サニテラの仲間達

退職を機に、自分は残りの人生で何をしたいのか心の声に耳をかたむけ山小屋生活を楽しみ、世界を歩く夢を実現したいと考えてます

第二の人生 登山 3

2020-10-12 07:55:00 | 山登り
(最終)
3日目
実は、最終日の至仏山登山も中止しました。
やはり、尾てい骨が痛くて力が入らない事、奥さんも足に痛みが出てきたので登山は無理だと諦めました。よって今回の燧ヶ岳、至仏山の2山登山計画は、尾瀬沼・尾瀬ヶ原縦断へと変更になってしまいました。
そうと決めてしまえば、3日目は尾瀬ヶ原の雄大な景色を楽しみながら乾いた木道を滑る心配もなく、楽しく(荷物は重いですが)歩いていくだけです。ただ今回知ったのですが、秋は雪解け水も無いためか尾瀬ヶ原の特徴である湧水も少なく、個人的にはやはり春の水芭蕉が咲く頃の、雪解け水で尾瀬ヶ原全体が清水で溢れている頃が一番好きです。










見晴から龍宮経由で山の鼻までの途中、何回も景色が良い場所で休憩取りながら、すれ違う人もあまり多くはなく、尾瀬の自然と人々が同化した風景となりとても良い感じです。








山ノ鼻には11時過ぎに到着し、ちょっと早い昼食です。弥四郎小屋で作ってもらった弁当と、ここでも自前のバーナーで食後のホットコーヒーを作り一服。ここは尾瀬ヶ原への入山に一番メジャーな鳩待峠からの入り口でもあり沢山の入山者がいて賑やかです。






食後は、鳩待峠まで最後の登り。途中で熊の糞っぽい物体発見、まさか人のものとは思えない!





ここの登りも私には案外きつい、最後まで他の登山者から追い越されてしまうが、誰一人も追い越せない。。。なんとゴール前100mくらいで70歳超えのツアーでちょっと来た的なおじいちゃんから追いつかれてしまう。今回の歩きで唯一の抵抗で追い越されないように頑張って何とか峠まで行けた。と思ったが、奥さん曰く「わざと追い越さずにいてくれたみたいだよ。」って。









今回の費用(お土産、自宅からの交通費含まず)
5日:朝食、昼食・・・1,517円
   駐車場・・・・・1,500円(3日分)
   バス代・・・・・1,400円
   宿泊代・・・・・13,800円(昼飯含む、GoToトラベル使用)
6日:宿泊代・・・・・13,260円(昼飯含む、GoToトラベル使用)
   喫茶・・・・・・1,400円
7日:バス代・・・・・3,240円
   合計      36,117円

GOTOトラベル助かります。
次はどこに行こうかな。

第二の人生 登山?-2

2020-10-11 15:34:00 | 山登り
パート3
2日目
山小屋の朝御飯は6:00からですが、燧ヶ岳を狙う人たちは5時くらいには出発しているので、朝食時には宿泊客は昨日の半分くらいになっています。私たちは時間に余裕ありなので食後もゆっくりして7時30分に出発。余裕あると良いですね。景色を眺めたり写真撮ったりと時間を使いながら歩いていたものの、それまで降った雨で濡れた木道はやはり滑りやすく、今度は奥さんが滑ってしまいました。運良く左腕を少し擦ったくらいでリュックがクッションになったようです。😅
私たちはフリーアプリのYAMAPで地図をダウンロードして、GPSで自分の居場所をその地図上に表示しながら歩いていて、楽勝だと思っていたルートですが、案外アップダウンがあり苦しくもあるのですが、左手に沼を見ながら時に林の中を歩きながら、なかなか楽しませてくれます。😄









お昼は長倉小屋からの弁当と、食後に暖かい美味しいコーヒーをバーナーで沸かした山の清水を使って一杯。これをやりたくてバーナーセット持ってきたんですが、バーナーの自動着火装置が壊れてしまいライターで着火。😢このバーナーも25歳ころに買ったものなので34年も使っている年代物。最新のものはきっと軽くてもっと性能が良いのだろう。買い直おしという楽しみが増えました。











13時には弥四郎小屋に到着。空はやっと晴れてきました。今日の天気予報では今日の夕方まで晴れて夜は曇るものの、明日7日の9時から13時まで晴れその後は夕方からは雨に変わるとの予報。なんだかギリギリ天気も味方してくれているようでラッキーな気分です。
弥四郎小屋では、お風呂は3時30分、夕食は5時30分からなので、小屋に荷物を置いて晴れた気持ち良い爽やかな風がそよぐ尾瀬ヶ原湿原の探索へ!












