本日は夜佐賀のアバンセホールで開催された女性薬剤師会の「子宮頸がん予防ワクチン研修会」に行ってきました。ワクチンは、グラクソ・スミスクラインの「サーバリックス」。メーカーによる学術講演の後は、特別講演として産婦人科のドクター、内山倫子先生の特別講演がありました。現在、子宮がんの中でも、20～30代という若い世代で急増している 子宮頸がん（残りは子宮体がん）は、その60％が発がん性ヒトパピローマウィルス（ＨＰＶ）の感染によるものだそうです。（ちなみに感染理由は性交によるもの）そのＨＰＶの感染を予防するワクチンのひとつが、このサーバリックス（商品名）なのだそうです。副作用の小ささに比べて大きな効果が得られるので、これはスゴイ！と思いました。もうすでに、認可が出ていて、接種は可能です。対象年齢は10歳以上45歳くらいまで、接種は3回。費用は約5万円。効果が出るのに10年くらいかかるそうです。できればセクシャルデビュー（良い言葉だ～）前の接種が望ましいとのこと。研修会に来ていたある男性薬剤師が、「娘に打たせたいので、家内から勉強して来てと頼まれて来たけど、良い話だった。早速接種させよう。」と言われるので「中学生ですか？」と尋ねたら、「いや、大学生。もう少し手遅れかもしれないけど・・」ですって。（＾＾；）確かに、そんなセクシャルデビュー前か後かなんて、父親が娘に確認することではないでしょうし、とにかくサッサと打ちましょう！・・・特にハイティーンのお嬢さんをおもちの皆様は、公費の補助が出るのと、セクシャルデビューの競争をするより、早く打った方が良いかも～。我が家は息子が二人なので、10万円助かったというところでしょうか。それにしても、子宮がんのいろんな最前線情報が勉強になったセミナーでした。
日曜日の本日、博多で開催された某ボランタリーチェーンのセミナーに出席して来ました。お目当ては「医療制度改革と今後の展望」と題された講演。昨年6月の薬事法改正後の動きと、今度の4月の診療報酬改正に伴って見えてくるもの。・・・なかなか参考になる話が聴かれました。ひかり薬局のようにマンツーマンの調剤をしない一般販売が中心の薬局は、セルフメディケーション（簡単な病気は自分でなんとかすること）の時代の到来に向かって、非常に重要な役目を担うのだと感じました。 そして 店頭に即、反映させようと思ったこともいくつかあります。例えば、薬局の使命のひとつである「受診勧告（医師に診てもらいましょうと勧めること）」の際には、医師に責任を持って紹介状を発行しなさいというもの。先日、足のしびれで、受診をオススメしたお客様が、内科に異常がなければ、整形外科を受診して欲しかったのですが、内科でストップされてしまい異常がないからと精神安定剤を出されて、症状が改善しなかったケースがありました。（他県の医院です。）これも私がもっと責任を持って対応して入れば、異なった結果になった筈で、反省中です。これからは、必要ならば病院にしっかり紹介状を書こうと決意しました。まだまだ思いついた改善点は いっぱいです。これからのひかり薬局をお楽しみに～。そしてセミナー終了後は、主人と博多の街をブラブラ散策。5月の陽気と言われる中を、博多駅から住吉神社、茶室庭園「落水園」、キャナルシティと歩きました。なるべく、ボンヤリと、ノンビリと・・・・。少しは気分がリフレッシュできたかもしれません♪
