複雑系と偶然

https://note.com/hiroki_nara/n/n4273d417f741

F1 マレーシアGP 予選 セバスチャン・ベッテル(レッドブル)ポールポジション

2011-04-10 15:46:24 | F1

セバスチャン・ベッテル(レッドブル)逆転の勝利ポールポジション。
ルイス・ハミルトン(マクラーレン)後はスタート次第。
マーク・ウェバー(レッドブル)タイム差は埋めた後は勝つだけ。

小林可夢偉(ザウバー)今度こそ入賞を果たす。

>マレーシアGP予選結果は、1位ヴェッテル、2位ハミルトン、3位ウェーバー、4位バトン、5位アロンソ、6位ハイドフェルド、7位マッサ、8位ペトロフ、9位ロズベルグ、10位小林、11位シューマッハ、12位ブエミ、13位アルグエルスアリ、14位ディ・レスタ、15位バリチェロ、16位ペレス、17位スーティル、18位マルドナド、19位コヴァライネン、20位トゥルーリ、21位グロック、22位ダンブロシオ、23位リウッツィ、24位カーティケヤンとなった。

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権力の空白 東日本大震災

2011-04-10 15:37:19 | news

<首相執務室は開かずの間 「何かあったらお前らのせい」
官僚の足遠のく

 「やっと精神的な安定期に入った」「気力がうせているのではないか」-。そんな臆測が乱れ飛ぶ。各国外交官も政府関係者に「首相は本当に大丈夫なのか」と真顔で問い合わせてくるという。

 なぜ扉が開かないのか。理由は一つ。よほどの緊急時でない限り、誰もノックしようとしないからだ。官僚であろうが、政務三役であろうが、誰かれかまわず怒鳴り散らす。ある官僚は、東京電力福島第1原子力発電所の事故の最新状況の報告に入ったところ、菅から頭ごなしに、こう言われた。

 「そんな話は聞いていないぞ」>

末期的症状だ。こんな首相に復興の指揮を取らせたらいけない。
良くなるものも良くならない。

<日本の官僚は「首相がすでに知っている話を報告したら恥だ」と教育されてきた。マスコミに政策をスクープされることを嫌う最大の理由はここにある。ところが菅には通用しない。

 官僚の訪問は絶えた。4月に入り、官僚が首相執務室を訪ねたのは7日まででわずか8組。ある官僚は吐き捨てるように言った。

 「民主党政権であろうと大連立であろうと何でもいい。とにかく首相だけは代わってほしい。もう官邸を見るのも嫌だ…」

 さすがの菅もまずいと思ったらしい。3月26日、前国土交通相・馬淵澄夫を首相補佐官に起用したあおりで首相補佐官を外された衆院議員、寺田学の机を首相秘書官室に置かせ、「開かずの扉」の“開閉係”を命じた。34歳の寺田は64歳の菅と親子ほど年が離れているせいか、腹も立たない。腰が軽く頭の回転が早いところも気に入っているようで妻・伸子と並ぶ「精神安定剤」となっている>

代表選で菅首相でなく小沢氏を選んでいたら
状況はもっと違ったものに成ったはずだ。

<もう1人、頻繁に首相と会っている男がいる。内閣情報官・植松信一。官邸の裏通路を使い首相執務室に出入りするので新聞などの「首相動静」に載ることはないが、週に2~3回は報告に入っているという。

 植松の報告で菅がもっとも神経をとがらせているのは政界の「菅降ろし」の動き。次に気になるのは内外メディアが自らをどう報じているかだという。

 ある官僚は執務室に山積みされた新聞や雑誌の切り抜きを見て愕然(がくぜん)とした。記者団のぶら下がり取材に応じないどころか、災害対策基本法に基づく中央防災会議さえ開こうとせず、執務室に籠もって一人で新聞や雑誌を読みふけっていたとは…。そこに未曽有の国難にどう立ち向かおうかという発想はない。>

もう分かったろう首相に成って何かをするのではなく
首相に成る事が目的だった。そんな人に統べる権利はない。
周りの者が責任を取って首相の座から引きずり下ろすしかないのだ。

