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2022年は客観的な予想を心がけます。

根岸S(GⅢ)回顧

2006-02-01 11:58:30 | 回顧
2006/01/29 1回 東京 2日目 晴(良)
11R サラ系4歳以上 根岸S(G3) ○国際○指(別定) ダ1400
【馬場状態】かなりパワーの要る馬場状態。スピード優先の馬では苦しい。

12.2 - 10.8 - 11.6 - 12.1 - 12.3 - 12.2 - 12.5
H(34.6-37.0)(46.7-49.1)

【展開】内からアグネスジェダイ、外からシルヴァーゼットの隊列でテン3ハロン34秒6。馬場を考えれば、やはり速い。最後はパワーを要する流れ。

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勝ったリミットレスビッドはダート重賞連勝を飾った。道中はアグネスジェダイの作る速い流れを中団のインをロスなく追走。課題だった折り合いもピタリ。直線で手綱を激しく押して外目へ出す。残り300㍍地点で満を持してステッキを入れるとグイグイ鋭い伸び脚。後続に2馬身差の圧勝。これでダートへ矛先を向けてから2連勝。速い流れで展開が向いたことは確かだが、決め手は相当なレベルにある。また、鞍上のソツのない騎乗も光った。本番でも折り合いがポイント。それがクリアできればマイルも問題ない。

2着は連勝馬のタイキエニグマ。前走同様、発馬一息で後方から。そこから慌てることなく脚を温存。直線入り口で大外へ持ち出されると、一完歩毎に詰め寄った。メンバー最速の上がり36秒2を繰り出すも勝ち馬には及ばなかった。パワフルな末脚が武器だけに力の要る馬場も向いた。強敵相手でも、末脚が通用することが分かった。課題は発馬だろう。

3着のトウショウギアは発馬後、無理な競り合いを避け、スッと好位へ控えた。テンに頭を上げて行きたがる。その後は何とかなだめられて、直線入り口でも抑えるのに苦労するくらいの手応え。最内を突いてステッキを入れられてからはジリジリとしか伸びなかった。やはり、抜群のスピード性能を生かすにはハナへ行くのがベストだろう。

4着は1番人気のサンライズバッカス。攻め一息で仕上がりが不安視されたが、増減はなかった。発馬一息で後方から。道中は後方のインを追走。3角で外へ持ち出したかったようだが、タイキエニグマらに被されて包まれた。腹をくくって直線でも最内を突くが、バテた逃げ馬を捌くのに苦労してスムーズに追えなかった。勝負どころでスムーズに外へ出せていたら、もっと際どかっただろう。及第点の内容。叩いて攻め内容に注目。

5着のシルヴァーゼットは渋太い。外枠発走からスッと2番手へ取り付く。速い流れでも余裕の追走ぶり。4角で同型のアグネスジェダイが早々に手応えが怪しくなるも、同馬は持ったまま。そこから渋太く抵抗するものの、坂上で脚色が鈍ってしまった。さすがに府中は厳しかったか。それでも、スピードとパワーのあるところを示せた。小回りなら。

6着のニシノコンサフォスもスッと2番手を奪ったように、抜群のスピードを誇る。直線での追い比べでもジワジワ伸びて2着馬とは小差。力を付けている。直線の短いコースで改めて。

7着のメイショウボーラーはハナへ行かず好位から。4角で手応えが怪しくなると、直線での負い比べで劣った。パワーを要する馬場で59㌔は苦しかったか。復帰後は本調子を欠いている。

マイティスプリングは初の重賞挑戦で前へ行けず中団から。直線でも見せ場なく惨敗。ペースの違いに戸惑った。

予想は△→◎→▲、馬連的中!

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京都牝馬S(GⅢ)回顧

2006-02-01 11:39:02 | 回顧
2006/01/29 2回 京都 2日目 晴(良)
11R サラ系4歳以上 京都牝馬S(G3) ○国際牝□指(別定) 芝1600

【馬場状態】A→B1週目。だが、馬場の悪い内目を避けて大外を回る馬が多い。時期的なものもあり、若干力の要る馬場。

12.6-11.0-11.8-12.1-11.7-11.1-11.3-11.9
S(35.4-34.3)(47.5-46.0)(61.0-58.1)  1:33.5

【展開】好発を決めたマイネサマンサがハナへ。2番手のトーセンハピネス、マルターズヒートが控えたことでスンナリのスロー。前々で流れに乗った馬有利。

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勝ったマイネサマンサは、下見どころでは毛艶一息で気配平凡。好発を決めると押し出されるようにハナへ。本来なら折り合いを欠きやすいケースだが、鞍上が絶妙な逃げを打ち、終始、スムーズな折り合い。残り3ハロン地点から11秒1と加速すると、直線入り口で突き放す。最後は筒一杯になりながら押し切った。本来は中団から競馬するタイプ。確たる逃げ馬がいた方が力を出しやすいし、想定外のハナへ立っての競馬で結果が残せたのは収穫。マイルなら切れる脚を使える。

2着は同着で2頭。チアフルスマイルは道中、中団馬群からの追走。スローの流れで後方の馬たちには辛い流れだが、直線で馬場のいい大外へ持ち出されると、メンバー最速の上がり33秒6を繰り出して猛追。勝ち馬には及ばなかったが、先行馬有利の展開を後方から唯一差してきた牝馬特有の切れ味を秘めている。

3着はメイショウオスカル。道中は外枠から、うまくスローの流れに乗って好位へ。中間に口カゴを使用した効果で折り合いも許容範囲。直線入り口で持ったままの抜群の手応え。本来なら確勝のケースだが、追ってからジリ脚で勝ち馬に詰め寄れなかった。それでも、折り合いが付いたことは収穫。1600㍍~1800㍍で。

ヤマニンシュクルは下見どころでは小走りが入り、テンション高め。道中は中団前目。だが、直線での追い比べでジワジワ伸びるものの、ビュッといい脚を使えなかった。やはり、マイルは少し短い。上がりの掛かる展開向きで、スローの競馬も合わなかった。中距離の平均ペース以上なら強い。

5着のディアデラノビアは休み明けの前走(マイナス4キロ)に続き、今回もマイナス6㌔。腹が巻き上がり気味だった。道中は最後方かからの競馬。テンに若干、行きたがる。直線で馬場のいい外目にうまく持ち出してメンバー最速の上がり33秒6を繰り出すも、届かず。スッと反応できるタイプではなく、もっとペースが速くなってほしかった。マイルの瞬発力勝負は向かない。やはりベストは中距離。ゆったりの追走が合っている。もっとフックラしないと。

レクレドールは人気を裏切った。下見どころで、やや集中を欠いた。道中は中団前目の追走。3角で若干、折り合いを欠く。そして、直線での追い比べで完全に劣った。切れる脚が使えず、ジリ脚。瞬発力勝負の流れでは辛い。前走の阪神牝馬Sのように上がりの掛かる展開にならないと。

オースミハルカはここが引退レース。中距離レースばかり使われていたためにハナへ行けず、持ち味を生かせなかった。59㌔も常識的に考えて無謀だった。いい産駒誕生を期待したい。

アズマサンダースはテンに折り合いを欠いた。この流れでは致命的。久々の影響もあったか。

予想は△→◎→○、馬連、3連複的中!

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