草がともだち(まんがのえんがわ)

草むしりの仕事さえなければ、
と思いつつ、草むしりが嫌いではない。
でも草むしりから開放されて漫画を描きたい。

栗駒山の花/東北旅行

2012-07-03 18:11:08 | お知らせ

 小雨の中の恐山・宇曽利湖


 恐山・宇曽利湖


 よく降りますねぇ。水はけの悪いわが家の庭は、雨脚が強くなるとすっかり池です。

 詰まったトユから水がなだれ落ちてくるところにはベビーバスと大型のポリバケツがおいてあるんですが

 たちまちあふれてまあ気休めです。

 土砂降りの雨の中でポリバケツの水を、たまるのと同じスピードで汲み出し続けていると

 “私は何やってんねや”

 って気がしてきますねぇ。でも大屋根のトユはわたしではどうにもならないし・・・。


 
 唐突ですが。

 20年ぶりくらいで旅行してたんです。夫と一緒にツアーで東北へ。

 ツアーなんかにゃ絶対入らんぞ というのがぽりしーだったんですが、

 夫を引きずっていくとなるとツアーの強制力なくしては力に余る。とにかく東北向いて行きたかったので。

 案の定というか、参加者の中で夫が一番足が遅い。米寿の方より遅い夫でした。ツアーにして正解!

 正しいブロガーのあり方としては、リアルタイムで現状報告するのが値打ちなんでしょうが

 私はそういうタイプではなく、撮ってきた植物の名前を調べあぐねているうちに一週間たってしまいました。

 なんて気の抜けたブログでしょう


 植物ブログなのでまずは植物の話題。東北ではいたるところでマタタビを見かけました。

 あちらでもこちらでも林の縁に真っ白に変化した葉がちらついていると思ったらみんなマタタビだったんですねぇ。

 今まで見たことがなかったのでとても珍しいものかと思ってたんですが。

 全部車窓を通り過ぎていったので、あんなにたくさんあったのに気がついてみたら写真は一枚も撮れてません。

 


 イワハゼ(=アカモノ・ツツジ科)


 ウラジロヨウラク(ツツジ科)


 ツマトリソウ(サクラソウ科)


 タニウツギ(スイカズラ科)


 ナナカマド(バラ科)


 ミネカエデ(カエデ科)




 これがわかりません。なんでしょう?


 ヤグルマソウ(ユキノシタ科)バスの窓越しに撮ってます。

 ここまでが栗駒山の遊歩道で撮った花。




 陸中海岸・北山崎にて。ホオノキに花が咲いていました。


 これはつぼみ。
 

 あちこちの海岸で見かけたハマナス。さすがバラ科、美しい上にいい匂いがします。白もありました。

  

 三陸鉄道の北半分が4月から復旧していて、久慈駅からカンパネルラ田野畑駅まで乗せてもらいました。

 3月11日には、やや高台にあると思えるこの田野畑駅の建物の、すぐ間際まで津波が来たそうです。

 沿線には瓦礫の山ができていて。これが丁寧に分別されているんですね。

 松原や昔の小学校があったという入り江は完全に片付けられた後に草が茂り、

 かすかに段になって見える土地には家が立ち並んでいたんだ、と、言われなければ元々何もなかったところにしか見えません。

 とにかく、被災地の端を車窓からなでただけなので、感想なんか言えません。


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