平時ならまだしも有事に無能は犯罪だ。
救える命も救えず歴史に汚名を残すだけだろう。

<「現場見てないだろ」

 「どんなことがあっても原発の異常を食い止めるんだ。みんな覚悟はできているだろうな!」

 3月11日午後4時25分すぎ。東電福島第1原発の異常を伝え聞いた菅は、首相官邸地階の危機管理センターから執務室に移ると、官房長官・枝野幸男ら官邸スタッフを前にこう命じた。鬼のような形相に一人はこう感じた。「死者が出ることを覚悟しているな…」

 東工大応用物理学科卒で「ものすごく原子力に強い」と自負する菅はさっそく執務室にホワイトボードを持ち込み、原子炉の格納容器への海水注入などを次々に指示。午後10時に経済産業省原子力安全・保安院から炉心溶融の可能性を指摘されると菅は12日午前1時半に炉内の蒸気を排出するベントを急ぐよう指示した。

 ところが、東電の反応は鈍かった。しびれを切らした菅は午前6時14分、陸上自衛隊のヘリに乗り込み第1原発の視察を強行。「こっちは人命を考えてやっているんだ。早め早めにやらなきゃダメだ」と東電副社長・武藤栄に詰め寄った。

 「東電の見通しは甘い。どうなってるんだ!」

 菅の意気込みはますます空回りし、秘書官らに当たり散らした。保安院幹部らの説明にも「お前たちは現場を見てないだろ!」。面識もない官僚に突然電話で指示を出し「何かあったらお前らのせいだぞ」と責任をなすりつけた。>

人望のない首相、動かない役人、この国は
いつから無政府状態になったんだ。
地震は天災だが原発事故は人災だ。
責務を全うしなかった者が居る。

<原子力災害対策特別措置法を適用すれば、首相はいろいろな指示が出せる-。これを説明すべく2人は17日に菅と面会した。

 「指示はとっくに出した。なぜ進まないんだ!」

 菅は逆ギレした。ところが菅の「指示」とは口頭で個別の官僚に命じただけ。これでは官僚組織は動かない。長島らは慌てて指揮系統を自衛隊に一元化させる関係閣僚への「指示書」を作成させた。これがその後の放水作業につながった。

 それでも菅は納得しなかった。18日に官邸を訪ねた元連合会長で内閣特別顧問・笹森清にこんな不満を漏らしている。

 「現場の意思疎通がうまくいっていないんだ…」>

首相自ら混乱の火種に成っている。
それに気が付かないのは不幸だ。
そんな人に全権を任せてる国民はもっと不幸だ。

<高飛車、淡泊 伝わらぬ指示

 首相・菅直人の官僚機構と東電への不信は深まるばかり。東工大教授で原子炉工学研究所長の有富正憲らを次々と内閣官房参与として官邸に迎えたことは証左だといえる。

 その数はすでに6人。「セカンドオピニオン」を背後に付け、菅はますます高飛車になった。東京電力や原子力安全・保安院などが自らの指示に抵抗すると「俺の知ってる東工大の先生と議論してからこい」と言い放った。

 ところが、3月末になると菅はすっかり淡泊になった。首相補佐官・細野豪志が、日課となった東電福島第1原発の状況を報告しても「そうかあ…」「それでいい」-。どうやら事態の長期化が避けられないことを悟り、気合を持続できなくなったようだ。

 菅は4月1日の記者会見で「専門家の力を総結集しているが、まだ十分安定化したというところまでは立ち至っておりません」と長期化をあっさり認めた。

 淡泊になったのは理由がある。東日本大震災の発生後、菅の頭は原発でいっぱいだったが、ようやくガソリンや物資供給など被災者支援が後手に回っていたことに気づいたようだ。>

気が付くのが致命的に遅いこれでは避難所で
命を失った人が報われないだろう。

< ◆政務三役も「無言」

 実は首相官邸の指示がなくても各省庁は阪神・淡路大震災を先例にさまざまな被災者支援や復旧策をひそかに準備していた。ところが政務三役の「政治主導」が障害となった。

 ある局長級官僚は「官邸も動かないが、政務三役も何も言ってこない」といらだちを隠さない。

 民主党政権になり、政務三役に無断で仕事をやってはいけないという「不文律」ができた。「勝手なことをやりやがって」と叱責されるのを覚悟の上で官僚機構は黙々と対策を練ったが、実行のめどは立たない。政治不在がいかに恐ろしいか。官僚らは思い知った。>

