ハーライトでごじゃる。
というのは少し嘘。クリスタルワールドさんで売っている「入浴用岩塩」です。一緒にお風呂に入る。溶けてなくなるけど。
お塩。なめるとしょっぱい。地面から出てくる石のような塊を岩塩と呼ぶ。鉱物名がちゃんとあって、ハーライト(Halite)。NaCl って当たり前か。ロックソルトとも。
まあこれもハーライトと言えば言える。安価だから入浴用にしてしまうだけで。
ヒマラヤ産とのこと。黒は硫黄入りで温泉の匂いがし、ちょっと溶けにくい。ピンクは無臭で溶けやすい。
けっこう大きくて、写真のピンクは45グラム、黒は73グラム。
約800グラムで900円。グラム1.125円。ひとかけ50グラムとして56.25円。入浴剤は安いものがたくさんあるけれど、バスソルトならこのくらいが普通でしょう。とにかく掘り出して割ったまんまなので、もろ天然。ハーライトのお風呂なんて、素敵じゃない?
て、あちきはジャ○ネットか。
ハーライトはお塩だから水で溶ける。美しいハーライトの結晶標本があちこちで売られていて、特にブルーのなんかはびっくりするほど美しく見えるけど、保管には気をつけなくてはならない。溶かしてしまったという書き込みをツィッターで見たことがある。けどこの入浴用はそんなに溶けやすくないぜ。石によりけりなのだろうか。マグネシウムが混じると潮解性が増すという説もある。
問題は効果。
カミさんは激賞。入っていると手がじわじわすると言うし、出た後ぽかぽかだとも。便通効果もあるらしい。
あちきもぽかぽかは感じる。バスソルトなんて気のせいだろと長年思ってきたけど、これだけ長く売られているというのはなにがしかの効果はあるのでしょうね、と思った。人によりけりだろうけど。加えて、黒いやつは硫黄の匂いがしていい。
またジャ○ネットになってしまった。
贅沢、という見解もあるけれど、浴槽に毎日入るわけではない。週に一、二度だったらこのくらいはいいでしょう。
なんか最近の若い人たちは浴槽にあまり入らないようで、シャワーのみのマンションもできていて人気だとか。西洋人化しているのかな。湯船に浸かりたい時は銭湯かサウナに行くとか。それも一手ですね。
まあ浴槽に湯を溜めるなんて、考えてみればかなり贅沢だしね。江戸時代の銭湯は蒸し風呂だったらしいし。
週に二回くらい、ハーライト風呂。そのくらいはいいでしょう。
おまけ。
この前、ピンクのやつを溶かして入っていたら、お尻に何かちくちくと当たる。見てみたら、4ミリほどの平らな透明結晶。なめてもしょっぱくない。これは何じゃ?
結晶面がけっこうきらきらしてきれい。素人だから鑑定などできない。水晶ってこんな平らな結晶になるか? フェナカイトとかだったらいいのに。いや、フェナカイトということにしておこう。レアストーンのおまけ付きの岩塩風呂だあ。(あほか)