〔紙飛行機の自由研究〕の先端の折り方Bの研究中に、これまでにない紙飛行機が見つかりました。いかがですか。鷹(たか)に似ていませんか。他に鷲(わし)とかトンビの名前も考えてみましたが、どれもタカ目タカ科で、大きいものをワシ・小さいものをタカ・人の身近にいるものをトンビということだそうなので、鷹(たか)紙飛行機と命名しました。
3/11におーじーうえもんさんからコメントがあり「むかし作っていました。トンビと呼んでいました。」ということでした。新発見ではなく再発見でしたね。名前は“トンビ紙飛行機”に改めます。おーじーうえもんさん、ありがとうございました。
ツバメ紙飛行機は、翼の先端の風切り羽が長く速く飛ぶのに適していますが、このタカ紙飛行機は、風切り羽は短く、人の肩にあたる部分が長く一直線になっていますので、速さはそんなに速くなくゆっくり飛んでいく感じです。「トンビがくるりと輪を描いた」という歌詞が思い出される飛び方です。投げ上げてもあまり上がりません。肩の抵抗が大きいようです。しかし、速さを押さえて斜め上に投げると、す~と飛んで行ったり、クルリと輪を描いたりします。小さなものを作って室内で飛ばしてみるのがいいと思います。
では、作り方を紹介します。今回は新聞のチラシを使って作りました。A3の大きさのチラシです。
チラシは何度も折り曲げると、折り目を割(さ)くことができます。5回以上は折って折ったら爪を立てて折り目をシゴイています。
割いて、A5の大きさが4枚できました。これから4機が作れます。
その中から1枚を使います。
まず、矢印のように、長辺の真ん中を探すために、角と角を合せて折ります。
折り目の部分が中央の点(線)です。
開いたところです。
中央点と中央線(折り目)がわかりました。
下の角(短辺)を中央点を(中央線)に重ねて折ります。
折ったところです。
次は、縦の中央線を決めるために、角と角を合せて横に折ります。折り目が中央線です。
開いて山折り状に机の上に置きます。
置いたところです。折ったところが見える面を上にします。こういう表か裏かは飛び方に大きく影響しますので、注意してください。
下の短辺の左側を中央線(折り目)に合せるように折ります。
右側も同じです。
下の先端を、角の集まったところまで折って、折り目をしっかり付けます。
この折り目を次に使いますので開きます。
折り目は赤線(ー)で現しています。
赤線の折り目を青線(ー)を引いたところに重ねて折り曲げます。
折り曲げたところです。
上の角と角を重ねて折り曲げます。このとき、折り曲げた部分が見えるように折ります。
折り曲げたところです。
これから翼を作っていきます。
鷹の翼を真似て写真のようにハサミで切っていきます。
子どものときのツバメ紙飛行機の場合と同じように、指でチギッてもかまいません。写真が標準の切り方と思ってください。切り方を工夫してみてください。例えば、大鷲は“ひし形(◇)”トンビは“扇形”というぐわいです。
切ったところです。これを広げると
このようになります。タカの形になりました。
鷲(ワシ)とトンビの形も作ってみました。
このように、折り曲げる角度を調整してタカ紙飛行機となります。
角度の調節は、小さいとクルクルと回るだけになってしまいます。大きすぎると木の葉のように落ちてしまいます。これを参考に、角度を変えて飛ばしながら探してください。
次のように翼を湾曲させると、大変安定して飛行します。調整角度も格段に広い範囲になります。
湾曲させる方法です。前の方は紙が重なっているので厚く硬くできていますので、指でつまんで形を整えることができます。また、その場合、後部の方も自然と整ってきます。
投げ方ですが、一般の紙飛行機のようにつまむところがありませんね。そこで、折り目の見える部分を上にして、前の方をつまみます。それをそのまま投げると、スムーズに折り目の部分を下にして飛んでいきます。何度も繰り返して上手になってください。
コメントで“研究員”さんから投げ方を教わりました。
ツバメ紙飛行機は、翼の先端の風切り羽が長く速く飛ぶのに適していますが、このタカ紙飛行機は、風切り羽は短く、人の肩にあたる部分が長く一直線になっていますので、速さはそんなに速くなくゆっくり飛んでいく感じです。「トンビがくるりと輪を描いた」という歌詞が思い出される飛び方です。投げ上げてもあまり上がりません。肩の抵抗が大きいようです。しかし、速さを押さえて斜め上に投げると、す~と飛んで行ったり、クルリと輪を描いたりします。小さなものを作って室内で飛ばしてみるのがいいと思います。
では、作り方を紹介します。今回は新聞のチラシを使って作りました。A3の大きさのチラシです。
チラシは何度も折り曲げると、折り目を割(さ)くことができます。5回以上は折って折ったら爪を立てて折り目をシゴイています。
割いて、A5の大きさが4枚できました。これから4機が作れます。
その中から1枚を使います。
まず、矢印のように、長辺の真ん中を探すために、角と角を合せて折ります。
折り目の部分が中央の点(線)です。
開いたところです。
中央点と中央線(折り目)がわかりました。
