ばくだんおにぎりの夜・・・

今夜、ご近所のご主人のお通夜に行ってきました。同じニュータウンの第一期分譲で一緒に引っ越してきたおうち。ご主人も奥さんも私と同い年です。一番下のお子様は中学生。まだ４０代という若さで、癌だったそうです。薬局をスタッフの楠原さんにお願いして閉店３０分前に、同じ町内の方たちと一緒にお参りしてきました。かける言葉も見つからず、同世代ということで身につまされながら帰路につきました。その後、遅くなったのですが、麦飯石の配達を頼まれていたお客様のお宅へ行きました。・・・そこは、１０月の終わりにお嬢さん（と言っても５２歳）が亡くなったばかり。つい先日、初七日でお参りに行ったお宅でした。遺された８０代のお母様は一人暮らしで、とても気丈な方。そこではお嬢様がなくなる直前に死に装束の準備をした時の気持ちを聞かせてもらいました。（；；）お嬢さんは、最初の癌はわからないまま、いきなり骨に何箇所も転移して、発見が遅れたために緊急入院から一ヶ月もたたないうちに他界されました。これもつらい話です。お客様のお宅を出ると夜風はことさら冷たく凍てついて、思わず明るさにひかれてフラフラとコンビニ『エブリワン』に入ってしまい、意味もなく『ばくだんおにぎり』を買ってしまいました。実は、金曜日も夜遅く調剤の配達に行って、独り暮らしの高齢のお客様のおうちで、長話を聞いた後、なんとなく淋しい気持ちになってこのエブリワンで、意味もなく、ばくだんおにぎりを買ったのでした。もちろん、二晩とも食したのは、次男です。ご安心下さい。