姫の所属するクラブが悲願の全国大会に出場しました。
夏休み、ブロックごとの大会で出場権を獲得した時
姫はずっと泣きじゃくっていました
去年はあと一歩で逃した出場権です。
「今年こそ!」と頑張っていました。
だから、みんなの喜びようは半端じゃなかった
「記念にみんなで写真撮ろう」って言っても姫は「ムリ~」って
そんな姫の傍で太郎は「姫、みんな、日本一?」
「まだだよ~タロ、次だよ。次で1番になったら日本一」とみんな。
「そうなんや~ みんな、次もがんばれ~」
「ありがと。がんばるよ~ タロ、応援に来てよ」
「行く!がんばれ!日本一!」
あれから、3か月、朝、放課後、土日と練習に励みました。
そして、今日、みんな頑張りました
実力を出し切ったと思います。
本当によく頑張りました。
私の母と伯母は泣きながら見ていました
今回は出場団体の全てが「金」「銀」「銅」で評価されます。
残念ながら結果は「銅賞」
さすがは全国大会。レベルが高いです
でも、子供たちはみんな「残念」と言いながらもスッキリした、いい顔してました
姫も「残念やし、悔しいけど、暗いのは嫌やから」そう言って笑ってました。
やるだけのことはやって悔いはないと子供たちも、応援に行った親たちも
ところが、ひとりぽろぽろと涙を流し泣いていたのが太郎です
発表の時「お母さん、銅賞って何?姫たちはどうなったん?1番違うの?」
「残念だけどね、銅賞は3番」
そう言った途端、ぽろぽろ~っと涙が
「イヤだ~」
「残念だけどね、一番じゃないけどね、みんな頑張ったよ。
姫も、RKちゃんもCSちゃんもみんな上手だったでしょ?だから、いいんだよ」
「でも、負けちゃった~ 姫が、みんなが負けた~」
そう言って泣く太郎にみんながビックリ
「タロ!何で泣いてんの?」
「どうしたん?」
「みんなの銅賞がショックだったみたいで・・・」
姫の友達からは
「な~んや、タロ、悔しかったらタロが頑張って金賞取ったらいいねんで」
他のお母さんたちからは
「そうよ~ タロくん、大きくなったら頑張ってまたここに来てね。
お姉ちゃんたちの分も頑張ってよ。みんなで応援に来るから」
「それにね、みんな頑張ったから、それだけでエライんだよ。
もっと、もっと上手なとこがいっぱいだったのよ。
ね、泣かないで『お姉ちゃんたちお疲れさま。よく頑張ったね』
って言ってあげてね」
こんなふうに声を掛けられていた太郎です。
「でも、タロには出来ん。タロはクラブに入らん。
だって、難しいから・・・タロはみんなみたいに上手に出来んもん」
そう言って口をキュッと結ぶ太郎。
小さい頃から出来ないことがあると太郎は口をキュッとします。
「何でタロは出来んの?みんなが出来ること、タロだけ出来ん。
タロはあんぽん(アホ)なん?」
そう言って泣いていた太郎。
目に涙を溜めて、口をキュッとして、拳を握りしめて立ちつくし
みんなのすることを少し離れた所から見ていました。
やっと言葉が話せるようになったばかりの頃です
今でもあの姿が忘れられない
あの頃、私は2月生まれの太郎には仕方のないことだと思っていました。
同じ組の子より体が小さいのも、少し苦手が多いことも
2月生まれなんだから仕方ないって思ってたんです
太郎は負けることをとても嫌がります。
だからゲームには自分から参加しようとしません。
難しくて出来そうにないことも最初から拒否します。
今日の姫たちを見て思いました。
「負けたっていい。目標に向かって頑張ることこそ大事。
悔いのない結果なら笑っていられる。
次も頑張ろうって気持ちが素晴らしい」
そして、姫が確実にこんな風に学んでいるって思うと嬉しくて
太郎もいつか姫たちみたいに考えられるようになって
「今回はアカンかったけど、次で頑張るわ~」って笑って言ってくれると信じて・・・
クラブの中では人間関係が色々と複雑です。
子供たちも、親も
そんな中、姫は悩みながらも、自分の信じるように行動しているみたいだし
もちろん私も我が道を行くしか出来ないです
他の保護者の方とのお付き合いは気の置けない方とはそこそこ
苦手&困った方たちとは距離を置きつつ
人は一人では生きてはいけないと思っているので、付き合わないわけにはいきません。
持ちつ持たれつ 付かず離れず
そんな中でも気持ちを一つにして頑張った子供たちに敬意と感謝を
