サニテラの仲間達

退職を機に、自分は残りの人生で何をしたいのか心の声に耳をかたむけ山小屋生活を楽しみ、世界を歩く夢を実現したいと考えてます

第二の人生 庭の果実

2024-07-13 07:00:00 | 果樹園
家の庭の果物

私の夢は沖縄の離島への移住でした。庭で南国フルーツをたくさん育てて、それをもいで朝食にする生活に憧れていました。その夢は今は諦めています。理由は中国共産党の海外への領地拡大野望の為です。私は彼らは台湾や沖縄を狙っていると思っていて、実際台湾に対しては武力統一も厭わないと発言しているし、沖縄にはしきりに琉球国は中国と古くからの交流云々と秋波を送り、送られるデニー知事も親中国で反日反米に見えます、そんな知事が当選できる土地柄だと思うと不安になり、残念ながらそんな不安な地には旅行では行くものの住むのは諦めました。

もうずいぶん前になりますが、世界で地球温暖化が言われるようになり始めたころに、ある大手商社が作った資料を見た事が有ります。このまま温暖化が進んだ場合の2050年だったかの日本の気候変化に伴う各地の農業や漁業に関する変化についての資料でした。うる覚えですが、九州・四国は熱帯地域になり、九州・四国のみかんは暑すぎるので、気候的には東北が適し、同じ理由で東北のリンゴは北海道へ、米も北海道でも育つようになる。確か病気もマラリアの北限に日本も入るようになる等その他細かくデータ有りましたが覚えているのはそれだけです。私は元々南国フルーツが大好きなので、それを見て逆に小躍りしそうになりました。もし、そうなれば関東の自宅でもバナナをはじめ南国フルーツが育つかもと思ったからです。

地球温暖化に関しては長い地球の歴史の中の振れの範囲だとか、実はプチ氷河期に向かっているだとか研究が色々ある事は知っていますが、近年の現実世界では日本近海の魚の生育場所の変化が目立ち北海道でシャケの網に鰤が大量に獲れたり、関東でも東京湾で熱帯魚が冬を超えられるようになったり、普通にシーラも釣れるといいますし珊瑚の北限も和歌山から千葉に変わったり、既に北海道でも美味しいお米が収穫されているし、ふと先の資料の事を思い出した訳です。

2050年には、まだ約25年もあるし私も生きていても老人ホーム通いで何も出来ないかもしれませんが、最近のこの暑さから冬に雪が降らなくなったら、真っ先に自宅の庭の松等の植木を切って、バナナやパパイヤを植えたいと思っています。多分パッションフルーツや大好きなマンゴーも出来るかもしれません。
*今は、バナナの種類によっては名古屋が北限で地植えで冬も蓆を巻くなどして上手く育てたらバナナの実が採れるそうですが、冬の雪が降らなかったらバナナの種類も選ばず手間もかからないと思います。

現在のうちの庭では、今年はレモンが大量に生っています。小さな木ですが全部で30個程です。昨年はゼロでしたし、多分"すす病"に罹っていたので、かなり切り込んで枝や葉の1枚1枚の黒くなっている部分を雑巾で拭いて「頑張って実を成らしておくれ」と声掛けしていたら今年は大復活してくれました。来年以降はこんなに沢山はならなくて良いので10個程なってくれれば十分です。因みに、このレモンの木の他に2本のレモン(別種)と1本の柚子の苗を植えていますが、これまでなかなか大きくならなかったこれらの苗も、今年は一気に育ってきたので、もしかしたら来年には初収穫が期待できるかも知れません。当地では無農薬有機肥料の国産レモンを1個300円程で販売しているレモン専門のお店もあり、案外とお客さんも来ている様子で売れています。それもあって娘達にも我が家の庭の自家製無農薬レモンには期待しています。


小さな木ですが沢山なってます😊

別角度から。後ろの雑草みたいに見えるのは、レモングラスです。

ぶどう(巨峰)の木もあまり大きく育て過ぎて家が乗っ取られそうになったので、根元から切ってしまいましたが葡萄は生命力が強いので根元から新しい芽が出てきていました。芽が出たら都度切っていましたが、3年目の春に新芽が出てきた時は、何だか葡萄を可哀そうに思えて、ぶどう棚式ではなく1.5m程の立ち木サイズに毎年切り込む事で葡萄に今の位置で育つことを了解しました。葡萄君も恩に感じてだか、今年は全部で7房程実をつけています。実が熟れてきたら孫くんに収穫させようかと楽しみにしています。


葡萄の蔓は一年でこれ以上伸びます。

巨峰の木1号の実のひとつ

巨峰の木2号の実のひとつ

ふたつ目





第二の人生 山の木々

2024-05-12 07:23:00 | 果樹園
山の木々について

山小屋は標高が高くて涼しい場所にあるので、関東と比べて木々の種類や成長に大きな違いがあります。気候的には北海道の札幌よりも寒いと言われており、頭では分かっていてもなかなか思ったように植えたい木々を選定出来ていなかった様です。


新しい実山椒の苗

新しいブルーベリーの苗

新しい豊後梅A

新しい豊後梅B


おまけの不明な花

おまけの不明な花

水仙A.

