サニテラの仲間達

退職を機に、自分は残りの人生で何をしたいのか心の声に耳をかたむけ山小屋生活を楽しみ、世界を歩く夢を実現したいと考えてます

第二の人生 ブキットラワン特別編

2023-07-31 07:00:00 | 旅行
ガイドのDDからブキットラワンが出来た歴史を聞きました。私の英語力ですから多少の間違いもあるかもですが、事前にご了承下さい。

ブキットラワンが今の体制になったのは最近の話で、1986(1987年だったかも)
年からで、それまではジャングルしか無い他に何も無い村だった。当時はパーム椰のプランテーションや果物の農場しか無くて、そこに入ってくるオランウータンは、殺したり罠の檻に入れていたりしていた。そこに、スイス人の〇〇さん(名前は忘れました)がエコロジーの考えを持ち込み、農場に捕まったオランウータンは、農場にお金を払ってそのオランウータンを山に返して彼等の命を守った。そしてそれを長年続けた。一方で、そのオランウータンを買い取る資金を得る為に、この地域にバンガローを建て観光客を呼び、ジャングルトレッキングを始めて、それらの収益金の一部でこのシステムを維持して今に繋がっている。なので、ブキットラワンのこのジャングルトレッキングがスタートしてあまり歴史は無いが、我々はその〇〇さんを本当に尊敬している。


オランウータンのミナの話
最近まで、ココにはミナと名付けた有名なオランウータンがいたが、その姿はもう2年程誰も見ていない。多分ジャングルの奥深くに帰ったのかと思っている。
彼女の年齢は46歳だった。子供は4頭いて孫は1頭いる。彼女の特徴はこうだ。ジャングルでじっと耳を澄まして我々トレッキングしている人の話し声を聞いている。そして我々がどのルートを通るのかを予想して先回りして待っている。そして我々のガイドの荷物に果物が入っている事も知っていて、それを横取りしようとする。彼女は力が強いのでとても危ない。ある時、1人のガイドと彼女がお互いに取っ組み合って争ったがそれを観光客がビデオに撮って有名になった事もある。そんなミナもここ数年誰も見ていないがそんな有名なオランウータンもいたよ。

スマトラトラの話
この広大な国立公園にはスマトラトラも数百頭?いる。でも我々ガイドも実際に見た事は無かったが、丁度1週間ほど前にとうとうそのスマトラトラを、あるガイドが見てしまった。なので、もしかしたら我々も見れるかもだけど、自分もこの仕事を15年やってて一度も見た事ない。

DDについて
とてもイケメンです。たぶんガイドの中でも1〜2位を競うと思います。歳は35歳で独身。2人の妹もいるそうです。
彼曰く、インドネシアでは25歳前後が結婚適齢期で、自分はニューゼネレーションだと笑いますが、この地の結婚式は600人や700人の招待客を呼ぶそうです。凄いお金がかかるそうです。そして、自分はこのガイド以外は仕事はしていない。このガイドの仕事が好きだからとチョット切ない目をしたのを私は見逃しませんでした。つまり結婚するにはガイドから得る収入だけでは生活するのが難しいのかもしれません。妹さん達は結婚しているのか、いないのかはとても聞けませんでした。

日本人で、ブキットラワンでジャングルトレッキングする事が有れば、その時にガイドにDDを指名してもらえれば続きの話も聞けるかもしれませんよ。

第二の人生 海外旅13日目 ジャングルトレッキングー2

2023-07-30 07:00:00 | 旅行
2日目のトレッキングです。
昨日の夜にまた雨が降っていたので、今日はどうなるのかと思いましたが、夜の途中で雨も上がった様で、川の水も少なく綺麗になっていました。
朝から紅茶にサンドイッチに果物まで頂いてお腹が膨れて、そうすると生理現象もおきてトイレにとも思い、唯一のトイレに行ってみましたが、このキャンプサイトには大勢の大柄な本当に大きいし太い白人達と、それをフォローする現地の小柄な男性陣の全員が使っているもので、実際行って見てみたら、ココでは到底描けない状況で、明日以降のトイレ事情などを勝手に心配までする始末です。