政治の無策は被害を拡大させる。
こんどの失敗は神戸を見殺しにした。
村山内閣と同じ過ちを繰り返している。

遅すぎる救援は価値がないのだ。
死んだあとで救助の手が差し伸べられても、
後世のものの失笑を買うだけだ。

今すぐ首相を変えよ。これ以上の
愚行は要らぬ。

<◆自衛隊に多大な負担

 自衛隊も官邸の機能不全の被害者だといえる。

 「遺体の搬送や埋葬まで自衛隊が背負わされているんだぞ!」

 3月23日、防衛相・北沢俊美は厚生労働省に怒鳴り込んだ。自衛隊の本来任務は行方不明者の捜索だが、遺体を発見すれば市町村に渡す。ところが市町村は被災で動けず葬儀業者も見つからない。やむなく遺体安置所から埋葬地までの遺体搬送や埋葬までも自衛隊が請け負った。救援物資輸送やがれき撤去などの任務にも影響が及んでいた。

 北沢は3月18日に官房長官・枝野幸男に調整を求めたが、官邸の最終的な返答は「関係省庁でよく協議してほしい」。そこで北沢は埋葬を所管する厚労省との直談判を試みたのだ。

 厚労相・細川律夫も「確かに自衛隊ばかりにお願いするわけにはいかないな」と応じ「官邸抜き」の調整が始まった。結局、事務レベルの関係省庁連絡会議が開かれたのは4月1日。運輸行政を担う国土交通省の協力を得て民間業者による遺体搬送態勢が整ったのは4月5日だった。

 「政治家だけじゃなくてあらゆる者を総動員させるべきだ。要は役人をどう使うかなんだ」

 国民新党代表・亀井静香は2日、こう忠告したが、菅はのんきに返答した。

 「まあ役人を使えるのは一に亀井さん、二に私、三に仙谷さんだな…」(敬称略)>

何もかも遅いそれに尽きる。
遣るべき事が分かってるのに
上が無能だと現場に優秀な者が
居ても足を引っ張られ満足に
働く事が出来ない。

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優先順位の勧(すす)め 東日本大震災

2011-04-08 16:12:17 | news

阪神大震災から16年

今は有事だ。人間が最低の生活を強いられる。
そんな中では ペットは自己責任で扱うべきだろう。

こういうとペットは人の命と同じだと言う人がいる。
平時ならそれも良いだろう。有事にはそうはいかない。

これに納得いかない人は 有事を語る資格は無いだろう。

極限状態では人間でさえ多数を助ける為に
少数を見捨てる。それが有事の正しい定義だ。

原理原則は真理であり摂理だ。

何を拾い何を捨てるのかそれが肝心なのだ。

<特に原発事故については、普段聞き慣れない専門用語がニュースで飛び交うこともあり、政府や東京電力が発表する情報に対して疑心暗鬼になっている人が多い。

 大地震の発生後、「福島原発から放射能漏れが確認された」と報道されると、飲料水、カップ麺、パン、トイレットペーパーなど、ありとあらゆる食料・生活用品が買い占められ、コンビニやスーパーの棚からはあっという間に商品がなくなった。

 さらに、福島原発に近い地域の農作物や水産物から「放射性物質が検出された」と報道されたことを機に、今度は買い控えが広がり、深刻な風評被害が続いている。>

買占めにも同じ事が言える。
物が品薄だから不安に襲われ要らぬものまで買い占める。
そして放射能漏れが顕在化すると今度は買い控えが起きる。

遣って良い事と悪い事の区別がつかないのだ。

<気象庁によると、地震の規模を示すマグニチュードは7.4、震源の深さは約40kmと推定される。東日本大震災の余震で震度6強を観測したのは初めてという。>

マグニチュード7.4と深さ40kmにしては 震度6の地域が多すぎな感がする。
今後マグニチュードが改訂されるのか注視したい。

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核汚染水の放出 東日本大震災2

2011-04-07 17:39:48 | news

阪神大震災から16年

<その上原氏は、放射能汚染水を海洋に流し続けるという決定を下したばかりの政府に対して、繰り返し嘆いた。

「なんで、あんなことをしたのか。海洋に放射能汚染水を流すなんて信じられませんよ。誰がそんなバカなことを決めたのか。これで日本は世界中を敵に回した。恥ずかしい。せっかく信頼のある国だったのに、本当になんてことをしてくれたんだ」

