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2022年は客観的な予想を心がけます。

TCK女王盃予想

2007-01-23 20:17:04 | 最終結論
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◎サウンドザビーチ
○レイナワルツ
▲ペディクラリス
△トーセンジョウオー
×チャームダンス
×クンオブクイン
【見解】
JRAサウンドザビーチを本命視。前走の師走5着は2番手のマンオブパーサーをラッキーブレイクが早めに追いかける展開。これを同馬も連れて進出したために最後はバタバタになってしまった。10㌔増でもあったし、正攻法の競馬を考えれば負けて強し。前々走のトパーズS5着は直線でゴチャつき、追えない場面がありながら勝ち馬からコンマ3秒差。牡馬オープン相手でも全く見劣らない実力の持ち主。大外枠を引き、揉まれずに競馬ができる。

名古屋のレイナワルツの一発が怖い。前走の名古屋記念1着は逃げる地元のエース候補ムーンバレイを好位からマーク。三分三厘から捕らえに行き、直線はマッチレース。一完歩毎に渋太く迫り、ゴール前できっちり交わした。3走前のクイーン賞5着は速いラップを刻んでの逃げ。終始、レマーズガールに突っつかれる苦しい立場だった。最後はバテてしまったものの、2着馬とはコンマ3秒差。今回は単騎逃げ確実な上にレマーズガールはいない。サウンドザビーチとの一騎打ち。





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平安S(GⅢ)回顧

2007-01-23 09:35:05 | 回顧
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【馬場】良馬場。時計、上がりの速い馬場。

12.3 - 11.5 - 13.4 - 12.9 - 12.1 - 12.2 - 11.8 - 12.3 - 12.5

【展開】エイシンラージヒルがハナ。1角から向こう正面序盤にかけて13秒4-12秒9と息を入れる理想的な流れ。だが、向こう正面中盤で外から一気にタイキエニグマが競りかけ12秒1-12秒2-11秒8と一気にペースアップ。先行勢は苦しくなり、後方待機策が嵌る展開。

 驚愕の末脚。一頓挫あって追い切りで凡走。強気に買える材料が少なかったメイショウトウコンが本命馬不在の混戦を直線一気の豪脚で断った。休養前に減った馬体は回復していた。発馬でいきなり躓くアクシデント。だが、鞍上は落ち着いて後方待機策を取り、フィールージュをマーク。終始、気合い十分の追走。ギリギリまで追い出させると、4角で一気の仕掛け。人気のフィールドを外から被せて仕掛けを遅らせると、直線で大外から一完歩毎にグイグイ伸びて一気に先団を飲み込む。最後は内のサンライズバッカスとの競り合いを制してV。上がり3ハロンは何と35秒1。とてもダートの良馬場でのものとは思えない。それほど強烈な末脚だった。決して万全とはいえない状態だった。それだけに上昇の余地がある。次走のフェブラリーS、慎重に調教過程を見極めながら本命にするかを決めたい。

 人気の一角を背負っていたサンライズバッカス。レース前からテンションが高く、ゲート内でかなりチャカついたが、発馬のタイミングは奇跡的に合った。道中は例によって後方待機策。レースの動いた向こう正面では手綱が動き、決して手応えは良くない。4角で手綱を激しくシェイクさせて前進。直線でグッと鋭い脚を使って強襲するも、勝ち馬の決め手に屈した。だが、久々で太めの馬体だったことを考えればさすがの地力。あとは気性面の成長が待たれる。

 奥平調教師が区切りの重賞50勝目を託したシャーベットトーン。道中は手綱を押して好位へ。流れは遅かったが、折り合いは完璧。向こう正面でタイキエニグマが動き一気にペースアップ。同馬もそれを追いかける形で苦しい競馬だったが、直線半ばでは突き抜けるかの勢い。結局は上位2頭の決め手に屈したが、強行軍のローテと苦しい展開を考えればよく頑張っている。これからの馬。
 