朝食も立派でした

朝のデザート

朝からお猿

そして、スタートは川の中を少し登って違う山を登って降って、ロープならぬ木の根を手に持って、崖が落ちて獣道みたいな道さえも無いところもココを通れるの?その急坂80度あるんと違うやろうかと思う所など、スリルに満ちた道を通りながら、それでもルートはガイドのDD曰く、もう一つのルートはもっと急坂でとても滑るので危ないけど早いとか言っていたので、やはり私達向けに優しい道を選んではいるのかなとも思いますが、日本だったら確実に使えないレベルですね。多分ココをすまして歩けたら北アルプスのほとんどのルートいけるんじゃ無いだろうかとも思ってしまうほどでした。


DD

下り坂

ここはまだまだ良いルート

でも、そうは言いながら、ガタイの良い本当に太り過ぎの女性が登ってくるんです。勿論、途中で私達が追い越していったグループにいたりするんですが、景色の良いところで途中休憩でフルーツ食べてゆっくりしていると、そのグループが追いついて来たり、もうおじいさんが完全に無理そうだなと思って追い越して行っても、追いついてくるんです。チームで助け合って、 励まし合って、遅い人にスピード合わせて登ってくるんです。そこは流石だと感心します。日本だったら「その体型でこんな山に来るなんて」「そんな歳で無理して」とか言われそうで人的に日本人の方が助け合いの精神が無いのか思いやりの精神が低いのかなとも思ってしまいそうです。また、若い男性も1人嘔吐がが激しくて、とてもそれ以上のトレッキングは厳しそうな雰囲気でしたが、グループではどうも通常のルートは通らなくて良いから近道では下山できないかと話をしている様でした。そのグループはどう見ても、即席のチームに見えましたが、誰も文句も言わずコレからどうするかを話し合っている様でした。ジャングルトレッキングの1日の中でも、色んなドラマがあります。


デザート

そして肝心のオランウータンですが、2日目の今日は結局1頭も見る事が出来ませんでした。前日に沢山見れたので良かったんですが、流石に2日で1頭も見れなかったら、お金もかなり払っているし、かなりキツイ歩きだったので嫌になるところです。見れない確率も30%は有ると言われていたのですが1日目が大当たりと言われてもピンと来ていませんでしたが、2日目でその意味をちゃんと理解出来ました。
そして2日目のランチは、大きな川岸に到着して頂きました。ランチを頂いている最中に、最後のフィナーレの浮き輪でのラフティングの準備をしてくれています。昔、バリ島でもラフティングはやった事が有りましたが、それとはまた違った形の川下り!大声あげてとても楽しみました。

宿に戻って、シャワー浴びて、洗濯してテラスに盛大に干して、夕食を例の近くのホテルに食べに行きました。


河原で昼食です

浮き輪でのラフティング!

案外楽しい!

全身びしょ濡れになります

村に帰って来てトレッキングが終了しました。


フレッシュジュース

晩御飯です

今回の野生のオランウータンを近くで見ようとココまで来たジャングルトレッキングもとてもキツくて、テントの寝床もヒルはいるし、朝はカエルで起こされるなど、自分で行くテント泊よりもめちゃくちゃダーティーな場所でしたが、それでもプロのガイドの気持ちよさ、朝昼晩に休憩時のフルーツなど、私達に提供する食料を1人で担いで歩いてくれるおかげで、とても素晴らしい良い思い出になりました。また、他のガイド達も皆んな直ぐに私達を日本人とみて、日本語で声掛けしてくれますし、あるガイドはバリ島には沢山の日本人が来るけど、ココにはほんの少ししか日本人は来ない。日本に帰ってPRしてくれよとも言ってました。
私も神さんも思いましたが、やはり白人達は体の作りがあまりにもアジア人とは違います。そして彼等は余りにもオープン過ぎますから、インドネシア人にとっては、どうせ来てくれるのなら、身体の作りが近い日本人が大勢来てくれた方が、彼らとしても楽しいのだろうと。ジョグジャカルタでは、私達に対して日本人?韓国人?中国人?って聞かれる事も有りましたが、ココでは現地の誰からでも日本人の一択です。まだココにはアジアからは、少しだけですが日本人しか来ていないのでしょう。大昔を知る私にとっては、アジア人で海外を個人旅行しているのは日本人しかいなかったあの頃をブキットラワンでは今なら味わえます。皆んな行きませんか?楽しいですよ。

