縁尋機妙 多逢聖因

🌸🌸縁尋機妙　多逢聖因 🌸🌸


50歳の時、ある和尚さんからこう言われました。

「人間は薄紙1枚はがされるように毎日、体力・気力ともに衰えていく。

だから、できるだけ薄紙1枚をつけるような生き方をしないといけない」

と。

「具体的には何をしたらいいんですか？」

と聞くと、

駅でエスカレーターを使う人は、薄紙を1枚1枚はがす生き方。

一方、

自分の足で階段を上る人は、逆に薄紙を1枚1枚重ねる生き方です」

と教えられました。

一枚一枚の積み重ねが、これから大切ですね。


縁尋機妙　多逢聖因
（えんじんきみょう たほうしょういん）

縁尋機妙（えんじんきみょう）

良い縁が、さらに良い縁を尋ねて発展してゆく様は誠に妙（たえ）なるものがある。

多逢聖因（たほうしょういん）

いい人に交わっていると良い結果に恵まれる。


人間はできるだけいい機会、いい場所、いい人、いい書物に
会うことを考えなければならない。


安岡正篤


これが
縁尋機妙　多逢聖因 （えんじんきみょう たほうしょういん）

だから、まず、いい人にあってゆくこと。

そして、「気」のいい場所に出向くこと。

それがいい機会を生む。

毎日必ず、いい本を読むこと。
一日不読、一食不食

よきものに出会い、
よき人に出会い、
よき本に出会う。

よきものと良縁を重ねましょう。

鉄は錆によって朽ちる

🍀🍀鉄は錆によって朽ちる🍀🍀


「鉄は錆（さび）によって朽ちる。
人間は愚痴によって自分を崩（くず）す」
（釈尊）


近年他界された托鉢者・石川洋先生がよく口にされていた言葉です。

釈尊の言葉だといいます。

一読、はっとさせられる言葉です。

我が身のあり様を、深く内省させる力がこの言葉にはあります。

確かに鉄は放っておけば錆によってボロボロに朽ちてしまいます。

しかし、放っとけば錆によって腐ってしまう鉄も、

いつも油をつけて磨いていると、顔が映えるような鉄になります。

人も愚痴によって心を腐らせず、

磨いていくことが大事だということを教えてくれる言葉です。


（「2017年版 人生心得帖」より）

すべては可能性なのだ

🌸🌸すべては可能性なのだ🌸🌸


我々はみな、自分のまわりにあるものは、どれも自分の意見や選択とは関係なく、

前からそこに存在していたと考える傾向がある。

そのような考えは払拭しなくてはならない。

その代わりに気づくべきことは、

我々のまわりの物質世界、椅子やテーブル、部屋、カーペット、時間でさえ、意識の動きに過ぎないということだ。

我々は、毎秒毎秒、その動きから自分の経験を選び取り、実現させている。

根本的に変えなくてはならないのは、この考え方だけだ。

しかし、世界は我々の経験から独立してすでにそこに存在していると、固く信じている我々にとって、

その変化はあまりにも大きく、そして難しい。

世界はすでにそこに存在しているのではない。

量子物理学がそれを証明している。

量子物理学の共同研究者であるハイゼンベルク本人も、

「原子は物ではない。傾向に過ぎないのだ」

と言っているのだ。

我々は物資について考える代わりに、

可能性について考えるべきだ。

すべては意識の可能性なのだから。


（科学者、アミット・ゴズワミ博士）

商人の心得

🍀🍀商人の心得🍀🍀


挨拶、あしらい、もてなし、柔和たるべし。

大いに高利を貪り、人の目を掠（かす）め、天の罪を蒙（こうむ）らば、重ねて問い来るひと稀（まれ）なるべし。

天道の働きを恐る輩（ともがら）は、終（つい）に富貴、繁昌、子孫栄花の瑞相なり。

倍々利潤、疑いなし。

よって件（くだん）の如し。


（『商売往来』の一番大事な心得）

梅梅（みんみん）

今日のランチは、
金沢橋場町の「梅梅（みんみん）」


北京ダックを頂きます。（2人前から）
前菜

とりわけ



ゆず麺

杏仁豆腐

夜の準備でしょうか

ご馳走でした。(^_^)