山の紅葉は赤や黄色が見えますがベストにはあと4~5日早いかという微妙な感じ。太陽光が暖かく風は緩やかで、人は少なく時間はゆっくりと流れ、とってもゆったりした気持ちになりました。😍
小屋の人によると、今年は紅葉が少し遅れていていつもだったら今が最盛期で、4月の山開き直ぐは雪が1m以上残っているとか、楽しそうな話が聞けました。

夕食も美味しく頂きましたが、今日も夜は曇っていて星が見えません。なのでここまで担いできた1kgの三脚も一度も使うことがありませんでした。風呂で一緒になった青年は、写真を撮る時、山には三脚は持ってきていないとの事。石の上にタオルとか置いて固定させ写真とっているとのこと。私のカメラもWiFiで電話と繋がり携帯で電話をコントロール出来るので、シャッターも携帯電話でコントロール出来るし、確かにその方が楽。次回の荷物から1kgは軽くなる事が決定。🤩




今日も夕食を済ませると寝るしかなく、シュラフも持ち出して暖かくして熟睡しました。

第二の人生 登山?

2020-10-10 18:37:00 | 山登り
パート2
1日目
さあ、10月5日いよいよ出発です。
天気予報は、1週間前から晴れたり曇ったり雨になったりと二転三転しながら、直前には5日は午前中小雨で午後から曇り、6日は曇りから晴れ、7日は曇りの予報。8日からは雨の予報なのでこの時期にしては、まずまずの天気に恵まれそうだと思いますが、スタートの雨の時間をなるべく少なくする為、出来るだけ登山口スタートを雨が止むタイミングに調節して大清水に10時過ぎに到着し、10:30分発のバスに駆け込み登山口を出発したのは11:00!







登山口の三平橋に着いても空はやはり小雨模様。大清水から三平橋までのバスの運転手との会話「雨の木道はとても滑りやすいから気をつけてくださいね。尻餅つくくらいだったら良いけど、それですまない場合もあるからねェ~。」そんな助言というか、注意と言うか、暗示というかの見送り受けて、雨カッパ、ザックカバー、靴用のスパッツを装着しいざ出発。足元も悪く出足からくじけそうになってしまう。




更に前回の筑波山同様に後から来る人から次々と追い越されてゆく。。。。荷物が重いせいだと自分に言い聞かせながら、次はもっと軽くしようと思い、頭の中で無駄な物を考えるが全部必要に思えてしまう。1日目の峠越えの三平峠まで来たところで雨も止んで、ホッとしながらカッパを脱いでいると、5人組の同年代と思われるグループに追いつかれるが、彼らも50リットル以上のザックにパンパンに荷物を入れて、「重いなあ」など言いながらどんどん歩いていく。人と比べると、やはり自分の体力不足なのかと更にショック。




ここからは、下り坂になって少し楽になり、奥さんと冗談言いながら歩いていたら、見事に木道で滑って尾てい骨から落下。あまりの痛さに息が出来ずにいると他の登山者が助けに来てくれるが、恥ずかしさのあまり「だ・だ・大丈夫!本当に平気ですから、どうも有難うございます」と強がるものの、骨折はしてないようだが力入れたり、踏ん張ったり、座る時に骨が当たったりすると飛び上がるほど痛いのでヒビくらい入ったかも?バスの運転手さんから「だから言ったでしょ」と言われそうな気分。早速この時点で戻るか、進むかの判断でしたが、少し休んでゆっくり歩いてみて、骨折していないと確信し進むことにしました。

それからは更にビビリながら歩くヘッピリおじさんと化して、奥さんからも助けてもらいながら、どうにか尾瀬沼湖畔に到着。そこには尾瀬沼に雲が低くかかり神秘的な姿を現してくれました。横山大観の朦朧体の絵のような、否もっと神秘的な姿です。写真も撮りましたが、私の腕前では神秘的な雰囲気が台無しです。






ここで少し休憩してた後、湖畔沿いの比較的平坦な木道のおかげでどうにか初日の宿に到着したのでした。長倉小屋は、流石に古い歴史から感じる風格あり、風情も雰囲気も食事も最高でした。












さて、風呂上がりに懸案の尾てい骨を再確認すると、腫れていないので打撲だけかもしれません。落ちた場所が石じゃなく木道だった事が幸いしたのだと神様に感謝。でも兎に角、痛くて足に力が入れられないので燧ヶ岳登山はやむ無く?次回に繰越とし、明日は、尾瀬が沼沿いに楽勝の工程で見晴の檜枝岐小屋へと決めました。
この山小屋ではお風呂が16時から、17時30分から食事、20時消灯ですが19時にはほとんどの人が寝ているようでいびきも聞こえてきます。私も食後に部屋で痛み止めだとウイスキー飲み始めましたが19時過ぎには疲れで爆睡となりまし





第二の人生 調子に乗ってまた登山?

2020-10-02 09:00:00 | 山登り
この前、筑波山に登って調子ついて日本百名山をと思いGoToトラベル使って尾瀬の燧ヶ岳と至仏山に一気に2本いってみようと!

