ヒオウギ(アヤメ科)
7月16日と19日に投稿したヒオウギの実がやっと開きました。
他の方の写真で見るともっと真黒ですが、庭の入口に生えて、バイクにひっかけられ、犬に踏まれ、倒れてはしっかりせよと抱き起こされてきた苦労の跡が感じられます。葉が扇を開いたように平面に開き、花の茎がやたらと長く伸びるので倒れやすいんです。
この実がぬばたま、またはうばたまと呼ばれて夜や黒髪などにかかる枕詞になっています。つやつやとした黒さが印象的だったんでしょう。
ぬばたまは射干玉、うばたまは烏羽玉と書きます。烏の羽色の玉、は分かるけれど射干玉って何だろう?調べてみたけど分かりません。当て字だと書いてあるものがありました。うばたまがなまったのか?
もう少しで開きそうな実
何度も倒れて、今は後ろの生け垣にもたれて立っています。絡んでくるカラスウリのつるがむしろ命綱って感じです。
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