ひかり薬局ブログ 『a・honto!?』

ひかり薬局で起きるいろんな出来事と 管理薬剤師 光田の日々の思い♪

雑品と医療機器の違い

2009年02月07日 | ひかり薬局の出来事

0902_010 土曜日だというのに、午後からハードスケジュールでした。まず、福岡で今年初めての健康講座。そして佐賀市内の県薬剤師会館で夕方からは、『高度管理医療機器販売の継続研修』に参加しました。私は2年前に、薬剤師会主催のこの継続研修に参加できなかったばっかりに、一般向けの研修に参加して、時間も費用も3倍近くかかってしまった痛い経験があるので、なんとしてもここは落とせない研修でした。ちなみにこれ、血糖値測定器のみが、うちの薬局での対象品目。他の薬局も同じだと思います。あと可能性があるとすればコンタクトレンズでしょうか?今度からカラーコンタクトレンズも医療機器になっています。で、今回の研修で心に残ったことは、「雑品と医療機器」の違い。全く同じ物でも雑品扱いと医療機器扱いになる場合があること。例えば、歯科医のゴム手袋。雑品でもピッタリフィットする丈夫で薄手のゴム手袋が存在します。しかし、歯科医は治療には医療用の規格を通ったゴム手袋を使うべき。なぜなら、人体に対する安全性が担保されているからだそうです。言われてなるほど。うちでも同じように見える使い捨てマスクに雑品と医療用があります。ブロックする粒子の大きさが同じでも医療用は幾分、高価です。それはやはり安全性が担保されているから。この概念は重要だと思いました。「薬局なら安い雑品のキズテープではなく、医療用のキズテープを置いてほしい。それは人体に使うものだから。」全くそうです。肝心の高度医療機器より、こんな基本の話に感心しきりの私でした。


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