十和田から

昨日の夕方、次男のアパートに着きました。着く前に息子に電話しましたが、息子は部活があり、夜遅く帰るとのこと。
それでもって、私は鍵をなくして、かかってない息子のアパートに侵入することとなりました。
5歳のネコはキッチンのテーブルで寝ていました。すぐに起きました。警戒しています。
生後２～３ヶ月のちびネコはたんすの引き出しから出てきました。やはり少し怖がっています。
ですから私は、S君の母であることを言い、「チャチャ、マルア（ほんとはバルアだったらしい）」とネコの名を呼びました。


最初に警戒を解いたのは、ちびネコのほうでした。私のひざに乗って、グルグルのどを鳴らします。チャチャもそばによってくるようになりました。


マルアのなつきぶりはすごく、私が台所に立つと、服を伝わって、肩の上に載り
私の手元などを観察しているのです。
息子が９時ごろ帰ってきて、誰にでもなつくんだねと、ややがっかりしていました。息子は何年もネコをほしがっていた人らしく、ネコをなぜては幸せそうな顔をします。


なついてくるネコの感触は、ちょうど自分を強く必要としていた子供の赤ちゃん時代を思い起こさせ、私を不思議な気分にさせました。

チャチャは研究室をお払い箱になったネコです。このままだと処分されてしまうので次男がもらってきました。
マルアは息子のボランティア活動、ネコの里親探しの対象のネコで今日も里親探しのイベントに連れて行くはずでした。
私は今日里親が探せなければ、ネコを連れて帰ろう。マルアの里親になろうという気になってしまいました。
主人に電話をしましたところ、ネコ好きな主人のことですから、すぐ賛成で、もうイベントには連れて行かないでいい、うちのネコにしようと言ってくれました。
それでマルアという名はネコ好きな彼の趣味には合わず、なんか違う名がつきそうです。
かくして、この大人の休日二泊三日の旅は、なんとネコの里親決定の旅となりました！