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牛乳パックで舟の工作

2021-06-04 14:42:18 | 作って遊ぼう教室
 牛乳パックを見ると、半分にすると舟になりますね。また、牛乳が入っていますから水に強く舟にはぴったりです。
 ご覧の通りハサミで切るだけで簡単に作れます。しかし、切ってみるとまっすぐ切るには難しさがありますから、まず大人が体験して、その後に、作り方のコツを伝えてやる必要があると思います。

 ここでは、次の①②③の3種類を作ります。



 それでは、作っていきましょう。

 牛乳パックを洗うときには、口を全部開けますが、ここでは舟の先端のとんがりが必要ですから、注ぎ口そのままで、洗って乾かしたものを使います。

舟①

 切り取り線を黄色の線で示しました。



 見えない部分の切り取り線をちょっと暗い色で示しました。



 注ぎ口の方からハサミで切り取り線を切ってください。あらかじめ線引きしておくとやりやすいです。
 牛乳パックの底を切らないのは、ハサミで切れないほど硬くなっています。無理して切るとケガをする恐れがあるほどです。底は切らないのが賢明です。

 完成です。



 一番簡単な舟です。タライに水を入れたりお風呂で遊んだりすると楽しいです。お人形さんを乗せたり、荷物を載せたりといろいろ遊ぶにはもってこいですね。ずーっと遊び続けても、よれたりしませんのでいいですよ。

 もしも、池や川で遊ぶときには、安全に十分注意して下さい。

舟②

 切り取り線を示したものです。





 まず、注ぎ口からハサミで切っていきます。それで船首の部分が切り取れます。
 船尾の部分は、最初のひと突きとしてハサミを突き刺してもいいですがチョッと危険です。一番いいのが、角をハサミで切り込むことです。ただし、大きなハサミ(裁ちバサミや料理用ハサミ)で切り込んでください。すんなり切ることができます。

 出来上がりです。




舟③





 出来上がりです。




 ちょっと台所で浮かべてみました。



 喫水線(きっすいせん:舟が浮かんだときの水面ぎわの線)は船底から1~2mmほどしかありません。いっぱい何かを積んでも沈みません。色んなことをして遊べそうです。

 ①②③をあらかじめ作って見せるといいと思います。すると、色々と空想が広がって、自分だけの舟が描けると思います。それはきっと作るのが難しいので、大人が手助けをするところがありますから、工作を見守ってください。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。