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2022年は客観的な予想を心がけます。

愛知杯(GⅢ)回顧

2005-06-08 20:14:16 | 回顧
12.6 - 10.6 - 12.1 - 13.1 - 12.7 - 11.7 - 11.9 - 12.2 - 12.2 - 12.2
(35.3-36.6)(61.1-60.2)

中京の馬場は前日の雷雨で内の馬場がかなり悪化していた。

勝ったマイネソーサリスは大外枠発走で終始、馬場のいい大外を通れた。
中団の外からスムーズに流れに乗ると、有力どころが早めに動く展開のなか、
ワンテンポ遅らせた見事な仕掛けで差し切った。
51キロのハンデも恵まれていたし、平坦コースは走る。

2着のチアフルスマイルも後方で折り合いに専念。
終始持っていかれそうな雰囲気だったが、鞍上がうまくなだめた。
直線でギリギリまで追い出しを我慢すると、鋭い伸び脚で迫った。
展開に恵まれた感もあるが、折り合い次第では距離も利く。
本来は折り合いに気を使わなくていいマイルあたりがベストだろう。

3着のフィヨルドクルーズは50キロの恵量。
後方から無欲の追い込みで見せ場を作った。

一番人気のメイショウオスカルは終始、馬場の悪い内を通らされた。
しかも、掛かり気味の追走に加え、勝負どころで早めに競られる苦しい競馬。
これでは息が持たない。
ベストはマイルだろう。

マイネサマンサも折り合いを欠いて先行してしまった。
1400mでも掛かるくらいの気性。長すぎた。
本来の短距離戦で見直したい。

ウイングレット前日の雷雨でカイバを全く食べずマイナス10キロ。
パドックでも覇気がないように映った。
レースでも馬場の悪い内を通らされて勝負どころで早めに競られた。
これでは仕方ない。ハンデも重かった。

メモリーキアヌは昨年と同様、馬場の悪い内を早めの競馬で押し切りを図るも、
ラスト1ハロンで完全に止まった。
ただ、あれだけの厳しい競馬でも見せ場を作ったのは評価できる。
本当に中京は走る。

ダイワエルシエーロは本来ならマーメイイドSで復帰予定だった。
この中間は追いきり不足で急仕上げ。
元気がないように映った。
本来の行きっぷりでもなかった。

オースミコスモもハナを切って失速。
強引すぎた。