今年は、立春を過ぎたら本当に暖かく、明るくなってきました。ポカポカとした陽射しの中、今日の午後は父と『ひかりくろあめ』の配達に、大川まで行ってきました。先日、DMやブログに書いたために『ひかりくろあめ』は薬局店頭でも売れ始めました。「なぜ急に、宣伝を始めたのですか?今まで隠していたんですか?」別に隠していたわけではないのですが、年老いた父が六十年以上つくり続けて、最近、水あめを練るのがきつくて、「もうつくらない。」と何度も言うのです。そのたびに、昔からのお客さまに頼まれて、「それならもう少しガンバロウ」と引き伸ばし状態でした。だから出来る数も注文量よりいつも少なめで、店頭分はありませんでした。それがやっと後継者が出来たのです。私の長男です。薬剤師ではまだないのですが、薬学部生なので多少は生薬の知識もあって、興味もあるし、バイト料を払って、おじいちゃんの指導を仰ぐことになりました。で、バイト料さえ払えば、継続可能の見通しがたったというわけです。しかしこの『ひかりくろあめ』、「喘息に良い」と愛用されるお客様は言われるのですが、うちの長男のひどかった喘息発作が止まったわけでもなく、ひどい咳が続いたお客様から治ったという話も聞きません。それで、大川で50年以上愛用し続ける方のところに直接私が話を聞きに行こうと思いたった次第です。その方は毎年10個以上注文を下さるのです。その方の曰く、「咳が出ても、妊娠中には薬が飲めないし、そうでなくても副作用のある薬を飲みたくない。だからもともとノドが弱かったり、肺が弱い人はこの飴を秋から冬は、予防でなめると良い。咳が出ない。やっぱり欠かせない。みんなにも紹介して、自分がまとめて注文している。」そういえば、牛津で愛用されている方も「肺炎になりやすいから、予防でなめ始めてから、一度も肺炎にならない。咳も出ない。」と言われていました。つまり、予防的に飲まれて、効を奏してしるようだと判明。「賢者は未病のうちに治す。愚者は発病してから治す。」発作が起きてからは遅いということなんです。よ~~くわかりました。
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- 鳥栖市の市役所前で「学べる・試せる・つながる薬局」を開設している薬剤師です。
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