UVライトをコレクションケースに向けて無差別乱射していたら(物騒だなおい)、ブレスレットの中になにやら妖しく光るのがある。
明かりをつけて見てみたら、何とラピスラズリ。安いものだけど無茶無茶安いというわけではない。
取り出してもう一度UVを当ててみたら、爆笑。ばんらばんらで、めちゃくちゃ。
動画はこちら。
安物なので充填した樹脂が光っているのか、と疑ったけれど、他の安物は光らない。
別のお店でおまけにもらった「アフガニスタン産未研磨」の小タンブルを照らしてみると、これも光る。
一応AAとして売られていた小タンブルを照らしてみると、派手ではないが赤っぽく光る。ただし写真には写らないみたい。
あれえ、ラピスって蛍光するんかいな。
まあソーダライトグループの鉱物だし、ソーダライトが蛍光するのは有名みたいだから、ラピスが蛍光しても異常ではないのでしょう。
しかしなんでこんな無秩序な光り方をするのか。わけわかりません。
前の記事でラピスラズリのことを「こちらの愛でる手をはねのける氷の王女」などと形容しましたが、こりゃ撤回ですな。
氷の王女の別の顔。夜の顔というとちょっとエロい。お嬢様、ずいぶんお派手でいらっしゃいますね。(よしなさい)
しかし、世に蛍光鉱物を愛好する人は多いのに、ラピスの蛍光の話は出て来ない。蛍光するのは純粋ではないものなのかな。でも、きれいで面白ければいい。宝石を求めているんじゃないから。へたな「蛍光鉱物」よりよっぽど派手に蛍光しているのだから、面白お買い得かもしれない。
面白いアクシデントでした。