久しぶりの記録です。
孫ちゃんが、今日帰っていきました。今日から家族三人での新スタートが開始されます。旦那君も奥さんと子供と合流出来て嬉しいと思います。
私も慌ただしくも楽しい時間でした。
孫ちゃんも、すっかり自己主張して外に遊びに行きたい時だけ私に懐いてきて外に連れて行けと言うけれど、普段は母親である私の娘とおばあちゃんになる神さんにべったりです。近くの支援センター等に遊びに連れていくと、若い奇麗なお母さんのところにくっついていって膝に座るそうです。おばさんやそうでもないお母さんには行かないそうです。1歳ながらジゴロの素質は十分に持っているようで、関心するやらびっくりするやら将来が楽しみでもあり心配でもあり、保育園に行くようになってからの孫の行動に注視したいと思います。
さて、新しい本を買いました。中古の本ですが今は販売されていないのでやっと手に入れたものです。本の題名は「作って楽しむつるし雛」です。いつか産まれてくるかもしれない女の子の孫用にと思って準備しました。私の妹が産まれたときに母親、お祖母ちゃん、叔母さんの3人がかりで夜なべして作っていたのを幼い私も覚えています。それからずいぶん時間も経って、私に娘が産まれた時には、私と神さんの実家から「さげもん」のセットも送ってきました。その時は流石に自分たちで作ったものではなくて地元の保存会のおばあちゃん達が作っているものを買ったようでした。更に時間は経って、うちの娘も母になりましたが私は関東住まいなので、もし女の子が産まれても、さげもんを作る人手も、店にも売っても無いので、爺さんに当たる私も参加して神さんと二人の自分たちで、少しずつ準備して頑張って作ろうと思って、私の母に柳川のさげもん用の型紙をコピーさせてもらったりもしましたが、既に失われた型紙も多くてどうしたものかと思っていました。
型紙がない飾りは、昔、娘にもらったさげもんの飾りを見ながら自分で型紙を独自に作るしかないのかと、思っていましたがひょんなことからこの本に出会いました。この本には、日本のつるし雛の伝統が残っている「稲取の雛のつるし飾り」「柳川のさげもん」「酒田の傘福」をまとめて歴史の説明や、それらのさげている飾りを型紙付きで説明もしています。とても良い本だと思います。本体価格1600円ですが、今は書店に新品は無いので中古を古本屋やネット探すしかないですが、ネットでは5000円位で出品されているようです。私は、なぜかこの本を1000円程で入手する事ができました。
私は、育った町の柳川のさげもんを作る予定で、這い人形の髪の毛用にと長髪にしている私の髪の毛もカットして保存しています。いつになるか?果たして女の孫が出来るのかも分かりませんが、この文化は後世に残したいものだと思っています。因みに柳川のさげもんですが、1対でセットになりますがひな人形の飾りとして柳川鞠と一緒に飾るものとなり、うちの娘の時のさげもんの価格は1個で10万円以上したとの事で、1対だと20万円以上したとの事だったので今では買えば一体いくらになってしまうんでしょう。もともとは、嫁の実家の女が作って送っていたものです。なのでうちの場合も娘に女の子が産まれた場合は、神さん一人で作らなければならないので、私も頑張ってこの文化を守るためにひと肌脱いだという事です。
準備は出来たのですが、果たしてその時が来るのかは神のみぞ知る!ですけどね。