未来を決定していく。
しかし、それはまたカルマを作った時そのグループに属していなかったが、
後にそのグループに生まれてくる個人にもかかってくる」
「人間の行いは、道にそった行い、神の道に従った時、
正しい行いとなる。
これ以外の道は、結局は行き止まりの道か、
幻想に過ぎず、正しい行いとはなり得ない。
正しい行いは、個人の霊性を高め、神への回帰を促進する。
公正、憐れみ、愛、知恵、
そして、
われわれが神的、霊的と呼んでいる特性をはぐくむ行為は、
必然的に正しい行いである。
正しい行いから得られる果実は、望んでいた到達点である。
正しくない行いの果実は、過渡的で、錯覚に過ぎず、偽りのものでもある。
こうした果実は人々をだますが、
それは私たちが真に望んでいるものではない。
正しい行いの果実は、
われわれのあらゆる目的、あらゆる願望、
あらゆる必要、あらゆる希望を超越している」
「名声を例にとってみよう。
名声それ自体を目的として求めるものは、
しばらくの間は名声を得るかもしれない。
しかし、その名声は一時的なものに過ぎず、
心を満たすものではないだろう。
しかし、正しい行いは、すなわち道にそった行動の結果として、
求めずして与えられた名声は、永続し、正しいものであろう。
しかし、道を行く者にとって、そのようなことは、どうでもよいのだ。
これが、利己的に追い求めた名声と、求めもせず、望もせずに、
正しい行いの副産物として与えられた名声の違いである。
第一のものは幻想であり、永遠のものではない。
第二のものは本物であり、永遠のものであり、
魂に属するものである。
第一のものはカルマを作り、いつか返さなければならない。
第二のほうはカルマを作らない」
(「魂の伴侶」ブライアン・L・ワイス著 山川紘矢・亜希子訳)