PS.
ジャングルトレッキングで必要な物
靴は少なくともトレッキングシューズ。私達はトレッキングシューズで旅に出るつもりでしたが、山の上の小屋に置いて来ていたので取りに行けず、私はランニングシューズ、神さんはタウンシューズで来ましたが、とてもスリップしやすくて危ないと思いました。他の外人さん達はちゃんと登山靴で来ている人もいましたが、ほとんどは一般的なスポーツシューズの様でしたが。。。簡易ランプは必要です。みんなは登山時に頭に付けるタイプを準備している人が多かったです。私達は携帯電話のランプです代用しましたが、簡単なライトは必須です。シーツなど、海外旅行用にだにかも通さないシーツ等は売ってますが、1人1枚有れば、虫刺されはほぼ解消されると思いました。

今日の費用
水     10000
夕食    87000
宿泊費    200000
合計    2961円   


第二の人生 海外旅12日目 ジャングルトレッキング-1

2023-07-29 07:05:00 | 旅行
今日は朝からジャングルトレッキングです。
今日の宿はバナナパンケーキと珈琲の朝食付きです。バナナパンケーキ、初めて食べましたが日本に売っているバナナとは種類が違うバナナを使っているのでしょうか。何とも言えない独特のバナナの味がとても味わい深く、日本に売っているバナナでも出来ないものか、帰国したら挑戦してみようと思いました。


朝食のバナナパンケーキ

朝食前には、ガイドのDDが挨拶しにきて朝食後にスタートする事になりました。すごいイケメンです。にっこり笑顔は女性もイチコロにしそうな感じです。

昨日のデブッチョ営業マンの設定で今回のトレッキングチームは私達夫婦にイケメンガイドDDの3人です。このトレッキングがスタートしてDDからの説明が始まりました。私の英語の程度の問題もあるので訳の正確度は分かりませんが、オランウータンはボルネオ島にもいますが種類が違い、スマトラの方が体毛の色が明るい、スマトラの方が身体が大きいし地上にいる事もある。スマトラには大体4万頭生息している。オランウータンは力も強いので6mの距離は保って、写真はOKだけどフラッシュは駄目よ。この国立公園で7日前にスマトラタイガーが見られたのでもしかしら見られるかもよ。でも15年のガイド生活でも1度も見たことないは無いよ。

トレッキングが始まって直ぐに猿たちが数頭木の上をジャンプしていきます。そして、この辺りは天然ゴムの生産地でもあるようで沢山のゴムの木から実際にゴムを採取しています。そして1本の木から毎日少し取れたゴムを採取して、それをメダンの工場でゴムの原料にしていると説明してくれます。日本でもゴムは採れるの?と聞いたので、日本ではゴムの木からじゃなくて石油からゴムを作っているよと説明したら、石油から作るとは流石は日本だねと驚いていました。
国立公園に入って直ぐのところに、早速人だかりです。お母さんと子供の2頭が木の上にいて、子供はその辺の木々をあちこちと遊びまわっています。とても幸先が良いようです。オランウータンの子供は親離れするのに6年から7年かかるそうで、妊娠期間は7か月か8か月だと言っていたと思います。ジャングルと言ってもそこいらじゅうにトレッキングチームだらけです。日本の田舎の森よりも人口密度が高いです。理由は、この季節がトレッキングには最適でしかもヨーロッパも長期休暇のシーズンインしたのでとても増えていると言っていました。トレッキングしているのは、やはり若いカップルが多く、家族連れも多くて夫婦と子供が3人や4人、子供の年齢も小学生低学年から中学生くらいまででしょうか。夫婦出来ている人達も多いですが年齢的には私たちレベルが最高齢じゃないだろうかと思いました。でも見かけで言うと白人と比べて日本人の私達は実年齢よりも若く見えますし、白人は老けて見えます。更に言うと体も大きく太った人も多くて動きも危なっかしいと思うのですが、それでも沢山の人達が来ていました。


