三浦九段スマホ不正の件、その後もいくつか情報が出ていますが、思ったことをいくつか。
(情報の食い違い)
週刊文春の記事は、現段階で相当なウェイトを占めている、というかこれ以上詳細な情報が出て来ない。
そこで、その記事をめぐって言った言ってないが現在繰り広げられている。
人類の歴史上、事実認定の食い違いは必ず起こること。そう認定されているから法制度や裁判制度があるのでしょ。
連盟が情報を統制できていないどころか、連盟の公式見解すら出ていない(に等しい)以上、食い違いが起こるは必然である。
(公益社団法人 日本将棋連盟)
泥仕合になる理由は、将棋界がムラ社会であることも相当大きく影響している。
そのムラ社会が、税の優遇まで受けられる「公益社団法人」となれたのは、ひとえに米長邦雄というワンマンがいたからこそであろう。
米長氏については基本的に否定的なのがこのブログの特徴(笑)であるが、この件は米長氏の最大の功績と考える。
そして米長氏亡き今---将棋界は公益法人化する前とほとんど変わらない…。なので、泥仕合になるだろうとひげめがねは思っていたのだ。
しかし、公益法人なのだから、透明化・徹底的な調査が求められる。やらないと公益法人をはく奪されて、より窮地に陥りますよ!
米長氏に公益法人化しておいていただき、本当に良かったというのが感想です。
(渡辺竜王)
今回の件は渡辺竜王の意向が相当強いことが、産経新聞の記事で改めて明らかになった。
曰く、「タイトル返上してもいいから、三浦九段と指したくない」。
竜王の意見に、連盟理事たちが従わざるを得なかったということであろう。
こうなってくると、渡辺竜王か三浦九段、どちらかが致命的な傷を負う。
ここからはあまり書きたくないが…
パワーバランスと経済合理性からみると、渡辺竜王が正義でなければならないわけで。
そうなると、三浦九段が抹殺されてしまうのかなあ。それを思うと悲しくなります。
そう思っていたのですが、もし公益社団法人力で三浦九段の潔白が証明されたらどうなるのだろうか?
そうなったら確かに渡辺竜王は傷を負うだろうが、謹慎○か月とかはならないか。
それならやっぱり三浦九段が潔白であることが将棋界の最も平和な状況なのかなあ、と思いを改めています。
(文春力)
週刊文春10月27日号「将棋スマホ不正全真相」記事についてのブログを前回上げましたが、改めてその後5回読み直してみました(←暇人)。
文春に載ってしまった段階で「将棋界詰んだ」という印象を受けますが、現実には将棋界の救世主になりうる、非常にクオリティの高い文章ではないかと感じています。
週刊誌なのでスキャンダラスな見出しが躍りますが、内容は誠実で、丹念に取材を進めています(三浦夫人の件以外)。
公益社団法人日本将棋連盟の情報開示の拙さには厳しい指摘をしていますが、それは私もしたい(笑)ので、その意味でも留飲を下げました。
週刊文春記者とされる中村徹さんという方は、私は全く存じ上げませんが、将棋界にかなり精通され、いい意味での人脈を持っているように思われます。
そうでなければ久保九段や渡辺竜王や、島九段からこれだけのことは聞き出せません(もし、適当に作った話だとしても、いかにも現実にありえそうなことで、それはそれで素晴らしい?!)
連盟の情報発信があまり期待できない以上、文春様にはさらなるご活躍を祈念申し上げます。
(情報の食い違い)
週刊文春の記事は、現段階で相当なウェイトを占めている、というかこれ以上詳細な情報が出て来ない。
そこで、その記事をめぐって言った言ってないが現在繰り広げられている。
人類の歴史上、事実認定の食い違いは必ず起こること。そう認定されているから法制度や裁判制度があるのでしょ。
連盟が情報を統制できていないどころか、連盟の公式見解すら出ていない(に等しい)以上、食い違いが起こるは必然である。
(公益社団法人 日本将棋連盟)
泥仕合になる理由は、将棋界がムラ社会であることも相当大きく影響している。
そのムラ社会が、税の優遇まで受けられる「公益社団法人」となれたのは、ひとえに米長邦雄というワンマンがいたからこそであろう。
米長氏については基本的に否定的なのがこのブログの特徴(笑)であるが、この件は米長氏の最大の功績と考える。
そして米長氏亡き今---将棋界は公益法人化する前とほとんど変わらない…。なので、泥仕合になるだろうとひげめがねは思っていたのだ。
しかし、公益法人なのだから、透明化・徹底的な調査が求められる。やらないと公益法人をはく奪されて、より窮地に陥りますよ!
米長氏に公益法人化しておいていただき、本当に良かったというのが感想です。
(渡辺竜王)
今回の件は渡辺竜王の意向が相当強いことが、産経新聞の記事で改めて明らかになった。
曰く、「タイトル返上してもいいから、三浦九段と指したくない」。
竜王の意見に、連盟理事たちが従わざるを得なかったということであろう。
こうなってくると、渡辺竜王か三浦九段、どちらかが致命的な傷を負う。
ここからはあまり書きたくないが…
パワーバランスと経済合理性からみると、渡辺竜王が正義でなければならないわけで。
そうなると、三浦九段が抹殺されてしまうのかなあ。それを思うと悲しくなります。
そう思っていたのですが、もし公益社団法人力で三浦九段の潔白が証明されたらどうなるのだろうか?
そうなったら確かに渡辺竜王は傷を負うだろうが、謹慎○か月とかはならないか。
それならやっぱり三浦九段が潔白であることが将棋界の最も平和な状況なのかなあ、と思いを改めています。
(文春力)
週刊文春10月27日号「将棋スマホ不正全真相」記事についてのブログを前回上げましたが、改めてその後5回読み直してみました(←暇人)。
文春に載ってしまった段階で「将棋界詰んだ」という印象を受けますが、現実には将棋界の救世主になりうる、非常にクオリティの高い文章ではないかと感じています。
週刊誌なのでスキャンダラスな見出しが躍りますが、内容は誠実で、丹念に取材を進めています(三浦夫人の件以外)。
公益社団法人日本将棋連盟の情報開示の拙さには厳しい指摘をしていますが、それは私もしたい(笑)ので、その意味でも留飲を下げました。
週刊文春記者とされる中村徹さんという方は、私は全く存じ上げませんが、将棋界にかなり精通され、いい意味での人脈を持っているように思われます。
そうでなければ久保九段や渡辺竜王や、島九段からこれだけのことは聞き出せません(もし、適当に作った話だとしても、いかにも現実にありえそうなことで、それはそれで素晴らしい?!)
連盟の情報発信があまり期待できない以上、文春様にはさらなるご活躍を祈念申し上げます。