昨日は、鳥栖市国民健康保険運営協議会、そして本日は鳥栖市健康づくり推進協議会に、どちらも薬剤師会からの代表として参加してきました。どちらも昼休みの短時間、すぐそばの市役所だったり、保健センターだったりで、距離的には楽なのですが、何かと忙しいこの時期、タイヘンです。年度末なので、21年度の事業報告と22年度の事業予定が、議題の中心です。さてさて、まず国保の運営協議会なのですが、佐賀県は糖尿病性腎臓症のために人工透析をする方がとても多く、それが国保負担を押し上げているという話が出ました。糖尿病予防のための食事療法など、今本当に重要ですものね～。もっともっと、身近なものとして糖尿病予防はお伝えしていくべきなのかもしれません。・・・で、次回の『a・honto(あ！ほんと？)』のメール情報はそういった内容にしようと思っています。お楽しみに～～。そして健康づくり推進協議会の方ですが、食育のことも、うららトス21のことも総括で出てきました。最初、この委員になったばかりの頃は、サッパリ内容も把握できなかったのですが、最近なんだかベテラン風になって来て、余裕を持って質問なんかもできるようになりました。継続は力なり・・・ということでしょうか。薬剤師会も、介護、医療、健康保健と大きく行政との関わりを3分野に分けると、一般薬を扱う私が専ら健康増進法担当というわけなのです。しっかりしなくっちゃ！ささ、薬剤師会に提出用の報告書でもつくろうっと～～。
今日は、18:30から鳥栖のサンメッセで「近くでと～く」と題した古川知事の語ろう会が開催されました。これは、後援会の行事です。ひかり薬局のダイエット・エンドのお客様にも何人もご参加頂きありがとうございます。やっぱり、こういう会には女性にはたくさん来て頂きたいですよね～。ところで、この会最初は参加予想人数がとても少なく、知事の鳥栖康友会の世話役さんたちはハラハラでした。それでも、鳥栖商工会の青年部、青年会議所、本通町商店街、コンベンション委員会の皆さまのおかげで予想以上の方のお集まり頂きました。鳥栖市長さんにも来て頂きました。本当に感謝です。そして2時間、びっしりと質問が相次ぎましたが、知事の答えは面白く、かつ興味深く、時間はあっという間に経って行きました。多かった質問は鳥栖市の道路のこと。新幹線やJRのことなど。鳥栖の場合、道路予算の多くは、３号線の整備に回ってしまっているのだとか。へ～～～!!です。また公立高校へ通う家庭への助成金と私立高校に通う場合の差額の問題やら、身近な問題もたっくさん。時間を少しオーバーして終了しました。皆さまお疲れさまでした。これからも、何卒、古川知事をよろしくお願い致しま～す。
今週は、お昼休みはハードスケジュールです。月曜日である今日は、「鳥栖市食育推進計画策定委員会」。水曜日は「国民健康保険運営協議会」、木曜日は「鳥栖市健康づくり推進協議会」。これらはボランティアではなく、市からキチンと参加手当てが支払われるのですが、私にとっては、金額の多寡よりも、仕事的な負担が大きく、どっと疲れが出ます。しかし、薬剤師は地域保健医療に貢献する義務を法律的に負っていますし、何よりも、さらに負担の大きい鳥栖三養基地区薬剤師会の会長の仕事を軽減するためにも、私に出来ることはガンバロウ！何かと仕事の多い月曜日、昼食も食べる暇なく（；；）、保健センターで開催される会議に飛んで行きました。実は、二年間に渡って開催されてきたこの会議、本日が最終回です。つまり鳥栖市の「食育推進計画」が完成したのです。長い道のりでした～～～。お疲れさまでした。完成した計画は製本されて、３００冊は関係機関に配布されます。ダイジェスト版2千部は、広く市民の皆さまに配られると思います。もうすぐ鳥栖市のホームページにも載せられるとか・・・。是非、皆さまご覧下さいね。これから本格的な広報活動が始まると思います。薬剤師会でも、健康増進課から講義に来て頂き、計画に協力してゆく予定です。６月には１２・１３日に佐賀市で食育推進の全国大会も開催されますので、そちらもヨロシクお願いします。ところで本日の会議、鳥栖市の職員さんたちは「市民」と表現されるのですが、保健所などの県の職員さんたちは「県民」と言われます。そこまではよく耳にしますが、今日の会議に参加されていた国の出先機関の職員さんたちは「国民」と言われていました。当然ながら。面白く感じて聞いていたのは、私だけだったでしょうか？いずれにしても、完成おめでとうございます！