ここからスタートです。

現役ゴムの木は初めて見ました。

野生のパイナップル

野生のドリアン。沢山なってます!

お猿も

完全に木々が重なり合って、地面は日陰です。

オランウータンですが、今日は大当たりのようで次には大きな雄をを発見。顔が横に大きく広がっていて立派に成長した雄です。この場で小さな子供を背負子で背負っているお父さんが居ました。その子がとても可愛かったので、つい声を掛けたら、ちょうど私の孫と同い年でした。お母さんが日本が好きみたいで、日本には今度行くつもりだけど、あれはどうなの?これはどうなの?って色々質問してきます。是非、日本にも来て下さい。楽しいですよと言っておきました。しばらく歩くと更に親子2頭が木の上で遊んでいます。最初に見た子供よりも少し大きい子供のようです。そしてさらにもう1頭、これは高い木の上の方で雌雄は分かりませんでした。その間にも白黒の毛が美しいトーマス猿が幾度となく出てきてくれます。また見た目はニホンザルに似ていて身体がもっと大きな猿もちょくちょく姿を見せますが、こいつは我らチームで神さんが3番目に歩いてた時に、藪から突然神さんを襲った憎きやつです。孔雀はジャングルの中の小さな広場で人間の多くを観客に1ヶ所から動きもせずに、まるでスターにでもなったかのように大きな鳴き声で私達を楽しませてくれました。


中央にお母さんウータンがいます。

近寄って写して来ました。

子供は上の方で遊んでます

雄のウータンは顔が特徴的


孔雀のコンサート!

そしてガイドのDDはとても紳士で気が利く人です。いつも私達のペースに合わせてくれ、ジャングルにある木の種類や特徴、薬草と効能、虫や果物、オランウータンの行動や食料などを歩きながら色々と教えて楽しませてくれます。また、午前のフルーツタイム、昼食のナシゴレンとデザート、午後のフルーツタイムと何処にそんなに持ってきてくれていたのかと思う程準備してくれて至れり尽くせりです。


休憩タイム

神さんのを欲しがってますが、与えない様にしています。

赤い何かを持っていたのでスイカか?と思ったら、花でした。

コイツらの仲間が神さんを脅しました!

昼食です。


ココも急坂ですが写真を撮れる余裕ある場所で、ほとんどのところはそんな余裕は有りませんでした。

今日のキャンプ地には午後3時過ぎに到着しました。川の側でキャンプすると聞いていたので水音が聞こえてくるとほっとしました。到着後、汗で全身べたべたになったほてった体を、森の沢の水に浸かってクールダウン。ゆっくりしていると川岸にマットをひいていてくれて珈琲と果物のおやつでさらにまったりした時間が流れます。