何かの花

水仙B

水栓C

水仙D

今回、ホームセンターに大工作業に必要なものを買いに行った際に、関東ではなかなか見かけない苗がシーズンの終わりなのかバーゲンの半額で売っていたので、大喜びで買っちゃいました。私は梅が大好きです。梅と言っても梅の実です。梅酒や梅干しは1年で6㎏や8㎏は消費するので山にも三高梅の苗木を2本植えていますが、寒いせいか苗を買った時には咲いていた花さえも、今では咲かなくなってしまいました。北海道で育つ梅は豊後梅と言われているようですが売れ残りが2株、さらに一昨年に植えていた実山椒もいつの間にか枯れてしまってましたが、これも売れ残りが1株あり、ついでに定価でしたが大きな株のブルーベリーも1株買っちゃいました。確か全部で1,600円程だったと思います。

私が苗を買って植えてみて、この地に適合して成長が早いのはグミ、プルーン、シュガー楓です。きちんと成長しているのは栗やブルーベリー、枯れないものの成長が遅い胡桃、枯れてしまったのはミカンやぶどう等の南方系樹木です。木々の成長が早くないと私の方が先に逝っちゃって成長した木々の姿を見れないので、頑張って早く成長してくれと声かけしている始末です。


残った9株。何株かは弱ってます。

ついでに、去年からブルーベリーの挿し木をしていますが最初に芽が出て上手くいったと思っていた20数株から、少しずつ枯れていき冬を越えて新しい元気な芽を出したたのは結局9株のみとなりました。当初、今年一年ポットのまま育てて来年の今頃に地植えしようと思っていましたが、その心が揺れ動いています。もうしっかり根も伸びて越冬も経験した株なので早く地植えした方がこの株達には良いかもと思い始めています。どうしたもんなんでしょう。


第二の人生 ブルーベリーの接ぎ木の成功

2023-10-08 07:15:00 | 果樹園
今年の春から始めたブルーベリーの接ぎ木がうまくいきそうです。
やっと自信が持てました。

去年は全滅だったので、今年は大切に育てていましたが途中に発根しているか確認で見てみるも、今までは全然根を見つけられていませんでした。そんな中で私がblogフォローをしている方は色んな草木を増やしておられ、質問したところ「接ぎ木の中でも上手くいくものもあれば、ダメなものもある」との答えに、今まで100%を目指していた私も目からうろこ、納得して今回は土を鹿沼土100%から腐葉土と50:50に土を変えようと思い、その際にすべての苗の発根状態を確認してみました。

するとどうでしょう。全部で27鉢中(28本)の結果は以下の通りでした。
20本はしっかりと発根していました。
4本は根がほんの少し出ているような感じでした。
4本は全く発根の兆しも見えんせんでした。


腐葉土はその辺りから

コレはちょこっと根が出てる

コレはちゃんと発根

コレもちゃんと発根してます

不思議ですね。28本ともに芽が出て葉もあるのに、地中の状態はこんなにも違うとは。そして同じ鉢の中の2本でも1本はしっかり発根してるのに、1本は何の変化もないのも有りました。しかしこれで謎が解けました。これまで私が確認してもどの苗も発根していなかったのは、偶然発根してない苗を見ていたという事だと思います。
そして、店で買った苗も地植えにするときに根がほとんど出ていないものも有りましたが、そんなものだと思っていました。生産者はいちいち根まで確認していないでしょうからハズレだったんですね。

山の上は冷えて木々の休眠期間が長くなるので、接ぎ木は街の家で越冬させます。数ヶ月の生長期間の差が出るので、来春に地植えするかもう1年しっかり養生させて再来年地植えするかは思案中です。もしかしたら半分地植えするかもしれません。

