海賊と呼ばれた男

　「海賊と呼ばれた男」（上・下）　百田尚樹著




　２０１３年の本屋大賞を受賞したというので・・・・



　面白かった



　出光興産の創業者、出光佐三をモデルにした経済小説。

　経済小説とあるが、ノンフィクションなんだろうなあ。



　戦後、日本復興に尽力した財界人の物語はいくつか読んだけど、一番面白かったし、感動した。

　書き手の問題もあるのかな？



　涙腺が緩む場面がいくつあったろう。　これは歳のせい？　（笑）



　下巻には、若かりし頃の知人が登場し、これまたびっくり。

　この方は数年前に鬼籍に入ったが、人懐っこい好々爺という印象が強かった。



　しかし、若い頃は通産省の官僚として男気を見せていたことを知り、改めて感動。




　近日中に出光美術館を訪れてみたい。。。。