hiro_tagebuch

アマチュアVn&Va弾きの日記です

Verona

2010-08-02 08:00:17 | Reise
Innsbruckをお昼過ぎに出て、Veronaへ

ここでのお目当てはもちろん、
Verona野外オペラ


まずは、予約していたチケットをゲットするためもあり、
アレーナ(円形闘技場)へ



↑ アレーナの外観
オペラフェストの看板もあります

しかし、、、暑い
歩いているだけで嫌になってしまうくらいに暑いっ
チケットをゲットし、すぐにアイス
なんとか身体をリフレッシュし、もうひとつのターゲットへ



↑ ジュリエッタの家


そう、ベローナは野外オペラともうひとつ、「ロミジュリの街」として知られています。
ここはそのジュリエッタの家(とされている家、真偽のほどは
バルコニーでは両手を広げている観光客が後を絶ちません

触れると幸福になるというジュリエッタの像もあり、、、
何故か胸の部分がピカピカ



↑ ジュリエッタの家の3階くらいからの写真。
いかにも演劇に使いそうな屋上が見えます。


その後、一度ホテルに戻って一休みをした後、再びアレーナへ

アレーナの周りは、会場で使う座布団やら、かき氷やらを売る屋台がいっぱい。
オペラ目当ての観光客もいっぱい。
そして、身支度中の出演者もいっぱい



↑ 出演者も気軽に写真に応じてくれます


会場に入り、そろそろ開始という頃:



↑ 客席でキャンドルが次々に灯されます



↑ ベル係?の出演者
一般のオペラハウスやコンサートホールでは、いわゆる1ベル、2ベルが放送で流れます。
ここベローナの野外オペラでは、写真の女性が舞台中央に出てきて、ドラを鳴らすのがベル替わりです


そうそう、肝心の演目は:
ベルディ: 「アイーダ」

ここで観るならやっぱり、アイーダ、だと思ってチケットを取りました。
ご存じの通り、アイーダはその出演者の数、舞台の規模、などなどがとても多く/大きく、この野外オペラならではの空間を十二分に楽しめます。



↑ 第2幕第2場から「凱旋の場」:
きらびやかで豪華な舞台


このオペラは全4幕で、ベローナ野外オペラの場合は終了が深夜1時を周ります。
さすがにこれはきついので、第2幕終了時に退席。
アレーナ外に出てみると、2幕で帰路に着く人がひっぱい

オペラそのものを楽しむというよりは、その会場の雰囲気を味わうというイベントです。
家族連れを中心に、2幕で帰る人が多いのも納得です


最後まで観たい気持ちも多分にあり、後ろ髪をひかれつつ、ホテルへ向かいました

豪華な舞台、雰囲気の野外会場で、アイーダが観られただけでも幸せですね