サニテラの仲間達

退職を機に、自分は残りの人生で何をしたいのか心の声に耳をかたむけ山小屋生活を楽しみ、世界を歩く夢を実現したいと考えてます

第二の人生 山小屋の冬支度

2024-11-09 07:00:00 | 山小屋
山の冬の準備

今年も山の上は例年通り紅葉も始まり、最低気温はマイナス温度を記録するようになりました。早く冬の準備をしようと

我が家の山小屋には木製のテラスがあります。
とっても雰囲気は良いんですが、風雨でどうしても腐っていく運命にもあります。その寿命を出来るだけ長く持たせるために、防水・防腐・防虫剤の塗布を行いますが、特に西側は乾きが悪く今年はとうとう丸太で出来た階段が朽ちて壊れてしまいました。そんな事もあって昨年は西側のテラス全体を覆う庇を作りましたが、風雨に関してはすこぶるいい感じなのですが、折角の景色が見えなくなってしまいました。今年の修正箇所はこの庇の角度を可動式にして調整できるようにしました。これで、来年の春に雪が解けたら庇を持ち上げて景色が見えるようにできます。頑張りました。


この庇の角度を上下出来る様に改良しました。

敷地の周りの道路に面している部分の大木になりそうな木を全部で10本くらいを切り倒しました。電線にかかったりする前に、大きくなって自分では切り倒せなくなる前に、切ってしまいました。これで心配しなくても済みます。

家の外壁はログで出来ているのですが、もう4年も塗材を塗っていなかったので、全体までは出来ませんでしたが風雨や太陽光が直接当たる気になる部分を塗りました。来春には今回塗れていない部分を仕上げようと思っています。


ハシゴをかけ辛い場所も!


車のエンジンオイルとスタッドレスタイヤに変更しました。これで突然の雪にも安心です。

今年の冬用の薪の準備も終わり、丸切していた材を次の年用に薪に割って準備も完了。


庇の角度を下げて

薪割りも雪囲いも


今年の冬用も


最後は、今年の花豆の収穫です。今年は蒔いた豆の数は少なかったんですが収穫量は昨年と比べても逆に多いような気がします。この花豆も買えば案外値段も高いので、食べたかったら自分で育てて収穫するしかありません。そんな花豆も、我が家では今年は猪が大暴れしてこの花豆の畑も荒らされてしまいましたが、思ったり沢山収穫出来てひとまず安心しました!


花豆乾燥中





第二の人生 孫用の干し柿

2024-11-08 07:00:00 | 山小屋
孫ちゃんは干し柿が大好物。

まだ1歳の頃に柔らかい干し柿をあげていたら、その甘い感触の虜になったみたいで、孫の為に今年も干し柿作りました。街の農協で売っている550円の袋を2袋、650円の袋を1袋で合計55個の渋柿で作りました。

先ずは皮むきです。渋が包丁にまとわりついて真っ黒に、私の手や爪も真っ黒です。今回も洗濯干し用の器具に、紐の両端に1個づつ渋柿を括りつけ、紐の真ん中を洗濯ばさみで挟む仕組みです。次はどんぶりに焼酎を半分ばかり注ぎ、渋柿1個づつを、その焼酎に漬けて消毒していきます。これでまず簡単にはカビません。昼間の晴れた日には外に干して夜や雨の日には室内干しで約1週間で完成しました。


たまに、スズメバチ🐝が齧りに来ます

雨の日と夜は室内で!

去年とこの時点までは一緒ですが、去年はずっと干していたので正月頃には乾きすぎて小さく硬い干し柿になってしまったので、今年はこの一番美味しい時点で1個づつをラップしジップロックに入れ冷凍保存しました。食べる時に食べる分だけ自然解凍して食べるとうまい具合に長期保存できそうです。


20個づつ冷凍庫へ!



