現在発売中のベストカー6月10日号では、クルマのランキング特集が組まれています。
全長4700mm以上国産セダンクラスでアコード(現行型)はエントリー15車種中ダントツ最下位…。そもそも生産中止しているので、現行型とも呼べないと思いますが…。
このたびアコードタイプSを中古にて購入したわたくしめも、もし自動車ヒョーロンカであれば、アコードにやはり最下位に近い点数をつけるでしょう。次期アコードはなんてったって30km/lの燃費を記録するのだからして!
でも、今回ランキング1位のアテンザセダンよりも、アコードタイプSのドライバビリティの方が上なのです!これは事実です。
マツダという会社は比較的走りに特化させたクルマを出しているというのに、なぜなのか?非常に疑問でしたが、アコードタイプSに乗っているうちにはたと気づきました。
ホンダはアコードより上のランクのインスパイア、レジェンドを相次いで国内販売中止といたしました。そして一時的とはいえ、アコードがホンダのフラッグシップカーとなってしまったのです。つまり、この2年弱はホンダの重役はアコード買うしかなかったのです。フラッグシップカーとなるクルマをどんなクルマにするか?その時、ホンダ幹部はこのように考えたのでは?
「どうせホンダの重役たちは走るの好きだから、タイプS作っちゃえ!」
だいたい、先代レジェンドだってほとんどスポーツカーでしたからねぇ。
そのおかげで、エンジンとか2.4lのままで、内装と足回りに100万円近くかけたクルマを作っちゃったのではないでしょうか?当然でかさと高価格により、国内ではほとんど売れないことも承知のうちでしょう。
一方、マツダにはこの20年くらい「フラッグシップ」と呼べるクルマがありませんでした。しかし、センティア、ルーチェの伝統があります。ルーチェのタクシーも最近まで走っていました。「おれたちはクラウンと競っていたんだ」という自負もあるかもしれません。結果、アテンザがフラッグシップたる大きさ、技術を引っ提げて登場するときに、どうしても「おれたちは高級車を作れる」との思いを込めたかったのかもしれません。そのため、形に似合わない静かでジェントルなクルマに仕上がったのではないでしょうか?
アテンザは「性能」ではなく、誰でも乗りやすいという「機能」に特化したのがよかったのかもしれません。評価も高いですし、実際に売れているようですから、マツダの技術者たちも、その戦略に溜飲を下げているかもしれません。
要は、企業規模による思いの差です。ホンダにとってはこのクラスのクルマは日本国内でそんなに売れなくてもよいのですよ。海外ではベストセラー(次期アコードはアメリカで先行発売していますが相当評価高いみたい)だし。でも、マツダにとってはこれだけ技術つぎ込んだクルマが売れないとどうしようもないのです。その意味で、マツダ渾身の1台が売れていることは、非常に喜ばしいことです。
うん、完全に妄想の世界で考えたことだけど、結構当たってるような気がする(笑)。
全長4700mm以上国産セダンクラスでアコード(現行型)はエントリー15車種中ダントツ最下位…。そもそも生産中止しているので、現行型とも呼べないと思いますが…。
このたびアコードタイプSを中古にて購入したわたくしめも、もし自動車ヒョーロンカであれば、アコードにやはり最下位に近い点数をつけるでしょう。次期アコードはなんてったって30km/lの燃費を記録するのだからして!
でも、今回ランキング1位のアテンザセダンよりも、アコードタイプSのドライバビリティの方が上なのです!これは事実です。
マツダという会社は比較的走りに特化させたクルマを出しているというのに、なぜなのか?非常に疑問でしたが、アコードタイプSに乗っているうちにはたと気づきました。
ホンダはアコードより上のランクのインスパイア、レジェンドを相次いで国内販売中止といたしました。そして一時的とはいえ、アコードがホンダのフラッグシップカーとなってしまったのです。つまり、この2年弱はホンダの重役はアコード買うしかなかったのです。フラッグシップカーとなるクルマをどんなクルマにするか?その時、ホンダ幹部はこのように考えたのでは?
「どうせホンダの重役たちは走るの好きだから、タイプS作っちゃえ!」
だいたい、先代レジェンドだってほとんどスポーツカーでしたからねぇ。
そのおかげで、エンジンとか2.4lのままで、内装と足回りに100万円近くかけたクルマを作っちゃったのではないでしょうか?当然でかさと高価格により、国内ではほとんど売れないことも承知のうちでしょう。
一方、マツダにはこの20年くらい「フラッグシップ」と呼べるクルマがありませんでした。しかし、センティア、ルーチェの伝統があります。ルーチェのタクシーも最近まで走っていました。「おれたちはクラウンと競っていたんだ」という自負もあるかもしれません。結果、アテンザがフラッグシップたる大きさ、技術を引っ提げて登場するときに、どうしても「おれたちは高級車を作れる」との思いを込めたかったのかもしれません。そのため、形に似合わない静かでジェントルなクルマに仕上がったのではないでしょうか?
アテンザは「性能」ではなく、誰でも乗りやすいという「機能」に特化したのがよかったのかもしれません。評価も高いですし、実際に売れているようですから、マツダの技術者たちも、その戦略に溜飲を下げているかもしれません。
要は、企業規模による思いの差です。ホンダにとってはこのクラスのクルマは日本国内でそんなに売れなくてもよいのですよ。海外ではベストセラー(次期アコードはアメリカで先行発売していますが相当評価高いみたい)だし。でも、マツダにとってはこれだけ技術つぎ込んだクルマが売れないとどうしようもないのです。その意味で、マツダ渾身の1台が売れていることは、非常に喜ばしいことです。
うん、完全に妄想の世界で考えたことだけど、結構当たってるような気がする(笑)。