最寄りの小学校で16日(金)に各種サイコロづくり教室を開催することになりました。前回正十二面体を作ることに苦心している児童がたくさんいたので、改良を試みてみました。
まず、一般的な型紙の困難な点です。
左側の型紙が一般的なものです。これをのりしろ①から順番にのり付けをしていくと①②③④⑤までは順調にいきますが、⑥からは次々に貼るときの”ずれ”が積み重なっていって形が変になってしまうのです。やり直し・貼り直しばっかりでなかなか先へ進みません。できないと見通しがつかないで”むしゃくしゃ”してしまい、あげくのはてはクシャとつぶしてしまうことになりかねません。
そこで改良した型紙が右側です。正八面体のように一つの折り目でつながった半球2つをカパッとくっ付けるタイプのものにしました(つながった2つの四角錐をくっ付けて正八面体を作る)。2つの半球部分のつくり方には”歪(ひずみ)”が小さくて容易です。最後の半球同士の”くっ付け”には繊細なところがありますが、できる寸前なので”意欲”をもって取り組めます。半球的なものを2つ作ってそれをかぱっと合わせるという先の見通しもつきますね。
それでは実際に作っていきましょう。
次のように、A4厚画用紙に印刷したものを準備しました。この用紙は最後にpdfファイルで提供できるところがあります。
これからひとつの型紙を切り取ります。実線(―)の部分を切り取ります。切り込みを入れるところも10ヶ所ありますから忘れないように切ります。
切り取ったところです。下側は実際に切り取ったものの写真です。
次に破線(‐ ‐ ‐)に折り目を入れます。
点線の裏側に定規を当てて折り曲げると折り目が入ります。定規ではなくても机の角でもいいですね。周辺のまっすぐなものを活用して折り目を付けてください。
折り目を全部付けたところです。
のりしろ①~⑤をのり付けしたところです。
のりしろ⑥~⑩をのり付けしたところです。
更にのりしろ⑪~⑭をのり付けしたところです。
後は”パカッ”と被(かぶ)せるだけですね。のりしろ⑮がいっぱいありますから、そこにのりを付けて被せてください。
のりが乾いたら完成です。
これができ上がった正十二面体サイコロです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次の図をタップしてもらうとpdfファイルがダウンロードできます。よかったらご活用願います。
http://hirakugakkou.web.fc2.com/saikorosinntukurikata/12Ctennkaizu6tu.pdf
まず、一般的な型紙の困難な点です。
左側の型紙が一般的なものです。これをのりしろ①から順番にのり付けをしていくと①②③④⑤までは順調にいきますが、⑥からは次々に貼るときの”ずれ”が積み重なっていって形が変になってしまうのです。やり直し・貼り直しばっかりでなかなか先へ進みません。できないと見通しがつかないで”むしゃくしゃ”してしまい、あげくのはてはクシャとつぶしてしまうことになりかねません。
そこで改良した型紙が右側です。正八面体のように一つの折り目でつながった半球2つをカパッとくっ付けるタイプのものにしました(つながった2つの四角錐をくっ付けて正八面体を作る)。2つの半球部分のつくり方には”歪(ひずみ)”が小さくて容易です。最後の半球同士の”くっ付け”には繊細なところがありますが、できる寸前なので”意欲”をもって取り組めます。半球的なものを2つ作ってそれをかぱっと合わせるという先の見通しもつきますね。
それでは実際に作っていきましょう。
次のように、A4厚画用紙に印刷したものを準備しました。この用紙は最後にpdfファイルで提供できるところがあります。
これからひとつの型紙を切り取ります。実線(―)の部分を切り取ります。切り込みを入れるところも10ヶ所ありますから忘れないように切ります。
切り取ったところです。下側は実際に切り取ったものの写真です。
次に破線(‐ ‐ ‐)に折り目を入れます。
点線の裏側に定規を当てて折り曲げると折り目が入ります。定規ではなくても机の角でもいいですね。周辺のまっすぐなものを活用して折り目を付けてください。
折り目を全部付けたところです。
のりしろ①~⑤をのり付けしたところです。
のりしろ⑥~⑩をのり付けしたところです。
更にのりしろ⑪~⑭をのり付けしたところです。
後は”パカッ”と被(かぶ)せるだけですね。のりしろ⑮がいっぱいありますから、そこにのりを付けて被せてください。
のりが乾いたら完成です。
これができ上がった正十二面体サイコロです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次の図をタップしてもらうとpdfファイルがダウンロードできます。よかったらご活用願います。
http://hirakugakkou.web.fc2.com/saikorosinntukurikata/12Ctennkaizu6tu.pdf