ここが私らのジャングルホテル😅

ジャングルホテル街


沢山の小屋が有ります。

このエリアには、泊りのトレッキングツアー参加者がどんどん集まって来ます。ざっと見積もっても60~70人以上でしょうか。全員が外国人で全員が白人です。日本人は珍しいのか良く他のツアーチームの外国人やガイドからも声をかけられます。特にガイドさん達のみんな日本人にもっとこのブキットラワンに来て欲しがっているように感じました。到着した外人さんたちは大胆です。特に女性はすんごい水着に着かえて、沢の少し深いところに浸かりに沢の中をへっぴり腰で歩いていきます。私は珍しいものを見せていただいて楽しいですが。そんな時にこんな事が起こりました。急に夕立が来たので私は小屋に入っていたのですが、外人さんたちは外で騒いでました。こんな山奥の沢だと上流に雨が降ったら直ぐに沢から上がるのですが、ここではどうなんだろうと思っていたら日本と一緒であっという間に、澄み切った水が茶色い濁流に変わり水かさも増えて危ない沢に変化しています。勿論、外では大騒ぎでガイドたちが早く上がれと指示出していますが、あんな水着で沢に入っているのでそんなに簡単に行動に移せないんでしょう。心配していたら大柄な男性が数人助けに向かい何とか難を逃れましたが、自然を舐めてたら時には牙をむき出しにしてきますから。直ぐに雨も止み太陽が姿を現し、そして夕闇が辺りを墨色に染めてしまう頃、夕食の準備が整いました。自然の中ではキャンドルライトで十分な明るさが確保できる事を知れます。なんとムーディーな夕食でしょうか。この夕食タイムだけはガイドもそのサブも食事の輪に入ってくれます。食事していた時に隣のチームのガイドが私達にも声をかけてきました。日本人がインドネシアに沢山来ているのは知っているが、皆バリ島に行って、ブキットラワンには殆ど来ないんで、日本に帰ったらPRしてくれよ。と、私は快く任せておいて!と返事はしましたが、出来る事はこのブログで記録に残すくらいですから、殆ど影響力ないですね。
ふと空を見上げると、空高くの空に何かがチカッ、チカッと光っています。それがずっと続きます。あれは何かと聞くと日本にはいないのか?なんでこんな事知らないの?と不思議そうな顔で蛍だよと教えてはくれましたが、私も生まれてこれ迄、あんな光かたする蛍なんて見たことありません。あんなのは日本の蛍とは全く別物です。日本の蛍は、水辺から光始めてせいぜい数mの高さまでにしか飛ばないし光り方も日本的なボワッとした光り方ですが、こちらの蛍は低いところにはおらず、20m以上も高いところで機械的に一瞬でチカッと光るのでどうしても同じ蛍だとは思えないほどです。


小屋の前を流れる沢です。この沢の淵をプールと称して、少しの時間で色んな出来事が有りました。

夜の帳が下りると夕食の時間です

そんな、話をしたりDDの個人情報を色々聞きだしたり、オランウータンMINAの話を聞いたりしながら夜は更けていきました。

そんな素敵な夜でも、多分弱点はありました。今日泊るテントを見てびっくりです。もう朽ちた廃屋のような真っ黒なテント?です。私はテント地が黒なのは、汚れが目立たない事、中に入ると特に何も見えないのでそんな気がします。そして実際には、ヒルはいるわ、朝は跳ねるカエルで起こされるわで、凄い所でした。

今日の出費
水        10000
ツアー代金   3000000
合計   30004円


第二の人生 海外旅11日目 いよいよブキットラワンへ

2023-07-28 07:00:00 | 旅行
このホテルの朝食は種類も多く内容も良いので連泊したいくらいですが、メダンでの観光は特に何も無いので、朝食後に出発準備し早速移動開始です。


ホテルの朝食

種類も多いビュッフェスタイルです

珈琲はインドネシアスタイル

チェックアウト後に、計画通りGrobタクシーを呼ぶとやはり直ぐに来てくれ値段は309000ルピアです。昨日よりタクシー値段が下がっています。途中に通過する街はジャワ島でジョグジャカルタからジャカルタへの電車で通った街の家や、街の雰囲気自体も違う様に思いました。なんか、ちゃんとしていると言うか、キチンと経済活動している様な街並みや雰囲気を感じました。また、途中からはパーム椰子のプランテーションを左右に見ながら放牧なのか野良牛なのかが草を喰む姿ものどかで雰囲気がいい感じです。
そんな雰囲気を感じながらあっという間の12時30分にはブキットラワンに到着です。村の入り口で何か金銭を徴収しています。そして私達を外国人と知ると車を道路の岸に寄せさせて質問攻めです。宿はどこに泊まるのか?ジャングルトレッキングには予約はしたのか?本当にしたのか?自分が紹介するとか、本当にしつこくて色々と行ってくるので、ここを乗り切るために宿で既に予約してるよ。その話合いのメールがコレだよって全然関係ないメールを見せたら、諦めたのか、我々を解放してくれました。