関東馬タイキエニグマは見せ場たっぷりの内容だった。大外枠発走から中団馬群に取り付く。だが、流れが遅いと見るや向こう正面で一気に先頭に踊り出る強気の競馬。そこで一気に脚を使い、ペースが上がっただけに自身も相当苦しかっただろうが、直線半ばまで先頭を走り、ギリギリまで応戦。着差は僅かだったし、それまでの後方一気のイメージを払拭させる中身の濃い競馬だった。鞍上曰く「先頭へ立ったらソラを使ってしまった」とのこと。

サカラートは惜しかった。道中は外枠発走からジワッと好位を奪う。だが、向こう正面で外からタイキエニグマが動いた時に折り合いを欠き、外へ膨らんでしまう。何とか平静を取り戻したものの、そのロスは大きかった。この距離だと折り合いに気を使う分、不利だ。過去には長距離で実績を残してきた同馬だが、最近は掛かり癖が出てきて、短距離の外枠がベストと化している。

 フィールドルージュは例によって後方待機策。だが、ペースアップした三分三厘でいつものようにズブさを見せる。外から勝ち馬に被され、仕掛けが遅れた。最後はジワジワ伸びてはいるものの、差し届かず。ズブさがあって上がりの掛かる競馬を好むタイプ。上がりの速い京都は不向き。

 本命視したエイシンラージヒルは本当に惜しかった。道中は3番枠からジワッとハナ。1角から2角にかけて13秒4-12秒9とたっぷりと息を入れる理想的な流れ。これには鞍上もニヤニヤしてしまった。だが、同じようなラップを刻む予定だった向こう正面でタイキエニグマが絡んできたことで一気にペースアップ。ラージヒルも早めに動かざるを得ず、一転して外からプレッシャーを受ける苦しい競馬となってしまった。それでも、直線ではもう一度伸びかけたように見所はあった。今後もマーク。

 シルククルセイダーはジワジワ伸びているものの、やはり上がりの速い京都は不向きの印象。時計の掛かる馬場で豪快に追い込む。

 タガノサイクロンは直線入り口で手綱を引っ張るロス。この上がりの速い競馬だけに不利が大きく応えた。まだ見限れない。

 カフェオリンポスは流れの落ち着いた1~2角でモロに掛かってしまった。これで58㌔を背負って内で包まれては仕方なし。



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アメリカJCC(GⅡ)回顧

2007-01-23 09:33:52 | 回顧
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【馬場】Cコース。良馬場。洋芝約8~12cm。

13.0 - 11.3 - 12.3 - 11.9 - 11.7 - 11.7 - 11.8 - 12.1 - 12.0 - 12.0 - 13.0

【展開】インティライミがハナ。発馬直後から力みながらの走りで制御が利かず、2角から11秒9-11秒7-11秒7-11秒8と速いラップを刻み、縦長のHペースに。馬群はバラけて根競べ。勝ち馬には願ってもない展開。

 遅れてきた大物、マツリダゴッホが後続に5馬身差をつける圧勝でGⅡ制覇を飾った。道中はインティライミが作る縦長の淀みない流れを4番追走。折り合いに不安のある同馬にとっては願ってもない展開。スムーズに折り合うと、先行馬がバテた4角で一気の攻め。アッという間に先頭に立つと、直線は突き放す一方。最後は手綱を抑える余裕を見せて消耗戦を制した。寸が詰まった体型で速い流れがベストのタイプ。本来なら1800㍍前後がいいが、流れ次第ではこの距離でもやれる。

 2着のインテレットはゲート内でチャカつき、出負け。道中は意を決して後方待機。インティライミが飛ばす縦長の速い流れで他馬が伸びを欠く中、後方から鋭い脚を使って伸びてきた。展開が嵌ったことは確かで、勝ち馬とはかなりの差があった。今後はゲートで潜る癖を解消させること。

 シルクネクサスはインティライミの作る速い流れで折り合うことに成功。三分三厘で手応えが悪くなりながら渋太く伸びた。

 ジャリスコライトは久々でこの消耗戦は厳しかった。良い経験にはなった。馬体が増えていたのは良い傾向。

 インティライミは1角からハミをグッと噛み、暴走。馬群のなかで抑える競馬をしないと現状では厳しいよう。気性面での成長がないと完全復活は厳しい。


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