 いまや政府と東京電力による愚かな決定の数々は、日本を「海洋汚染テロ国家」に仕立て上げようとしている。


かくて愚行は繰り返される。
ここは一つ最高責任者である菅首相に責任を
とって貰う他ないでしょう。

<何より、今回の海洋汚染については、日隅一雄氏と木野龍逸氏の両氏による再三の追及によって、東電がその事実を渋々認めたことが大きい。

 仮に、こうしたフリージャーナリストがいなかったら、事実はほとんど何も明らかになっていなかっただろう。

 それでも海洋汚染については3月23日から事実の追求が始まったにもかかわらず、事実を認めたのは4月2日になってからのことだった。万事がこの状況である。>

癒着しては追及できない。
それが明らかになったのだと思う。

<そもそも、テレビ・新聞が使っている「低濃度」という言葉は東京電力の造語だ。通常の環境基準の100倍以上、つまり普通に考えれば高濃度なのである。この点を東京電力に問うと「相対的なものであり、高濃度と比べて低濃度であるということです」という木で鼻をくくったような回答が返ってきた。>

大本営発表を繰り返す者には罰が必要だ。

<故意に汚染水を海洋投棄するという行為は、ロンドン条約、あるいは国連海洋法条約などの国際法に抵触する可能性がある。東電にその懸念を伝えると「そのようなことは想定していない」と驚くべき返事が返ってきた。

 日本は世界の敵になるのではないか。海洋汚染は日本1ヵ国の問題ではなく、世界全体の問題である。

 まさか政府はそのことを知らないわけではない。菅首相は、自らが海洋への放射能汚染という環境犯罪の「首謀者」になっていることをきちんと認識すべきである。>

政治主導できっちり責任をとって貰おう。
取り返しのつかないミスをしたのだから。

最初に決断をしなかった。或いは、
遅れたモノがいる。
その責務は大きいものだろう。

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核汚染水の放出 東日本大震災

2011-04-06 17:31:29 | news

阪神大震災から16年


<福島第一原発で放射能汚染水の放出が始まったことで、国際社会に懸念が広がっている。法的な枠組みの不備を指摘する声や、日本政府からの情報開示のあり方にいらだちも聞かれる。>

海水で気前よく冷却してきた結果だろう。
もっと早い段階でコンクリート注入出来れば
状況は違った筈だ。
廃炉を躊躇(ためら)った報いなのであろう。

<外交通商省報道官も「近隣国に心理的不安を与えるような場合は、事前に通報するぐらいの余裕があった方がいいのではないか」と、くぎをさした。韓国政府は今後、海洋汚染防止条約(ロンドン条約)などの国際法に違反しないかどうかの検討を進める方針だ。 >

問題があるが最早策は尽きた。

<声明の中で、FoEのデーモン・モグレン氏は「船からの放射性廃棄物投棄を禁じた国際条約(ロンドン条約)があるのに、日本が1万トンを超す汚染水を海に流すのは信じがたい」とコメント。ロンドン条約の規制が、陸地の施設からの投棄には適用されないという「抜け穴」を、東京電力と日本政府が利用しようとしていると批判した。 >

皆が使おうと思い抜け穴があったのだろう。
でなければ抜け穴はない。

現状はレベル6とレベル7の間。それが真実だろう。
だれも誰も責任を取らないならば
それはまともな国でないという事実が残る。

もはや残された手は少ないのだ。
汚染が早く濯(すす)がれる事を祈るしかないのだろう。

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大連立の問題点 東日本大震災

2011-04-05 18:14:44 | news

阪神大震災から16年


指導力と判断力に問題がある菅首相の続投は
悲劇の始まりだろう。
指導力が有れば福島第1原発での1から4号機で
水素爆発してはいない。

今は有事だ。有事に無能を使うのは犯罪だ。

その者に良心があれば自ら進退を決める筈だが。
菅首相にはその気はさらさらないらしい。
困ったものである。民主党代表選挙で
小沢氏を選ばなかった者達の責任は大きい。