ホテル前でタクシーを待ってます


途中の街の風景

ブキットラワンに入るだけでも大変です。そして道とは思えない様な道を通って予約していた宿に到着しました。その宿に入るために川にかかった橋を渡るのですが、コレがまた手作り感満載の揺れる吊り橋で、もともとこの手のものには弱いので目一杯怖いんです。でも、この橋は宿に行くだけの為の橋だとばかり思っていたら、普通に一般の道路橋の役目もありバイクもドンドン走ります。変なアトラクションよりも数倍スリル満点です。


この吊り橋が揺れる揺れる😅

最初の部屋は右から2番目

ウェルカム珈琲

昼食食べに歩く道

まだまだ続く

隣のゲストハウスのレストラン

こんなところ

100%フレッシュジュース

昼食です

この辺りの地図

カレンダーの日付が縦並び


まぁ、はっきり言って宿はハズレでしたが、目の前には川が流れて景色だけは良い感じです。目的はジャングルトレッキングなので明日からのジャングルトレッキングを予約しようと思っているとデブッチョの営業マン?がどこからともなくやってきて営業開始。この宿と契約しているのかフリーなのか分かりません。1泊2日で1人90ユーロでガイドは1人、3人まではガイドは1人、4人以上になるとガイドは2人になり参加者は最高で6人まで。ちょうど他の宿にいるスペイン人の兄弟が2人で参加するので4人でガイド2人でどうか?その後、私達を観察していた彼は、「でも彼らはとても力強くてスポーツチームだから別のほうがいいかもしれない」と言って写真まで見せてくれましたが、確かに日本でいえば自衛隊隊員か、ボディービルダーみたいです。つまり、彼の目からは私達は、ついて行けそうに無いと思われたようです。そして続けます。オランウータンは野生なので必ず見れるわけじゃなく、見れる確率は70%と言われていると保険も忘れずに伝えてきます。一応、ツアーは6泊7日まであるが多くが1泊2日で参加されていると笑いを交えて交渉してきます。私達も村の中心部にあるツーリストセンターまで行くのも面倒だしこのまま決めようと思っています。次は値段の確認ですが、事前に日本でネットのブログでは1人当たりUS$200ドルと見ていたのですが、提示がユーロで90ユーロときました。彼曰くココへの訪問者は、ヨーロッパ人が95%で次がアメリカ人、その他はほとんどいなくて日本人はバリ島には沢山来ているのは知っているけど、ここには来てくれないから残念ながら円は使えないよと言われました。ユーロ換算でも調べていた値段よりもかなり安い?まあ、US$200換算だと今の為替だと28000円もするから、安い分には交渉する気も失せて言い値でルピア換算で支払いました。その後も90ユーロは旧価格で今は120ユーロだとか情報は混在していますが、損はしていないようです。


部屋の中から


部屋も広い

トイレ

シャワーは水のみ

テラス



昼と同じレストランで夕食

夕食

レストランの犬と猫も懐いてくれました。

後は、明日からのトレッキングに備えて私は近くのレストランで早々に食事とビール飲んでサッサとおやすみしたいのですが、ソロソロ帰りの飛行機でメダンからジャカルタまでの日程を決めて飛行機を予約しないといけません。ココはメダンやジャカルタと比べるとずっと楽しそうなので、飛行機はジャカルタからの帰国前日のギリギリを狙って予約しました。勿論、この間みたいに勝手にこの便は運休で飛びませんとか言われたら、乗り継ぎ出来なくなる恐れがあるので、今回は少し贅沢に?エアアジアを押さえました。

それでは、明日からのトレッキングでオランウータンを見れます様に!

