2006/02/12 2回 京都 6日目 曇(良)
11R サラ系3歳 きさらぎ賞(G3) ○混○特指(別定) 芝1800
【馬場状態】A→Bコース3週目。完全に外差し馬場に変身。
12.8 - 11.0 - 11.5 - 12.2 - 12.5 - 12.5 - 11.9 - 11.3 - 11.7
【展開】アスタートリッピーがハナを奪い、外からメイショウサムソンが2番手。発馬直後は淀みない流れになったが、3角の坂で流れが落ち着き、直線を向いての切れ味勝負。
勝ったドリームパスポートは追い本数が少なく、松田博厩舎にしては珍しく最終追いでビシッと攻めた。久々で急仕上げ気味。下見どころではスマートに見せていた。道中はガチッと手綱を抑えて後方で折り合いに専念。4角で他馬が仕掛けを開始しても、まだ動かず。直線入り口でようやく手綱が放たれ、ラスト1ハロン地点でステッキが入ると、馬群がバラけてできたVロードを瞬時の加速力で差し切った。ラスト3ハロンはメンバー最速34秒2。すごい切れ味。だが、それは鞍上も離すとおりマイル~1800㍍くらいで最も発揮できるものと感じる。距離延長や早めに動いた際にどうかの不安がある。次走への上積みは見込める。
2着はメイショウサムソン。ボテッとした腹袋だが、これは体型によるものか。道中は2番手外目。だが、3角で流れが落ち着いたのが痛かった。直線で一旦はグロリアスウィークに並びかけられるも、そこから再び二の脚を使い2着を確保。今日は勝った馬の決め手を褒めるしかない。もう少し上がりの掛かる展開で。
3着のマイネルスケルツィはジワッと3番手キープ。道中は折り合っている感じがしたが、鞍上曰く『ずっとハミにモタれながら走っていた』とのこと。直線で一旦は先頭へ躍り出て見せ場を作ったが、内へ外へとモタれていた。前走時もハミに頼った走り。今後はハミを替えるなどの工夫がほしい。ハミ受けがよくなれば上位を狙える素材。雄大な馬体は迫力満点だ。
グロリアスウィークは道中、スッと3番手の外目へ。スムーズな追走に映るが、3角手前で前のメイショウサムソンに寄られるなど、多少の不利があった。直線で一旦はメイショウサムソンに並びかけるも、内から寄られるなどのプレッシャーがあり突き抜けられず。鞍上は『周りに馬がいると気にするみたい』と。
アドマイヤメインは発馬直後にスッと外へ持ち出す。中団の外目を追走し、遅い流れに我慢しきれず4角で早めに動く。直線で前を射程圏に入れるも、そこから突き抜ける脚がなかった。まだまだ若さが残る現状。鞍上は『乗る毎に良くなってる』とのこと。成長すれば怖い逸材。
11R サラ系3歳 きさらぎ賞(G3) ○混○特指(別定) 芝1800
【馬場状態】A→Bコース3週目。完全に外差し馬場に変身。
12.8 - 11.0 - 11.5 - 12.2 - 12.5 - 12.5 - 11.9 - 11.3 - 11.7
【展開】アスタートリッピーがハナを奪い、外からメイショウサムソンが2番手。発馬直後は淀みない流れになったが、3角の坂で流れが落ち着き、直線を向いての切れ味勝負。
勝ったドリームパスポートは追い本数が少なく、松田博厩舎にしては珍しく最終追いでビシッと攻めた。久々で急仕上げ気味。下見どころではスマートに見せていた。道中はガチッと手綱を抑えて後方で折り合いに専念。4角で他馬が仕掛けを開始しても、まだ動かず。直線入り口でようやく手綱が放たれ、ラスト1ハロン地点でステッキが入ると、馬群がバラけてできたVロードを瞬時の加速力で差し切った。ラスト3ハロンはメンバー最速34秒2。すごい切れ味。だが、それは鞍上も離すとおりマイル~1800㍍くらいで最も発揮できるものと感じる。距離延長や早めに動いた際にどうかの不安がある。次走への上積みは見込める。
2着はメイショウサムソン。ボテッとした腹袋だが、これは体型によるものか。道中は2番手外目。だが、3角で流れが落ち着いたのが痛かった。直線で一旦はグロリアスウィークに並びかけられるも、そこから再び二の脚を使い2着を確保。今日は勝った馬の決め手を褒めるしかない。もう少し上がりの掛かる展開で。
3着のマイネルスケルツィはジワッと3番手キープ。道中は折り合っている感じがしたが、鞍上曰く『ずっとハミにモタれながら走っていた』とのこと。直線で一旦は先頭へ躍り出て見せ場を作ったが、内へ外へとモタれていた。前走時もハミに頼った走り。今後はハミを替えるなどの工夫がほしい。ハミ受けがよくなれば上位を狙える素材。雄大な馬体は迫力満点だ。
グロリアスウィークは道中、スッと3番手の外目へ。スムーズな追走に映るが、3角手前で前のメイショウサムソンに寄られるなど、多少の不利があった。直線で一旦はメイショウサムソンに並びかけるも、内から寄られるなどのプレッシャーがあり突き抜けられず。鞍上は『周りに馬がいると気にするみたい』と。
アドマイヤメインは発馬直後にスッと外へ持ち出す。中団の外目を追走し、遅い流れに我慢しきれず4角で早めに動く。直線で前を射程圏に入れるも、そこから突き抜ける脚がなかった。まだまだ若さが残る現状。鞍上は『乗る毎に良くなってる』とのこと。成長すれば怖い逸材。