第二の人生 今年もキノコ狩り

2024-11-07 07:00:00 | 山小屋
秋のキノコ狩り

信州の農協に行くと、この季節は山に生えているキノコ類が沢山販売されて来ます。キノコの大様のマツタケもコウタケは値段が高くて私達には手が出ません。クロカワまでいくと、小さなパックに少ししか行ってない物だったら買います。その他の雑キノコ類はまだ比較的に安いので買って食べてましたが、今年はキノコの値段も大幅に値上げされていました。去年まで1パック350円やら沢山入ってても500円程だった、私達の好きなハナイグチも今年は大体1000円~1200円もします。
村の野菜販売所も今年の10月7日から値上げになりました。それまでの白菜は大きさによって50円か150円だったのが、150円か250円になってしまいました。それでも都会のスーパーで買うよりもとても安いんですが、ちょっとしたショックです。お米も去年まではコシヒカリでも8500円程度(税抜き30㎏)だったのが、今年からは13800円に大幅な値上げです。これらも街のスーパーで精米した5㎏3000円もするお米と比べれば、まだかなり安いですがそれでも無職にはとてつもなく厳しい状況です。


クロカワエリア

コウタケエリア

堂々のマツタケエリア

これはショックだと、庭のきのこ畑(椎茸、クリタケ、なめこ、ヒラタケ)に今年もそろそろ出て来てくれているかと確認に行くも、今年はまだ出て来てくれていません。それならばと自然公園の山の中に雑キノコを探しに行きました。そうは言っても私が判別できるのはマツタケ、コウタケ、クロカワ、ハナイグチ、マイタケくらいしか判断できない、まだまだ素人です。高級キノコはそう簡単に素人が見つける事も出来ないので、可能性があるのは後にも先にもハナイグチだけです。熊に遭遇しないようにナタを振り上げ小枝を払いながら大声で歌って、これを他人が見たらかなりイカレた危ない老人です。


山で採ったハナイグチ!

そんな甲斐もあって、今年もなんとかGET出来ました。昨年と違うのはこのキノコの市場の値打ちです。去年の倍はあるので、多分これで5000円分以上あろうかとほくそ笑んでいます。ですが、こんなに沢山のキノコは一度に食べられそうにありません。そのままでは直ぐに駄目になる種類なので、駄目元で塩漬け保存に挑戦してみました。成功したら来年以降はこの方法で沢山の種類の雑キノコを確保出来るようにしたいものです。







第二の人生 孫との山小屋 その2

2024-11-05 07:00:00 | 山小屋
孫との山小屋生活もそろそろ終わりに近づいた週末に、長女の旦那さんが迎えに来てくれました。次女夫婦も久しぶりに来てくれました。そして今回はゲストに長女の旦那さんの友人家族も遊びに来てくれました。

山小屋は久しぶりに大人数で大賑わいです。小さな子供達は近所の巨大な公園で走り回り、カラオケで子供の歌の歌合戦も始まってます。大人達はBBQで飲んで食べて遅くまで大いに語り盛り上がりました。今回、ゲストで来てくれた方が手作りの白菜キムチときゅうりキムチを持ってきてくれたんですが、これが私達の口にピッタリと合いどんなに美味しいと言われる物よりも、本場の韓国で食べるキムチよりも美味しいんです。

私も、ずいぶん昔に韓国人の友人から教えてもらったキムチの作り方を思い出しながら最近何度か作ってみましたが、こんなに美味しくは出来なかったのでそのレシピを教わりました。私がそれまで作っていた方法や入れるものと比べてもそんなに違いは無かったのですが、1つだけ私が入れておらず、彼が入れているもの“砂糖”がありました。確かに言われてみればその韓国の友人からも砂糖も入れるように言われたような気もしてきました。

なので今回、街の家に戻り作ってみました。
作り方は簡単です。
材料A
今回の白菜は2.6㎏あったので、四つ切りにして数日干します。
大根は460g程度を皮をむいてこれも縦に四つ切しました。
上記2種の合計重量の約3㎏の5%の150gの塩を使い白菜と大根の浅漬けを作りました。ここで白菜を少しつまんで食べてみて程よい塩加減なのを確認。勿論、薄いと思えば本漬け時に塩を追加して、塩辛いと思えば塩抜きします。

