今週は長距離ハンデ重賞ダイヤモンドS(GⅢ)。明け4歳馬フサイチアウステル、再度南関東の内田博騎手騎乗のハイアーゲームが主力を形成するが、ハンデ戦だけに軽量馬にもチャンスがあるし、長丁場だけに適性や立ち回りも重要になってくる。
【ハイアーゲーム】(57→56)
前走のAJCC3着は発馬一息で後方からの競馬。勝負どころで外目を通って進出して直線入り口では抜群の手応え。差し切り濃厚と思われたが、坂上で脚色が鈍ってしまった。右回りで左手前の影響があったのだろう。左回りは別馬のように走る。特に33秒台の強烈な末脚で差し切った青葉賞はインパクトが強かった。昨年のこのレースは4着。最後方で折り合いに専念して直線入り口で強引に大外へ持ち出して、そこから一気の仕掛け。ゴール前は内へモタれて完全に脚が止まっていたものの、無茶な仕掛けを考えれば致し方ない。だが、斤量差があったとはいえ、勝ち馬も同じような仕掛けで最後まで伸び続けたことを考えれば距離が長かったといえる。ベストは府中の2000~2400㍍だろう。内田騎手が最後まで追い出しを我慢できれば。
【フサイチアウステル】(56→56)
前走のAJCC2着は万全を期して一週待っただけあって仕上がっていた。鞍上も成長を感じていたよう。道中はシルクフェイマスが巧みな大逃げを打つ展開を離れた2番手から。だが、人気を背負っているだけあって下手に前を追いかけると後続の目標にされてしまうため仕掛けどころが難しい。最後は急追するもクビ差及ばなかった。展開のアヤでの敗戦。悲観するものではない。前々走の菊花賞5着は落鉄の影響があったにしても、勝ち馬から1秒4差は実力の違いを感じざるを得なかった。胴長、脚長だが、3400㍍は長すぎる印象もある。好位へ取り付くスピードはあるが、スパッと切れる決め手に欠ける。休養を挟んでどこまで成長しているのか。
【マッキーマックス】(54→54)
前走の万葉S3着は惜しかった。一周目の3角で折り合いを欠いてスタミナをロス。更には2周目の3角で我慢し切れずに内を通って進出して勝負どころで早めに立つ厳しい競馬。あれでは終いに脚が止まって当然。それでも、勝ち馬から小差に踏ん張ったのは高く評価できる。前々走はペースが緩く、仕掛けが遅れたうえに、直線で外から被された。3走前は熱発明け。好メンバーが揃い、大外へ持ち出すロスもあった。元々、菊花賞で自ら動いて見せ場(5着)を作った実力の持ち主。この距離は向く。引き続き54㌔のハンデもいい。うまくテンに折り合えばステイヤー魂が開花する。
【オペラシチー】(57→57)
ここで復活を期すか。前走のAJCC5着は雄大なフットワークで3番手追走するも、勝負どころでズブさを見せて、直線も伸びず。物足りない内容だった。一昨年の菊花賞でスタミナのあるとこを見せて3着だったが、その後は目黒記念1着があるだけで不振が続いている。一瞬の切れ味ではなく、ジワジワとバテない末脚が持ち味。目黒記念もその末脚をフルに生かしたものだった。そのため、派手なパフォーマンスはできない。今回の3400㍍は望むところ。距離適性では有利。早仕掛けで応戦する。
【トウカイトリック】(54→54)
前走の日経新春杯は先行策を取るも、ペースの速さに付いて行けず、終始余裕のない追走。案の定、直線も全く見せ場を作れなかった。中央場所の良馬場では厳しかった。今回は3400㍍になる。スピードがないし、バテない渋太い末脚が持ち味だけに新味が出そうだ。ジッと我慢しての追い比べでは分が悪いので、早め早めの競馬をしたい。雨が降れば最高。
【ファストタテヤマ】(57→575)
前走の万葉Sで見事復活V。道中は中団のインでジッと我慢し、3角の上り坂でマッキーマクックスが残り5~4ハロンを12.5-11.4-と一気に加速する展開で速さに対応できず、置かれ気味に。それでも、エンジンが掛かってからは長くいい脚を使って差し切った。菊花賞2着後、不振が続いていたが、鞍上替わりをきっかけに札幌記念2着、京都大賞典3着、前走1着と安定している。左回りに実績がないのは気がかりだが、距離はいい。
【ハイフレンドトライ】(53→53)
前走の万葉Sは後方で折り合いに専念。上り坂の3角で一気にペースアップする流れで置かれ気味に。それでも、直線でジワジワと差を詰めた。だが、正直インパクトに欠ける走りだった。昨年のこのレースは終始、内の経済コースを通って2着。速い脚がなく、ジワジワ伸びるだけに長距離はいい。立ち回り次第で上位へ。
【ブリットレーン】(57→53)
前走のステイヤーズSは3番手で流れに乗る。折り合いもスムーズ。直線でデルタブルースに寄られて手綱を引っ張る大きな不利があったものの、その時の脚色を考えれば勝ち負けになっていたかは微妙だ。今回は57㌔から53㌔になる。これは大きな材料だ。同馬も切れる脚に欠け、スタミナ豊富でジワジワ伸びるだけにこの距離は望むところ。
【グレートボヤージュ】(56→52)
前走の睦月賞3着は縦長で4番手以下はスロー。その流れを後方で折り合いに専念。直線でメンバー唯一の上がり33秒台の脚を繰り出すも届かず。この流れで大外へ持ち出すロスもあったろう。展開が向かなかった。ここは4㌔減の52㌔。折り合い次第ではこのメンバーならやれる。