放射性物質の拡散予測も隠していた。
万事この調子だ。

都合が悪いものは隠す、誤魔化す。
こんなことを遣っていては早晩、政府の
いう事を信じなくなるだろう。

水道の汚染、野菜の汚染、魚の汚染など
毎日何回でもやるべきだろう。

努力が出来るのに遣らないのも犯罪だ。
木目が細かい対応が求められている。

言う事がコロコロと変わるようでは不安が
募るだけである。

空虚な安心安全が踊るその様は滑稽な事
ではないだろうか。

歯の浮いた安全を念仏が如く唱えて済む
状況では最早ない。

無能なのは仮設住宅の建設を見ても分かる。
現在36戸、阪神大震災の時は1000戸以上
造っていた。
津波でやられた場所には造れないのは
分かるが余りに遅いだろう。

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プルトニウム汚染の責任 東日本大震災

2011-04-04 16:26:12 | news



阪神大震災から16年


<検出されたプルトニウムは、乾燥した土壌1キログラムあたり最大で0.54ベクレルと東京電力は発表した。

 この猛毒プルトニウムの検出は世界中に衝撃を与えた。BBCは速報を流し、ル・モンドもさらなる核汚染の危険性を伝えている。

 世界中のほとんどの新聞・テレビが、一面トップかあるいはトップニースで伝える中、相変わらず日本の大手メディアだけが、このニュースを矮小化して伝え続けている。

 今回もまた、大手メディアや大物評論家、あるいは会見に一度も来たことのないジャーナリストたちが、御用学者たちが声を揃える「α線であるため、紙一枚で防げる」「比重が重いために遠くまで飛ぶことはない」とプロパガンダにまんまと乗っかり、悪質な「安全デマ」をばら撒いているのだ。

 たとえば、きょうの産経新聞の記事もこの始末である。(以下ウェブ版より引用)

〈「土壌のプルトニウム 重い元素で遠くには飛ばず 人体に影響ないレベル」

 東京電力福島第1原子力発電所の事故で、敷地内の土壌から微量のプルトニウムが検出された。健康や農作物に影響はないのか。疑問をまとめた。


この状況でプロパガンダをする人間は信用してはいけない。
いつの時代でも耳に痛い事を言うものをパージしてはいけない。
東京電力はだいぶ前に進言した役員を切ってしまった為に
原子力発電所の技術に詳しい人は既に東京電力の首脳には居ないという事だ。

<Q プルトニウムとは
A 天然ではほとんど存在しない放射性物質で、呼吸などで体内に入ると骨や肺に沈着し、強い発がん性を帯びる。半減期は非常に長く、体内に入ると放射線を出し続け、排出されにくい。核分裂を起こして膨大なエネルギーを出すため核兵器の材料にもなる

Q 健康への影響は
A 28日に検出されたうち事故の影響と考えられるのは2ヵ所で、濃度は高い方で土壌1キロ当たり0.54ベクレル。過去、海外の核実験の際に国内で観測されたのと同じレベルで、東電は「通常の土壌中の濃度と同じ。人体に問題になるものではない」と説明している。経済産業省原子力安全・保安院や専門家も「ただちに健康に影響はない」との見解だ

Q どこまで飛んでいるのか
A プルトニウムは重い元素で、今回は遠くには飛んでいないと考えられている。また、プルトニウムが出す放射線「アルファ線」は、人体に影響は大きいものの空気中では3センチも進めず、紙1枚で遮ることができるとされる。ただ、東電は今後も土壌を定期的に採取して調べるという

Q 土壌の放射性物質が周辺の農地や農作物に与える影響も心配だ
A 土中の水分からの吸収は、葉もの野菜のように空気中の放射性物質が直接付着するより少ないと考えられている。半減期が8日と短いヨウ素や、現状では広範囲に広がっていないとみられるプルトニウムより、半減期が約30年のセシウムが問題になる。だが、土壌については、どの程度なら安全なのかといった基準値がないのが現状だ〉
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110330/dst11033022150069-n1.htm