下の角(短辺)を中央点を(中央線)に重ねて折ります。
折ったところです。
次は、縦の中央線を決めるために、角と角を合せて横に折ります。折り目が中央線です。
開いて山折り状に机の上に置きます。
置いたところです。折ったところが見える面を上にします。こういう表か裏かは飛び方に大きく影響しますので、注意してください。
下の短辺の左側を中央線(折り目)に合せるように折ります。
右側も同じです。
下の先端を、角の集まったところまで折って、折り目をしっかり付けます。
この折り目を次に使いますので開きます。
折り目は赤線(ー)で現しています。
赤線の折り目を青線(ー)を引いたところに重ねて折り曲げます。
折り曲げたところです。
上の角と角を重ねて折り曲げます。このとき、折り曲げた部分が見えるように折ります。
折り曲げたところです。
これから翼を作っていきます。
鷹の翼を真似て写真のようにハサミで切っていきます。
子どものときのツバメ紙飛行機の場合と同じように、指でチギッてもかまいません。写真が標準の切り方と思ってください。切り方を工夫してみてください。例えば、大鷲は“ひし形(◇)”トンビは“扇形”というぐわいです。
切ったところです。これを広げると
このようになります。タカの形になりました。
鷲(ワシ)とトンビの形も作ってみました。
このように、折り曲げる角度を調整してタカ紙飛行機となります。
角度の調節は、小さいとクルクルと回るだけになってしまいます。大きすぎると木の葉のように落ちてしまいます。これを参考に、角度を変えて飛ばしながら探してください。
次のように翼を湾曲させると、大変安定して飛行します。調整角度も格段に広い範囲になります。
湾曲させる方法です。前の方は紙が重なっているので厚く硬くできていますので、指でつまんで形を整えることができます。また、その場合、後部の方も自然と整ってきます。
投げ方ですが、一般の紙飛行機のようにつまむところがありませんね。そこで、折り目の見える部分を上にして、前の方をつまみます。それをそのまま投げると、スムーズに折り目の部分を下にして飛んでいきます。何度も繰り返して上手になってください。
コメントで“研究員”さんから投げ方を教わりました。
手を離すときが難しいようですが、最初から飛行する姿勢で投げるようです。
このことから私の方で工夫したのがこれです。
投げ上げるのには最適な投げ方だと思いました。研究員さんありがとうございました。
投げ方が難しい場合は、写真のようにつまめる部分を作ってやってもかまいません。翼が小さくなって揚力は落ちますが、その変化はわずかです。
このときの投げ方です。
いかがでしたか。一つ一つの写真を追って作っていけば難しいことはありません。ぜひ作ってみてください。ネットで探しても“タカ紙飛行機”は見つかりませんので、これが新作だと思います。ぜひ、皆さんに親しんでもらったら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
〔パソコンサイト(タップ)〕
このときの投げ方です。
いかがでしたか。一つ一つの写真を追って作っていけば難しいことはありません。ぜひ作ってみてください。ネットで探しても“タカ紙飛行機”は見つかりませんので、これが新作だと思います。ぜひ、皆さんに親しんでもらったら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この研究は、小学校低学年の児童に、簡単で良く飛ぶ紙飛行機を提供しようというコンセプトで自由研究をしています。これまでのものとはちょっと違う簡単に作れるものです。思い返すと私も高学年になってツバメは教わりました。難しい作り方で、飛ばし方も変わっているので、高級なものを教わって作れるようになったとちょっと成長した気分になったことを覚えています。
ツバメのブログhttps://blog.goo.ne.jp/hiraku2014/e/02b4383cfd49bc4436155869debaae03
ツバメは少し前にブログにして掲載しています。投げ方もつばくろさんのように掲載していますが、手から離れるときにちょっと変なんです。反転しないといけないんです。上に投げ上げるときはいいんですが前に投げるときに、柔らかい紙の場合、形が狂ってしまいます。そこで、トンビのように巡行速度が遅い場合には、記載したように“つまんで”という方法に至りました。
ご指摘ありがとうございました。
おはようございます。ネットでかなり調べましたが、トンビという名前で昔からあったんですね。教えていただいてありがとうございました。軒並みに作り方を調べている中で発見しました。
再発見ということ、名前は“トンビ”ということですね。
ありがとうございました。
トンビと呼んでいて
むかし、よく作って遊びました
作り方を忘れてしまったので
このブログはとても参考になりました
ハサミで曲線を切るところは
手でちぎって作っていましたので
飛び方が不安定でしたが
それがかえって面白かったことを覚えています
また、作って孫達と遊んであげようと思います
ありがとうございました