ちょっと遠い所にあるスタジオでしたので、
運転に自信の無い私はKさんの車で連れて行ってもらいました。
平静な住宅街にスタジオはありました。
ちょっとこじんまりした薄暗いお部屋。
ボストンのピアノです。
調律したてのホヤホヤ。
弾いてみると、鍵盤が重い。深い。
でもppがきれいに出る、さすがグランド。
薄暗いので集中するのに最適に感じました。
が、やっぱり他人の気配がすると注意力散漫になりますね・・・。
お初にお目にかかる方が2名いて、
でも、ピアノ談義を通じてお話しが盛り上がりました。
その方のステージ用の靴がコレ。
すっごくピカピカしてる、まるで鏡みたい。
聞けば通販で購入したダンス用の靴だという。
なるほど、ダンス用ね。これからはダンス用をチェックだわ。
しかも、高校生の娘さんのピアノ発表会用の靴らしい。
娘さんは今シューマンの「幻想曲」を弾いているらしい、すげー。
プログラムの順に演奏を始めました。
こうして聴いてみると、本当にコアな大人の選曲ばかりです。
みんな、バリバリ弾く人ばかり。すごいなー、嬉しくなっちゃうなー。
発表会といえば「幻想即興曲」とか「愛の夢」とか
ショパン・ノクターン9-2とか、誰でも耳にした事のある曲があるのですが、
そういう曲がナイ。
しいて言えば私の曲がそんな感じかな。
そして、やはりというか、私の曲がサイコーにカンタンな曲・・・。
ちょっと軽くめまいがしました。
カンタンな曲・・・、間違ってばかりだったら、それこそ
サイコーに「恥ずかしい」事ではないか。
サラッと、でも情熱的に弾きたい。
私は後半戦のトップ。
その前に休憩がありました。
そのスキに練習をみっちりさせてもらいました。
練習とはいえ、みんながいる。
ミスタッチばかり・・・、あー、アガッてる・・・
練習なのにアガッてる・・・
ここはピアノで演奏披露する所で、
自分の「アガリ」をピアノを通して披露する所ではナイ。
みっちり弾いているうちに、その場の雰囲気に慣れて行きました。
休憩も終わり、私が弾く時が来ました。
緊張はしているが、「アガッて」はいない・・・気がする。
大きなミスもなく、自分らしく弾けたような
今回は頭の中で実況中継もなく集中できました。
というか、今回は頭の中で「歌い」ながら弾きました。
うん、うん、この調子
お部屋が薄暗いのも集中できた大きな要因ですね。
本番はライトでまぶしいくらいだしなー。
でも、集中できた分、自分のピアノで弾いているような気持になっちゃって
「あれ、狙った音にならない」とタッチの違いを思い知らされながらの演奏でした。
2曲続けて弾いたのですが、ソフト・ペダルや右のペダルを踏むたびに
椅子がどんどんバックして、「あれ~、鍵盤が遠くなる~」と困惑しました。
ケツ圧、の仕業ですね
ショパン・ワルツ。パデレフスキー版。
「ちょっと違った感じでイイですねー」と言われました。
メロディがビターで大人っぽくてイイのだ。
はぁーっ、人前で弾くのってとてもエネルギーが要りますね。
帰りは気が抜けていました。
続く
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運転に自信の無い私はKさんの車で連れて行ってもらいました。
平静な住宅街にスタジオはありました。
ちょっとこじんまりした薄暗いお部屋。
ボストンのピアノです。
調律したてのホヤホヤ。
弾いてみると、鍵盤が重い。深い。
でもppがきれいに出る、さすがグランド。
薄暗いので集中するのに最適に感じました。
が、やっぱり他人の気配がすると注意力散漫になりますね・・・。
お初にお目にかかる方が2名いて、
でも、ピアノ談義を通じてお話しが盛り上がりました。
その方のステージ用の靴がコレ。
すっごくピカピカしてる、まるで鏡みたい。
聞けば通販で購入したダンス用の靴だという。
なるほど、ダンス用ね。これからはダンス用をチェックだわ。
しかも、高校生の娘さんのピアノ発表会用の靴らしい。
娘さんは今シューマンの「幻想曲」を弾いているらしい、すげー。
プログラムの順に演奏を始めました。
こうして聴いてみると、本当にコアな大人の選曲ばかりです。
みんな、バリバリ弾く人ばかり。すごいなー、嬉しくなっちゃうなー。
発表会といえば「幻想即興曲」とか「愛の夢」とか
ショパン・ノクターン9-2とか、誰でも耳にした事のある曲があるのですが、
そういう曲がナイ。
しいて言えば私の曲がそんな感じかな。
そして、やはりというか、私の曲がサイコーにカンタンな曲・・・。
ちょっと軽くめまいがしました。
カンタンな曲・・・、間違ってばかりだったら、それこそ
サイコーに「恥ずかしい」事ではないか。
サラッと、でも情熱的に弾きたい。
私は後半戦のトップ。
その前に休憩がありました。
そのスキに練習をみっちりさせてもらいました。
練習とはいえ、みんながいる。
ミスタッチばかり・・・、あー、アガッてる・・・
練習なのにアガッてる・・・
ここはピアノで演奏披露する所で、
自分の「アガリ」をピアノを通して披露する所ではナイ。
みっちり弾いているうちに、その場の雰囲気に慣れて行きました。
休憩も終わり、私が弾く時が来ました。
緊張はしているが、「アガッて」はいない・・・気がする。
大きなミスもなく、自分らしく弾けたような
今回は頭の中で実況中継もなく集中できました。
というか、今回は頭の中で「歌い」ながら弾きました。
うん、うん、この調子
お部屋が薄暗いのも集中できた大きな要因ですね。
本番はライトでまぶしいくらいだしなー。
でも、集中できた分、自分のピアノで弾いているような気持になっちゃって
「あれ、狙った音にならない」とタッチの違いを思い知らされながらの演奏でした。
2曲続けて弾いたのですが、ソフト・ペダルや右のペダルを踏むたびに
椅子がどんどんバックして、「あれ~、鍵盤が遠くなる~」と困惑しました。
ケツ圧、の仕業ですね
ショパン・ワルツ。パデレフスキー版。
「ちょっと違った感じでイイですねー」と言われました。
メロディがビターで大人っぽくてイイのだ。
はぁーっ、人前で弾くのってとてもエネルギーが要りますね。
帰りは気が抜けていました。
続く
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