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【ハイアーゲーム】(57→56)
前走のAJCC3着は発馬一息で後方からの競馬。勝負どころで外目を通って進出して直線入り口では抜群の手応え。差し切り濃厚と思われたが、坂上で脚色が鈍ってしまった。右回りで左手前の影響があったのだろう。左回りは別馬のように走る。特に33秒台の強烈な末脚で差し切った青葉賞はインパクトが強かった。昨年のこのレースは4着。最後方で折り合いに専念して直線入り口で強引に大外へ持ち出して、そこから一気の仕掛け。ゴール前は内へモタれて完全に脚が止まっていたものの、無茶な仕掛けを考えれば致し方ない。だが、斤量差があったとはいえ、勝ち馬も同じような仕掛けで最後まで伸び続けたことを考えれば距離が長かったといえる。ベストは府中の2000~2400㍍だろう。内田騎手が最後まで追い出しを我慢できれば。
【フサイチアウステル】(56→56)
前走のAJCC2着は万全を期して一週待っただけあって仕上がっていた。鞍上も成長を感じていたよう。道中はシルクフェイマスが巧みな大逃げを打つ展開を離れた2番手から。だが、人気を背負っているだけあって下手に前を追いかけると後続の目標にされてしまうため仕掛けどころが難しい。最後は急追するもクビ差及ばなかった。展開のアヤでの敗戦。悲観するものではない。前々走の菊花賞5着は落鉄の影響があったにしても、勝ち馬から1秒4差は実力の違いを感じざるを得なかった。胴長、脚長だが、3400㍍は長すぎる印象もある。好位へ取り付くスピードはあるが、スパッと切れる決め手に欠ける。休養を挟んでどこまで成長しているのか。
【マッキーマックス】(54→54)
前走の万葉S3着は惜しかった。一周目の3角で折り合いを欠いてスタミナをロス。更には2周目の3角で我慢し切れずに内を通って進出して勝負どころで早めに立つ厳しい競馬。あれでは終いに脚が止まって当然。それでも、勝ち馬から小差に踏ん張ったのは高く評価できる。前々走はペースが緩く、仕掛けが遅れたうえに、直線で外から被された。3走前は熱発明け。好メンバーが揃い、大外へ持ち出すロスもあった。元々、菊花賞で自ら動いて見せ場(5着)を作った実力の持ち主。この距離は向く。引き続き54㌔のハンデもいい。うまくテンに折り合えばステイヤー魂が開花する。
【オペラシチー】(57→57)
ここで復活を期すか。前走のAJCC5着は雄大なフットワークで3番手追走するも、勝負どころでズブさを見せて、直線も伸びず。物足りない内容だった。一昨年の菊花賞でスタミナのあるとこを見せて3着だったが、その後は目黒記念1着があるだけで不振が続いている。一瞬の切れ味ではなく、ジワジワとバテない末脚が持ち味。目黒記念もその末脚をフルに生かしたものだった。そのため、派手なパフォーマンスはできない。今回の3400㍍は望むところ。距離適性では有利。早仕掛けで応戦する。
【トウカイトリック】(54→54)
前走の日経新春杯は先行策を取るも、ペースの速さに付いて行けず、終始余裕のない追走。案の定、直線も全く見せ場を作れなかった。中央場所の良馬場では厳しかった。今回は3400㍍になる。スピードがないし、バテない渋太い末脚が持ち味だけに新味が出そうだ。ジッと我慢しての追い比べでは分が悪いので、早め早めの競馬をしたい。雨が降れば最高。
【ファストタテヤマ】(57→575)
前走の万葉Sで見事復活V。道中は中団のインでジッと我慢し、3角の上り坂でマッキーマクックスが残り5~4ハロンを12.5-11.4-と一気に加速する展開で速さに対応できず、置かれ気味に。それでも、エンジンが掛かってからは長くいい脚を使って差し切った。菊花賞2着後、不振が続いていたが、鞍上替わりをきっかけに札幌記念2着、京都大賞典3着、前走1着と安定している。左回りに実績がないのは気がかりだが、距離はいい。
【ハイフレンドトライ】(53→53)
前走の万葉Sは後方で折り合いに専念。上り坂の3角で一気にペースアップする流れで置かれ気味に。それでも、直線でジワジワと差を詰めた。だが、正直インパクトに欠ける走りだった。昨年のこのレースは終始、内の経済コースを通って2着。速い脚がなく、ジワジワ伸びるだけに長距離はいい。立ち回り次第で上位へ。
【ブリットレーン】(57→53)
前走のステイヤーズSは3番手で流れに乗る。折り合いもスムーズ。直線でデルタブルースに寄られて手綱を引っ張る大きな不利があったものの、その時の脚色を考えれば勝ち負けになっていたかは微妙だ。今回は57㌔から53㌔になる。これは大きな材料だ。同馬も切れる脚に欠け、スタミナ豊富でジワジワ伸びるだけにこの距離は望むところ。
【グレートボヤージュ】(56→52)
前走の睦月賞3着は縦長で4番手以下はスロー。その流れを後方で折り合いに専念。直線でメンバー唯一の上がり33秒台の脚を繰り出すも届かず。この流れで大外へ持ち出すロスもあったろう。展開が向かなかった。ここは4㌔減の52㌔。折り合い次第ではこのメンバーならやれる。
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