今年の安田記念はアドマイヤマックス、ダンスインザムードなどのGI馬をはじめ、
香港から3頭が参戦して例年以上の混戦ムードが漂う。
展開も読みづらく、今週からAコースに替わる。
かなり予想は難しい。
【ローエングリン】
前走のマイラーズC1着で復活を遂げた。
好スタートを切ると、一旦はハナを奪うも、
外からマイティスピードに被された。
しかし、スローの流れでも前を追いかけず折り合えた。
4角で抜群の手応えで先頭に立つとそのまま押し切った。
確かにマイル戦にしてはかなり遅い流れで、展開が向いたことは確かだが、
折り合いが取れたことは大きい。
この中間は順調に攻め馬を積まれている。
ただ、府中のマイルはどうしてもラスト1ハロンで甘くなる。
それほどラストでいい脚が使えるタイプではないので、
中山や阪神などの直線の短いコースの方がいい。
理想の展開としはサイレントウィットネスが大逃げして縦長の展開。
それを離れた2番手から抜け出すのがいい。
【アサクサデンエン】
前走の京王杯SC1着で本命を打った。
課題だったスタートで好発すると、内枠の利を生かして先行集団へ。
終始、折り合いもスムーズで直線を向くと、
逃げ馬の内を突いて、鋭い伸び脚でレコードV。
先行馬有利の馬場と展開が向いたことは確かだが、
抜け出した時の脚は本物だった。
以前は追い込み一手でどうしても他力本願だったが、
脚質に幅が出たのは大きい。
前々走のマイラーズC3着は痛恨の出負け。
しかも、マイティスピードの作るスローの流れ。
最後方の同馬にとって万事休すかと思われたが、
大外から一完歩ごとに凄まじい脚で迫った。
流れを考えれば勝ち馬以上に中身が濃かった。
6歳を迎え、体質強化によって末脚が格段にレベルアップしている。
前走が重賞初制覇のため実績面で見劣るが、ここ2走で見せた脚は本物だ。
本来は後方でジックリと構えて末脚を爆発させるタイプ。
展開次第では前走のように前へ行ってもいいだろう。
マイル実績もあるし、メンバーを考えると差す競馬になるだろう。
課題はレコードVから中2週のローテーション。
引き続き注目したい。
【アドマイヤマックス】
前々走の高松宮記念で悲願のGI初制覇。
前走の京王杯SC4着は本番を睨んでの競馬。
道中は平均ペースの流れを外目の中団から競馬すると、
直線でごちゃつく内を嫌って大外へ。
最後は鋭い脚で迫ってきたものの、0.8秒及ばず。
ただ、鞍上によればスプリント戦のあとで掛かっていたとのことだし、
59キロを背負って終始、外を通った影響もあった。
我慢した経験が本番に生きるだろが、
最近は1200mを中心に使われてきだけに1ハロン距離延長はどうか。
折り合いに気を使う分、道中で下手に動けない。
【ダンスインザムード】
前走の京王杯SC9着はパドックからイレ込んでいた。
スタートで半馬身ほど出遅れると、うまく流れに乗れず中団からの競馬。
直線を向くと内にモタれ気味で鞍上が何度も立て直して追いづらそうだった。
鞍上によると「追走に脚を使った」とのこと。
前々走のマイルCS2着も出負け気味で中団からの競馬になった。
大外枠発走のために終始外を通らされたものの、
直線で鋭く伸びて3着以下を突き放した。
桜花賞1着、マイルCS2着からマイルに距離延長は大歓迎。
課題は左回りで内にモタれること。
昨年のオークスも直線でかなり内に切れ込んでいた。
天皇賞のように好位の内を取れれば。
そのためにも是が非でも内枠を引きたいところ。
あとは当日の気配も大事。一度使われたことで落ち着きが出ればいいが。
【ダイワメジャー】
唯一の牡馬クラシックホースが参戦。
前走のダービー卿CT1着で存在感を示した。
ダンツジャッジの作る平均ペースの流れを、
終始、抜群の手応えで2番手を追走すると、
ラスト1ハロン付近で楽々先頭に立って押し切った。
相手が弱かったとはいえ力の違いを見せ付けた。
ノドの手術明けだっただけに陣営の喜びも半端ではないだろう。
昨秋は2戦ともにシンガリ負け。
ただ、ノド鳴りが原因だけに悲観するものではない。
府中コースが懸念されているが、適距離ではなかったダービーで
マイネルマクロス、コスモバルク、ハイアーゲームの作った暴走ペースを、
好位から競馬して大崩れしなかった。
中山コースがベストだろが、決してマイナスにはならない。
マイル向きのスピードに加え、終いもいい脚を使う。
今回も好位から抜け出す競馬で勝負する。
【ユートピア】
ここ数走は気性面での難しさを露呈している。
ただ、鞍上によれば頭が賢すぎるとのこと。
今回、ブリンカー着用が慣れた影響を考慮して外す模様。
それと、芝替わりが馬にいい影響を与えれば面白い。
昨年の同レースは好位からスムーズな競馬で4着。
完璧なレース運びだっただけに芝では決め手不足の面も。