感動をありがとう
夏休み、ブロックごとの大会で出場権を獲得した時
姫はずっと泣きじゃくっていました
去年はあと一歩で逃した出場権です。
「今年こそ!」と頑張っていました。
だから、みんなの喜びようは半端じゃなかった
「記念にみんなで写真撮ろう」って言っても姫は「ムリ~」って
そんな姫の傍で太郎は「姫、みんな、日本一?」
「まだだよ~タロ、次だよ。次で1番になったら日本一」とみんな。
「そうなんや~ みんな、次もがんばれ~」
「ありがと。がんばるよ~ タロ、応援に来てよ」
「行く!がんばれ!日本一!」
あれから、3か月、朝、放課後、土日と練習に励みました。
そして、今日、みんな頑張りました
実力を出し切ったと思います。
本当によく頑張りました。
私の母と伯母は泣きながら見ていました
今回は出場団体の全てが「金」「銀」「銅」で評価されます。
残念ながら結果は「銅賞」
さすがは全国大会。レベルが高いです
でも、子供たちはみんな「残念」と言いながらもスッキリした、いい顔してました
姫も「残念やし、悔しいけど、暗いのは嫌やから」そう言って笑ってました。
やるだけのことはやって悔いはないと子供たちも、応援に行った親たちも
ところが、ひとりぽろぽろと涙を流し泣いていたのが太郎です
発表の時「お母さん、銅賞って何?姫たちはどうなったん?1番違うの?」
「残念だけどね、銅賞は3番」
そう言った途端、ぽろぽろ~っと涙が
「イヤだ~」
「残念だけどね、一番じゃないけどね、みんな頑張ったよ。
姫も、RKちゃんもCSちゃんもみんな上手だったでしょ?だから、いいんだよ」
「でも、負けちゃった~ 姫が、みんなが負けた~」
そう言って泣く太郎にみんながビックリ
「タロ!何で泣いてんの?」
「どうしたん?」
「みんなの銅賞がショックだったみたいで・・・」
姫の友達からは
「な~んや、タロ、悔しかったらタロが頑張って金賞取ったらいいねんで」
他のお母さんたちからは
「そうよ~ タロくん、大きくなったら頑張ってまたここに来てね。
お姉ちゃんたちの分も頑張ってよ。みんなで応援に来るから」
「それにね、みんな頑張ったから、それだけでエライんだよ。
もっと、もっと上手なとこがいっぱいだったのよ。
ね、泣かないで『お姉ちゃんたちお疲れさま。よく頑張ったね』
って言ってあげてね」
こんなふうに声を掛けられていた太郎です。
「でも、タロには出来ん。タロはクラブに入らん。
だって、難しいから・・・タロはみんなみたいに上手に出来んもん」
そう言って口をキュッと結ぶ太郎。
小さい頃から出来ないことがあると太郎は口をキュッとします。
「何でタロは出来んの?みんなが出来ること、タロだけ出来ん。
タロはあんぽん(アホ)なん?」
そう言って泣いていた太郎。
目に涙を溜めて、口をキュッとして、拳を握りしめて立ちつくし
みんなのすることを少し離れた所から見ていました。
やっと言葉が話せるようになったばかりの頃です
今でもあの姿が忘れられない
あの頃、私は2月生まれの太郎には仕方のないことだと思っていました。
同じ組の子より体が小さいのも、少し苦手が多いことも
2月生まれなんだから仕方ないって思ってたんです
太郎は負けることをとても嫌がります。
だからゲームには自分から参加しようとしません。
難しくて出来そうにないことも最初から拒否します。
今日の姫たちを見て思いました。
「負けたっていい。目標に向かって頑張ることこそ大事。
悔いのない結果なら笑っていられる。
次も頑張ろうって気持ちが素晴らしい」
そして、姫が確実にこんな風に学んでいるって思うと嬉しくて
太郎もいつか姫たちみたいに考えられるようになって
「今回はアカンかったけど、次で頑張るわ~」って笑って言ってくれると信じて・・・
クラブの中では人間関係が色々と複雑です。
子供たちも、親も
そんな中、姫は悩みながらも、自分の信じるように行動しているみたいだし
もちろん私も我が道を行くしか出来ないです
他の保護者の方とのお付き合いは気の置けない方とはそこそこ
苦手&困った方たちとは距離を置きつつ
人は一人では生きてはいけないと思っているので、付き合わないわけにはいきません。
持ちつ持たれつ 付かず離れず
そんな中でも気持ちを一つにして頑張った子供たちに敬意と感謝を
感動をありがとう