これらと別にキムチの素を作りました。
材料B
生姜(チューブ)18g
ニンニク5片
ニラ約50g
人参250gを細くカット
昆布だし(即席スティックタイプ)20g
出汁(我が家で日常使っているあご出汁粉末1.5袋)15g
ナンプラー12g
砂糖(きび砂糖)37g
乾燥小エビ(お好み焼き用半分)6g
切りイカ(お好み焼き用半分)約5g
キムチ用唐辛子約75g

これら材料Bに、材料Aの大根を細切りにしたものを混ぜておきます。
材料Aの白菜を手で水気を絞り、葉の間に材料Bを適当に挟みます。
挟み終わったらレジ袋に、それらがばらばらにならないように入れていき、全部を入れたら手で適度に空気を抜きながら袋の口を縛り、冷蔵庫の野菜室に2日程入れて出来上がり。




とっても美味しい手作り白菜キムチの出来上がりなんですが、私が作るとどうも再現性がダメダメです!何が駄目なのかもっとB材料を増やす事、Aの塩気が強過ぎた。砂糖の比率をもう少し増やした方が良い気がする。

なかなか難しいもんです🥲






第二の人生 孫たちと山小屋

2024-11-04 07:00:00 | 山小屋
久しぶりの日記です
とても忙しくしていました。

少し遡って記録しておきます。
山小屋に久しく行って無かったので、冬支度も兼ねて行ってきました。
最初の1週間は、産休中の長女が孫を2人連れて来てくれました。
3歳になる孫は、毎年来ていましたが以前の記憶は無かったようですが、今回は家の中で、外でと大活躍だったのでもう忘れる事はないでしょう。

孫が来ている時に経験させたかった事がいくつかあります。1年前には出来なかった、庭で泥んこになって遊ぶこと、泥団子を作れるようになる事、虫達と友達になれる事、野生の動物や鳥達を身近に感じてくれる事、近所の公園で走り回る事、カラオケで大きな声で歌う事です。

庭で泥んこになる事は、私が猪に荒らされた庭の修復をしていた時に「じいじのお手伝い」といって泥や草などをひっかきまわしていました。まだまだ都会っ子で奇麗に遊んでいましたが出だしは順調でした。
その流れで、泥団子作りが大好きだった長女が孫に泥団子作りを教えていました。まだまだへんてこな泥団子ですが何とか作れていました。
天気にあまり恵まれず、虫達の数が少なくトンボや小さな蜂がなかなか飛んで来てくれないので、虫と仲良くなる事はチャンスが無く次回への持ち越しになりました。野生動物や鳥達は沢山出てきてくれたんですが、そんな時はいつも遊び疲れてお昼寝していたので見れませんでした。これも次回に持ち越しです。近所の公園は異様に広く芝の手入れも行き届き子供用の遊具も沢山ありますが、人がほとんどおらずいつも貸し切り状態。熊が出そうな雰囲気さえありますが、そんな中で大はしゃぎで走り回っていました。
最後の希望のカラオケで歌う事も最初の数日は恥ずかしがって、私達が孫の歌いたい「氣志團のワンナイトカーニバル」を歌わされる羽目になりましたが、1週間もいると振りを付けて大きな声で歌うようになってくれました。


じいじのお手伝い

猪の掘り返しを元に戻しているつもり!

探検中

遊びに来てくれたお友達と

たった1年で孫も随分と成長して変わりました。まあ、その分私達は色んな所にガタが来てしまいましたが、自分の事よりも孫の成長がこんなにも楽しく嬉しいものなら歳をとる事もそんなに悪い事ではないなと、世の中のじいじとばあばの気持ちが良く分かるひと時でした。