外枠から揉まれないことが条件。
香港から3頭が参戦して例年以上の混戦ムードが漂う。
展開も読みづらく、今週からAコースに替わる。
かなり予想は難しい。
【ローエングリン】
前走のマイラーズC1着で復活を遂げた。
好スタートを切ると、一旦はハナを奪うも、
外からマイティスピードに被された。
しかし、スローの流れでも前を追いかけず折り合えた。
4角で抜群の手応えで先頭に立つとそのまま押し切った。
確かにマイル戦にしてはかなり遅い流れで、展開が向いたことは確かだが、
折り合いが取れたことは大きい。
この中間は順調に攻め馬を積まれている。
ただ、府中のマイルはどうしてもラスト1ハロンで甘くなる。
それほどラストでいい脚が使えるタイプではないので、
中山や阪神などの直線の短いコースの方がいい。
理想の展開としはサイレントウィットネスが大逃げして縦長の展開。
それを離れた2番手から抜け出すのがいい。
【アサクサデンエン】
前走の京王杯SC1着で本命を打った。
課題だったスタートで好発すると、内枠の利を生かして先行集団へ。
終始、折り合いもスムーズで直線を向くと、
逃げ馬の内を突いて、鋭い伸び脚でレコードV。
先行馬有利の馬場と展開が向いたことは確かだが、
抜け出した時の脚は本物だった。
以前は追い込み一手でどうしても他力本願だったが、
脚質に幅が出たのは大きい。
前々走のマイラーズC3着は痛恨の出負け。
しかも、マイティスピードの作るスローの流れ。
最後方の同馬にとって万事休すかと思われたが、
大外から一完歩ごとに凄まじい脚で迫った。
流れを考えれば勝ち馬以上に中身が濃かった。
6歳を迎え、体質強化によって末脚が格段にレベルアップしている。
前走が重賞初制覇のため実績面で見劣るが、ここ2走で見せた脚は本物だ。
本来は後方でジックリと構えて末脚を爆発させるタイプ。
展開次第では前走のように前へ行ってもいいだろう。
マイル実績もあるし、メンバーを考えると差す競馬になるだろう。
課題はレコードVから中2週のローテーション。
引き続き注目したい。
【アドマイヤマックス】
前々走の高松宮記念で悲願のGI初制覇。
前走の京王杯SC4着は本番を睨んでの競馬。
道中は平均ペースの流れを外目の中団から競馬すると、
直線でごちゃつく内を嫌って大外へ。
最後は鋭い脚で迫ってきたものの、0.8秒及ばず。
ただ、鞍上によればスプリント戦のあとで掛かっていたとのことだし、
59キロを背負って終始、外を通った影響もあった。
我慢した経験が本番に生きるだろが、
最近は1200mを中心に使われてきだけに1ハロン距離延長はどうか。
折り合いに気を使う分、道中で下手に動けない。
【ダンスインザムード】
前走の京王杯SC9着はパドックからイレ込んでいた。
スタートで半馬身ほど出遅れると、うまく流れに乗れず中団からの競馬。
直線を向くと内にモタれ気味で鞍上が何度も立て直して追いづらそうだった。
鞍上によると「追走に脚を使った」とのこと。
前々走のマイルCS2着も出負け気味で中団からの競馬になった。
大外枠発走のために終始外を通らされたものの、
直線で鋭く伸びて3着以下を突き放した。
桜花賞1着、マイルCS2着からマイルに距離延長は大歓迎。
課題は左回りで内にモタれること。
昨年のオークスも直線でかなり内に切れ込んでいた。
天皇賞のように好位の内を取れれば。
そのためにも是が非でも内枠を引きたいところ。
あとは当日の気配も大事。一度使われたことで落ち着きが出ればいいが。
【ダイワメジャー】
唯一の牡馬クラシックホースが参戦。
前走のダービー卿CT1着で存在感を示した。
ダンツジャッジの作る平均ペースの流れを、
終始、抜群の手応えで2番手を追走すると、
ラスト1ハロン付近で楽々先頭に立って押し切った。
相手が弱かったとはいえ力の違いを見せ付けた。
ノドの手術明けだっただけに陣営の喜びも半端ではないだろう。
昨秋は2戦ともにシンガリ負け。
ただ、ノド鳴りが原因だけに悲観するものではない。
府中コースが懸念されているが、適距離ではなかったダービーで
マイネルマクロス、コスモバルク、ハイアーゲームの作った暴走ペースを、
好位から競馬して大崩れしなかった。
中山コースがベストだろが、決してマイナスにはならない。
マイル向きのスピードに加え、終いもいい脚を使う。
今回も好位から抜け出す競馬で勝負する。
【ユートピア】
ここ数走は気性面での難しさを露呈している。
ただ、鞍上によれば頭が賢すぎるとのこと。
今回、ブリンカー着用が慣れた影響を考慮して外す模様。
それと、芝替わりが馬にいい影響を与えれば面白い。
昨年の同レースは好位からスムーズな競馬で4着。
完璧なレース運びだっただけに芝では決め手不足の面も。
外枠から揉まれないことが条件。