計画編
先ずはルートを考えて、奥さんから無理をしたくないとの希望により提案したのがルート①大清水口から入山して三平峠を越えて尾瀬沼湖畔の長蔵小屋に泊、2日は早朝から尾瀬沼を回り込みながら燧ヶ岳に向け長英新道で登山、下りは見晴新道経由で尾瀬ヶ原の玄関口の見晴、弥四郎小屋へ、3日目は余裕をもって尾瀬の湿原を満喫しながら山の鼻まで尾瀬ヶ原を縦断し至仏山荘に泊、4日目は山の鼻側から至仏山登山、下りは鳩待峠方向に下りて、そこからバスで戸倉まで、戸倉から大清水まで乗り継いで帰ろうと計画するも4日間は長すぎると却下!😢
そこでルート②を再提案!大清水口から入山して長蔵小屋に泊、2日は見晴から少し歩き龍宮小屋で泊、3日目の朝は早くなるものの山の鼻まで尾瀬ヶ原を縦断し至仏山登山のルートに決定!😁

日程は紅葉の季節に合わせて、今年の多くの山小屋が閉まる10月16日までの間で紅葉に合わせ10月上旬の平日でしかも天気の長期予報で晴れが続きそうな5日、6日、7日と決めました。

日程を決め、山小屋を予約という時に、予約が取れない!😱
今年はコロナの影響で、クローズしている山小屋が多くその為に空いている山小屋に予約が集中し、例え平日でも満室という状況。営業の山小屋も山小屋特有の相部屋でぎゅうぎゅう詰めはコロナの影響でできない様子で、2名以上の場合1部屋使用となり、1部屋10畳でも2〜3名までの相部屋のようで、ゆっくりと出来るのは良いですが。。。
結局、候補に挙げていた龍宮小屋がクローズで、弥四郎小屋と至仏山荘が満室だったので予定を一部変更して、ルート③大清水口から入山して三平峠を越えて尾瀬沼湖畔の長蔵小屋に泊、2日は早朝から尾瀬沼を回り込みながら燧ヶ岳に向け長英新道で登山、下りは見晴新道経由で見晴の檜枝岐小屋で泊、3日目は更に朝は早くなるものの山の鼻まで尾瀬ヶ原を縦断し至仏山登山、下りは鳩待峠方向に下りる事になりました。

準備編
腰痛と右膝を壊してるので、下半身のサポーターは必需品です。とても良いサポーターを1枚持っていましたが、どこをどう探しても見つかりません。仕方なくスポーツオーソリティーというスポーツ専門のスーパーに突撃しましたが、1枚約13,000円もします。奥さんも右足に不安を抱えており2人で最低2枚、欲しいのは4枚なのに高すぎて買えません。そんな時の庶民のワークマンに行ってみると、なんと1枚1,280円~1,500円。2人で4枚をGET!





準備を進めていくとどうも荷物が多いような気がします。当初30リットルのリュックを2個でと思っていましたが、どうしても入りません。😭
着替、怪我の時の薬関連、カッパ等の雨対策品、ヘッドライト、バーナーとガス、コッヘルとコップ、飴やカロリーメイト、コーヒーやスープ、水筒合計2リットル、ウイスキー、化粧品、寒がりの夫婦なので夏用のシュラフ、夜の天の川星雲撮影にと三脚、コンパクトカメラ2台。結局30リットル1個、50~75リットル1個のリュックに詰め込んでやっと準備完了。

あとは、天気を祈るだけとなりました。
重すぎるリュックを背負って、次はパート2へ





第二の人生 日本百名山登山 筑波山

2020-09-30 17:32:00 | 山登り
筑波山に登って来ました。麓からですが、無茶苦茶疲れました。



今回は、1.古いハイカットの登山靴が壊れずに使えそうかの確認、2.私と奥さんの身体がちゃんと動くのかの確認、3.久々の山登りで必要な道具が動くか、足りない物は無いのかの確認でした。

登山口から直ぐに体が重くてキツくて、一緒にスタートした人達はどんどん先に行ってしまうし、後から登ってくる下の方にいた人達からも追いつかれ追い越され。。。




ゼーゼー言いながら、おえっと吐きそうになりながらも、休み休みどうにか登れました。普通は1時間5分のコースを1時間50分もかかって。。。腰が痛くてコルセットしてたけどやっぱり痛くて、膝はガクガクだし、帰りはお金にものを言わせて?片道590円のケーブルカーで降りて来ました。







靴は私のも奥さんのもまだ現役で使えそうです。2人の身体はかなりガタが来ている事が再確認。やっぱり身体を鍛え直さなくちゃ。登山ギアは全て使えそう。
忘れ物はナイフやハサミでした🤗
費用:コンビニ弁当1090円
  ロープウェイ1180円
  ガソリン 不明! 2人分!

筑波山は日本百名山の一つです。
あと99山登りたくなってきたけどどうしよう。