プルトニウムそれ自体が猛毒なのは間違いがない
現状は責任取れる人がもはや居ないと言う事だ。
少なくとも菅内閣はだめだ。
判断力に問題が有る菅首相を補佐する人間が
居ないのだから・・・。

<なぜ安全性を
強調しなければならないのか

 少し考えれば、「α線で遮断しやすく、遠くまで飛ぶことはない」と「プルトニウムの危険性」が別問題であることは誰にでもわかる。

 にもかかわらず、なぜ安全性を強調しなければならないのか。そもそもプルトニウムの測定の単位だけが、これまでの放射性物質の測定の「一平方メートル当たり」ではなく、「一キログラム当たり」になっているのも不思議だ。>

どさくさにまぎれて日銀による復興国債の引き受けも議論されている。
などと言う馬鹿げた事を言うものがいる。
タブーは守らなければ手酷い竹箆返(しっぺがえ)しを
市場から受ける事になる。

初歩の初歩、タブーは必要にして十分な意味があるのだ。
それを忘れてはいけない。

 

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IAEA勧告要請を断る 過度の自粛は駄目 東日本大震災

2011-04-01 15:35:23 | news

<国際原子力機関(IAEA)が、高濃度の放射性物質が土壌から検出された福島県飯舘村の住民に対し、避難勧告を検討するよう日本政府に促したことについて内閣府の原子力安全委員会は31日、「国内では総合的に判断しており、現状の判断に問題ない」という見解を示した。>

最善を尽くさない原子力安全委員会は
まったく安全ではない。

<同委員会によると、日本では、空気中や摂取する飲食物に含まれる放射性物質の濃度などを測定し、人への影響を考慮しているという。

 代谷誠治委員は「我々は、人体に直接的に影響を与える所を評価しているので、より正確である」と説明した。

 一方、経済産業省原子力安全・保安院も31日、飯舘村での累積放射線量を試算した結果、「いま避難する必要性はない」との見解を示した。>

ものは言い様だ。
国民の安全はかくも安いものらしい。

風向きを考慮しない同心円状の避難は
安全を確保出来ない。

< 「SPEEDI(スピーディ)」と呼ばれる予測システムはずっと屋外にいた場合を想定。同じ福島第一原発の30キロ・メートル圏内でも、地域によって 被曝 ( ひばく ) 量が大きく異なり、30キロ・メートル圏外でも非常に高い地域があることを示した。放射性物質の広がりは地形や風向きに大きく左右される。安全委の 班目 ( まだらめ ) 春樹委員長は23日の記者会見で、「スピーディの予測結果から、ある程度、放射性物質の拡散の傾向が見て取れる。同心円状に避難範囲を決めているが、そろそろきめ細かく設定し直す時期に来ている」と語った。>

臨機応変なシステムを運用しなければ
成らない。

<実際、福島県が観測した大気中の放射線量の結果から、15日から24日午後4時までずっと屋外にいた場合の被曝量を計算すると、同原発から北に約24キロ・メートル離れた南相馬市では620マイクロ・シーベルトなのに、北西約40キロ・メートルの飯舘村では4000マイクロ・シーベルトで、1年間に日本人が自然から受ける1500マイクロ・シーベルトを大きく上回る。こうした結果は、スピーディの予測とも一致する。

 東京女子大の広瀬弘忠教授(災害・リスク心理学)によると、放射線量が特定の観測地点だけ高くなる現象は、チェルノブイリ原発事故の際もみられた。広瀬教授は「政府は予測結果をもっと早く公表し、避難区域の設定に生かすべきだった。避難の範囲を同心円で設定し、徐々に広げていったのは科学的な根拠に乏しい」と語る。>

政治主導はこういう時に使うものだが
菅内閣には無理な様だ。今回の事故が
ひと段落したら民主党の他の人に
交代して欲しいものだ。

話が変わるが過剰な「自粛」は被災地の
復興の為にも止めるべきだ。

いま電力が厳しいから夜のイベントを
昼にやれば電力を節約できるだろう。

こういう自粛は遣るべきだろう。
金は天下の回りものともいう。
必要の時、迷わず金を使うべきだ。

自粛して募金で満足しては行けない。

無理のない所で自然体に振る舞う事が
必要なのだ。

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