広島鉄道模型友の会 公式ブログ

ここでは、活動の様子や会員の作品を紹介します

競作作品の紹介

2014年10月21日 | 会員の作品
今回参加した競作作品を紹介します。



今回は11作品13両が参加しました。

では、1位から順に紹介しましょう!

第1位『広浜鉄道モハ90005』


K野さんの渾身の作品で、車内は勿論床下まで作りこまれた素晴らしい作品です。
そして車内のつり革は車両の動揺に合わせてユラユラ…(笑)



見えない部分まできっちりと作りこまれています。


第2位『下松鉄道キハ301』


セノハチさんが展開する心象鉄道『下松鉄道』の片バケット気動車です。
自作のバケットには冷却水を入れる薬缶まで置かれており、車内もきっちりと作りこまれた作品です。

第3位『熊本電鉄モハ70タイプ』


ダルマ35号さんの作品で、広浜モハ1型のなれの果て、熊本電鉄モハ70型を作品にされました。実車とは微妙に異なる点があるので、実際にはいない『75』にしたとか…

しっかり作りこまれた車内は勿論、2段窓化も美しく再現されております。

同点第3位『自由形郊外電車』


ちょっとハイカラな(?)郊外電車の雰囲気を出せるように…が基本構想で、結局は田舎電車にしか見えないとの本人の弁。
車体は、スマートに見えるようプロトタイプよりも妻面の丸みを強調し、台車間距離を広げるため、屋根を切り離し、妻板・側板のみを使用したそうで、全幅は1mm狭く、全長は2mm延長、台車間も5mm延長したうえ、屋根は木材で自作したうえ、取り外し可能です。



こうして車内を眺めるのもいいですね!


第5位『可部線モハ90』


F原さんの、広浜鉄道モハ1の国鉄買収後の姿を再現した作品です。
この作品も、屋根板を木材から切出して、より自然なカーブを描いた美しい仕上がりとなっております。勿論、車内も表現されており美しい仕上がりとなっています。

第6位『お伊勢の電車』


てつまろさんの作品で、三重交通神都線風の路面電車です。
出入り口は延長してドアと救助網は完全自作の力作です。

第7位『名鉄モ180+ク2161』


O場さんの作品で、キットのもう一つのタイプである『琴急デ1』のその後を再現された作品です。
実車の資料を参考に、屋根をパテで成形し直したそうで、また違った印象を受ける作品です。

第8位『阪急にあこがれて』


しみじろうさんの作品で、初のハンダ付け工作を行ったそうです。
阪急電車をイメージして作ったそうで、破たんのない完成度にこれからの作品が楽しみです。

第9位『貨物電車』


シンコーさんの作品で、ウチに転がっていたパーツを組み合わせて貨物電車に仕上げたそうです。
埋めた窓、増設したドアは簡単に固定してあるそうで、いつでも旅客車に復元できるそうです(笑)

同点第9位『地方私鉄60型』


T中さんの作品で、地方私鉄が部品を寄せ集めて電車化したイメージで作品にしたそうです。
ここには映っていませんが、付随車としてアルモデルの『ガソリンカーA(佐久鉄道キホハニ)』を加工した車両がいて、地方鉄道の凸凹編成を再現されています。

第11位『陰陽連絡を夢見た電車』


会長の作品で、陰陽連絡を夢見た架空の地方鉄道の鋼体化電車で、銚子電鉄モハ201をイメージした作品です。
この作品は妻面を平面に加工し、車内や台枠まで表現した作品でしたが、余りにも目立たない地味~な電車です。

以上が、今回の競作参加作品です。

キットのプロトタイプである『広浜デハ』の移り変わりが模型で見れたのは勿論、同じキットをどう表現するか個性が出た作品だと思います。

10月例会

2014年10月21日 | 月例会報告
10月例会が記載されました。
予定されていた8月例会が天候不順により中止となったので3カ月ぶりの開催で、尚且つ競作発表会でした。



さすが競作発表会とあって、多くの方が参加されましたので準備が早いです!



人海戦術によるレール磨きの後は、何時ものレールクリーニングカーで露払い。
今回の牽引機は、すっぴんのEF62です(笑)



競作作品の写真撮影用に、ダルマ35号さんがモジュールを持ってこられたのですが、何とここでも台風被害が・・・?



ヤードには着々と自慢の車両が乗りますが、内ヤードは近郊型電車で占められてしまいました。
左から、てつまろさんの415系、なかのひがしさんの415系、会長の115系(先頭は改造車!)です。いずれも、Tomixとでんてつ工房のプラ完成品の改造車です。



その反対側には、なんと421系までも… これも、でんてつ工房のプラ完成品を改造したものです。



外ヤードには、貨物列車の他に洋モノがたくさん!



これ何でしたっけ? 子供の頃、本でよく見たTEEの・・・?



シンコーさんは、トミカリミテッドの広電750形をパワトラを用いて動力化!
因みに、爆発はしません!(爆)



実際に並ぶことが…ありそうな『北斗星』と『はやぶさ』の並び。
クラブのレイアウトで新幹線が快走したのは何年振りでしょうか?



今回、若干1名の心を奪った、ホビダスのキハ40。
試作品の似ても似つかぬ顔が嘘みたいでした。



そして、西のワムハチさんの信号柱、これまたいい雰囲気を出しておりました!

昼食後には、いよいよ競作発表会。まずは、プレゼンの順番をアミダくじで…



お約束の、ヘロヘロ曲線を描いた本人が1番手・・・バチが当たりました(笑)



今回のお題は『アルモデルの小型電車A』を用いた車両です。



全部で11作品13両が参加しました。
それぞれの作品紹介は、別稿で紹介しますが個性豊かな車両達が集まりました。

そして、参加者全員による投票の結果、第1位はK野さんの『広浜鉄道モハ90005』に決定しました!



そして、優勝カップの授与・・・ではなく貸与(笑)
副賞は、自分でリボンに名前を書く権利が与えられます(爆)

初めて、同じキットを使ったお題となりましたが、各人の個性が出て審査に大変困りましたが、個性豊かな作品たちの登場に、大いに盛り上がったと思います。

そして、参加賞としてK野さんから今年の新米を頂き、大盛況のうちに例会を終える事が出来ました。

参加されて皆さん、お疲れ様でした!

来年のお題は『機関車』です。来年もおおいに盛り上がりましょう!