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今年の梅干しは、“八助(はちすけ)“ と言う品種の杏(あんず)を使い、赤紫蘇(あかジソ)たっぷりで漬けました。
杏と梅の違いは、杏の方が酸っぱさがマイルドと言われています。
私は酸っぱい方が好きで、どちらかと言うと “梅派“ です。
食べたあと、『スッッパ~イ!!!』
と騒ぎながらお茶をすするのが堪りません。
あと、梅は軟らかくて種に実が残るのに対し、杏は種離れがよくキレイに取れます。
これが使い勝手が良いようで、下漬け後、本漬け前に半分に割って種を取り、紫蘇で巻いて甘く漬けた物がお茶請けとして人気のようです。
私は甘い物には興味がないので、実がたっぷり残った梅の種を濃い目の煎茶に入れ梅風味のお茶を楽しんだあと、酸味が薄れた種を口に入れ、本を読んだりテレビを見たり、飴玉のようにしゃぶっているのが好きでした。
まあ今年はいろいろあって梅ではなく杏を漬けたので私の知らない杏の美味しさを発見したいと思います。
たこと梅の炊き込みご飯を作ります☆
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さっそく杏の特徴、”実離れが良い” を実感しました。
手でパカッと割れて超簡単!
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タコをぶつ切りにして入れます。
タコを切りながら、『タコをさばくと髪の毛が出る時があるのは溺れた人を食うからだ』と言う話を聞いてタコが嫌いになったことを思い出しました。
今でもスーパーでタコを見るとその話を思い出すので買いません。
子供の頃に聞いて今も気にしてるのは軽くトラウマなのかもしれません。
しかも1年ぐらい前、学校の会議室での世間話でその話題になったとき、漁業関係者がその場にいて
『よぐそった話きぐけど、あれぁ違うんで!』
よくそういう話聞くけど、あれは違うんだよ
『あらぁな、タゴっつうのヌルヌルするがらデッキブラシでゴシゴシ洗ったとぎにデッキブラシの毛ぁぬげで刺さってらんだ!』
あれはね、タコっていうものはヌルヌルするからデッキブラシでゴシゴシ洗ったときにデッキブラシの毛が抜けて刺さってるんだ
『人の髪の毛でねんで!』
人の髪の毛じゃないんだ
と聞いて、みんなホッとしたもんです。
安心したけど、やっぱり気持ち悪さは消えないので
今回は、親戚からの頂き物です。
鰹出汁に味醂と醤油を少し入れ炊きます。
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いい感じに炊き上がりました。
醤油は少ししか入れなかったけど、梅の塩分が気になります。
しょっぱくないといいな~
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夏の味覚、ミョウガと青じそを刻んで盛り付け。
ウマそう~♪
うん、良い塩梅!
ほのかな酸味でちょっと物足りないけど、優しく上品な味と言えましょう。
『年を取ったら刺激の強いものは良くない』
と聞いたか聞かないか忘れましたが、上品な酸味に慣れる努力をします。
美味しくいただきました。
ごちそうさま~
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