今日の出費
水        9000
Grob     350000
昼食        86000
夕食        80000
ビール       60000
宿泊費     200000
合計   7825円  




第二の人生 海外旅10日目 いよいよスマトラ島へ

2023-07-27 07:00:00 | 旅行

今日は早朝から飛行機移動です。5時に起きて6時に大通りからGrobタクシーをつかまえ空港まで。渋滞が日常と言われてる市内も出勤前の時間なので順調にながれ空港に到着しました。

空港では、最初発券カウンターが分からずウロウロしましたが、空港職員に聞くと全然違うところで探していたようでした。正しい場所に並んで発券も完了!その後セキュリティチェックでは、神さんが捕まって何やら言われてるので助けに行くと、荷物の中に変な物が有ると言われて荷物を全部出されています。神さんは怒り始めていますが、何が問題なのかと思うと、昨日買ったお土産の紅茶セット。そのセットを自分で開けろと言うので、何とか綺麗に開けようとしていたら、取り上げられてガバッと破られてしまい中身の説明を求められます。紅茶葉の容器が試験管に入っていたので疑いを持たれたらしいので、中身は紅茶で家族へのお土産だと説明して匂いをかいで理解すると軽く「OK!」だとぬかします。お土産破きやがってと思い文句も言いたいが、揉めれば大人気ないし、しょせん負けるのは私達と分かっているし、そもそもそんな語力無いし、我慢するしかありません。

航空券に印刷指定されているE2GATEに着いて、あとは待つだけだけど何だか不安がよぎります。昨日の予約していた飛行機の運航休止案内から私にはライオンエアの信用度が全くなくなっています。GATE入り口のサインには私が乗るJT306便名が無いんです。出発案内の全体を表す電光掲示板がそもそも無いのでE2内のインフォメーションに聞くとココで合ってると言います。それでも納得いかず、E GATE全体のインフォメーションに聞きに行っても大丈夫でE2で待てと言います。E2で待ってる他の乗客のお兄さんに聞いてもココだと良い、隣のお姉さんもココだと言います。神さんも私に不思議な顔してるが、私の何かがこの違和感を伝えています。なので今度は自分で、E GATE全体の GATEの全てを1番から順に、 GATE前のサインボードを見て回ったら、何とやっぱりE5 GATEのサインボードに私の乗る予定のJT306便名と時刻もしっかり表示してありました。やっぱり間違ってた搭乗口が変更になったのだろうが、空港職員も変更になったのなら正しい場所を教えろよ!と思うと同時に自分の感覚を信じて良かったと安心。出発時間も近づいていたので急いでE2 GATEに戻って神さんに伝え、隣のお姉さんにも教えましたが、お姉さんはそれでも半信半疑で、お姉さん自身がE2 GATEのインフォメーションに確認に行くとやっぱりE2であっていると言われたみたです。私が一緒にE5 GATEに行ってインドネシア語で職員に確認して欲しいとお願いしてE5の正に搭乗チェック中の職員に確認してもらうと、正解はE5だと言うことが判明。今度は走って荷物番の神さんも一緒にE2 GATEに荷物を抱えて走って正しい搭乗口E5に向かいました。お姉さんからはとても感謝されました。乗り遅れなくて本当に良かった!