今回の経験から、更に難しいと言われているコシアブラに来年は挑戦してみたいと思います。


ブルーベリーの挿し木の途中経過

2023-08-11 07:00:00 | 果樹園
ブルーベリー挿し木のその後。

ブルーベリーは挿し木が難しい様です。今回挿し木したのは今年の4月上旬だったので、挿し木してもう4ヶ月になります。なかなか難しい現状を記録しておこうと思います。

当初、挿し木していた小枝全部に芽が出ていましたが、この暑さなのでか3本が枯れてしまいました。ポットに基本は1本植えでしたが2本植えていたポットも有り枯れた3本のうち2本が2本植えのもので、残りの1本は1本植えのポットです。よって1つのポットが空いてしまい、2本植えになってるいくつかのポットの中から1本を選んで、空になったポットに移し替えました。





枯れた3本とも抜いた時に発根していないか確認しましたが、根は出ていませんでした。そして気になる移し替えた挿し木も根は出ていません。根が出そうな感じでかなり膨らんではいるんですが、残念ながら根はどこにも有りません。





ブルーベリー挿し木の時には、発根するまで絶対に肥料を与えては駄目だと聞いています。早く大きく育てたいので肥料を与えたいと思いながらも我慢して来ました。そして今回、ポットを移し替える時に発根すべき部分をしっかり見ましたが、根が出る部分が大きくは膨らんでいましたがそれだけでした。挿し木の場合に発根させるには肥料を与えずに、挿し木自体に栄養を求めさせて発根を促すのがやはり正しいと思いました。このまま冬まであと4ヶ月も育てれば、発根してくれると思います。そしたら肥料も与えられると思うので、更に来年の一年をポットで育てて再来年の春には、庭に植えられるのではないかなと感じています。このまま、無事に発根して欲しいものです。
今までお店で売られていた、ブルーベリーの小さな苗でも挿し木してから丸々2年はかかると思うと、500円の価格設定も分かる気がしてきました。


第二の人生 ブルーベリーの挿し木の現在

2023-04-28 16:46:30 | 果樹園
ブルーベリーの苗を買ったら、小さな苗でも500円もしたので、たくさん植えてジャムを作りたい私は、自分で苗づくりから始めました。少し大きなものは1000円もしますし、大株だと2000円以上もします。

山ノ上の山小屋で育てている大きなブルーベリーから枝を1本切って、その枝を挿し木用にカットするんですが、発芽用の芽を1~2個つけた長さでカット。根が出て欲しい土の中に埋める部分を斜めにカッターで切りなおして水につけて準備。一方、植える容器は安いポリ容器に鹿沼土を入れて準備、そのポットを洋服などを押し入れに入れる容器に23個入れて持ち運びと簡易ビニルハウス用に準備して挿し木しました。挿し木して根がなかなか出ないようですから、通常春に挿し木して秋頃に根が出て地植えできるようになるそうです。ポイントはその間の毎日の水やりが必須で絶対に乾燥させては駄目だそうです。山ノ上で準備をし、外は寒いので蓋をして温めていました。そして町の家に降りてくるときはそのまま彼女らと一緒に降りてきて、町は気温が高いので蓋は外しています。


この頃は、挿し木して10日ほどで、まだ芽は出ていません。

一昨年、ブルーベリーの剪定で切った枝をそのまま土に挿して増やそうと思いましたが全滅。昨年、ブルーベリーはなかなか根が出ないので挿し木は素人では難しいと聞き、ダメもとで水耕栽培の要領で数本をテストしてみたところ3本から芽は出ましたが一向に根が出ません。水を交換しながら根が出るまでと頑張りましたが、結局根が出ることはなく全滅しました。この経験とYouTube先生の指導の下、今年は上記要領で実験中です。根は本当に出にくいようで、枯らさないように水やりながら管理しています。うまくいけば今秋に根は出てくるとは思いますが、そのまま寒い山ノ上に地植えしたら枯らしてしまうと思うので、そのままのポット状態でまだ山よりは暖かい町の家で冬を越させ、来年の6月頃の梅雨入り頃には山の上も少しは暖かくなっていると思うので山の庭に地植えしたいと思います。


現在、23パック中22パックから順調に芽が出てきているので、今のところ大成功だと思いますが、枯らさないように毎日の水やりをちゃんと出来るのかを今から心配しています。もしも途中で旅行などに行く場合の事が心配です。

もしのこの方法でうまくいった場合、ブルーベリーと比べても更に増やすことが難しいと言われているコシアブラに挑戦したいと思っています。因みにコシアブラ、一昨年の挿し木は全滅、昨年は木を折らず皮を少し剥いでその部分を土で覆った根出しも失敗、新たに1本1000円の小さな苗を買って地植えしても枯らしてしまいました。今年は、枝を裂きコケで覆って根出しに挑戦中ですが、うまくいっても効率が悪すぎて、挿し木で何本もいっぺんに増やすことが出来たら最高なんですが。。。。