更に飛行機に搭乗するときのパッセンジャー・ボーディング・ブリッジPBB(伸びる廊下のようなもの)、日本だと1機の飛行機にPBBが1つ若しくは2つ繋がていますが、今回ビックリしたのは、1機の飛行機にPBBが繋がっていますが、そのPBBを通りながら途中で扉を自分で開けて地上に降り、隣に駐機している飛行機まで歩いて行った事。これは下手したら間違えてほかの飛行機に乗ってしまって、全く違う場所に行ってしまう可能性もあります。私達の前に人が歩いていなかったので、本当に歩いて行った先の飛行機がJT306なのかも不安になりました。そのままPBBに繋がってた飛行機がJT306便とかありえないよな、と思いながら飛行機内のCAにも再々々確認して、やっと安心して席に着けました。いやはや日本ではなかなか出来ないすごい経験しました。



結局E5で見つけました。

PBBが繋がってるからこの飛行機と言う訳でも違い、左側に停まってた飛行機でした。

まだ、この飛行機なのか半信半疑です



飛行機は順調に飛行して、無事に次の目指す都市メダンに到着しました。色んな想定外の事が起こるので、情報収集で念のために明日の移動に備えてメダンからブキットラワンへの行き方の聞こうと空港内のツーリストインフォメーションを探しましたが閉まっていました。平日の昼間なのに閉まっていたのでびっくりはしましたが、これくらいでは驚かなくなりました。諦めてホテルへ行く事にして空港を出てgrobタクシーのミーティングポイントを探します。空港ターミナルを出てそのまま直進すると電車の駅の建物に入っていきます。その間、何人もの客引きが話しかけてきますがそこは一切無視します。建屋に入って左右にパーキングへの出口がありますが、左側に出て直ぐの所にgrobの看板とフォローのお姉さんがいました。

ホテルに着いて、ブキットラワンへの行き方を聞くと公共バスステーションまで行って、そこからバスが出ていると教えてはくれましたが、他にも方法が無いかと聞いても、他はタクシーしか無くて高いからやめた方が良いとのアドバイス。私達のバックパックスタイルと見かけから判断してくれたんでしょう!



今日1泊のホテル

部屋は広い

良い感じです


明日の宿を予約しているゲストハウスにメールでメダンからブキットラワンへの行き方を尋ねてみました。

回答があり方法は3つ

公共バス/メダンのバスステーションから乗って1人当たり50000ルピア。必ず運転手に直接渡す事。他の人に渡すと、その人が自分の手数料を取るので注意しろ。

ツーリストバス/ホテルまでピックアップに来るMAX6人乗り合いで1人当たり170000ルピア。

専用のタクシー/迎えに来て500000ルピア。

私達は2人なので、公共バスの場合の費用はバスステーションまでのタクシー代が30000ルピア程度と計算して130000ルピア(1300円)、ツーリストバスだと340000ルピア(3400円)、タクシーは500000ルピア(5000円)。

そして、今回試しに私がgrobタクシーで調べてみたら320000ルピアで行ってくれるみたいです。なので明日の移動には公共バスかGrobタクシーを使おうと思い、ゲストハウスには自分で行くから、着いたら迎えに来てねと行って彼らからの提案のツーリストバスとタクシーはお断りしました。

今日の食事は、地元の食堂で頂きました。英語も通じないけど、そこは食べたいと言うジェスチャーで通じます。私にとってはインドネシアに来て1番美味しい夕食でした!この数日ずっとお腹の調子が悪かったのですが、食事後からは調子が戻り復活しました。お金を支払う時にその店の娘さん(高校生くらい)が私に英語でどこから来たのか聞くので日本からだと答えると、何か急に喜んで他にも何かしゃべりたそうですが、言葉が出てきません。私の腕をつかみ店の奥に大声で何か言っています。出てきたのは多分彼女のお兄さんで多分高校生くらい。今度は日本語で「私の名前は〇〇です。あなたの名前はなんですか」と聞いてきます。私も日本語で「私の名前は〇〇です」と答えましたが、それが二人ともとても興奮して喜んでくれています。私もそんな二人を見ていると嬉しくなりました。お店の他のお客さんも注目していましたがみんな笑顔です。これがローカルの旅の楽しさです。また明日からが楽しみです。



ローカルの食堂

ご飯と数種類のおかずを選びます

晩御飯でした。



今日の出費

Grob    250000
朝食       65000
飛行機   25700円
Grob    250000
夕食       55000
宿泊費    350000
合計  35369円