ひさへ的ポンコツ脳内劇場

マンガ描いてピアノ弾いて料理(栄養士免許有)も作ったりの引きこもり主婦。無断転載お断り~。

白フデさんと黒フデさん。

2016-09-29 | 義母98歳
毎度おなじみ流浪のブログ。
「ご長寿の世界」へよーこそ!

さて、数日前の夕方ビールを飲んでまったりしていたら
義母フデさんの施設から電話がありました。

施設からの電話・・・、それは義母フデさんの身に何かが起こったという事。

何でも、右眉の上にあざがあると言う。
前日のお風呂の時には無かったらしい。
なのでその後部屋で転んだのではないか、という事でした。
義母に聞いても「転んだのは随分前」、7月末の骨折の時の事しか覚えていない様子。

ビール飲んでるしで、次の日に行ってみました。
かなり広い範囲のアザ、すでに黄色くなっている。
転んだ覚えもぶつけた覚えもないと言う。
特に痛みもないようなので、受診は見送り。

そして、クイックルワイパーを壊し、杖も持つだけだったり、引きづったりでしたが、
やっと杖使いが上手になりました!


さて、そんなフデさん、最近スタッフの方々に優しくなった。
「仲良し」にもなっている。
良かった、良かった。



ニコニコ白フデさん、です。


いつも白フデさんなら良いのですが・・・。
まだ骨折する前、自力で歩いていた今年の春くらいの事です。





私の嫌いな黒フデさん、登場。



以前から黒フデさんは、他人の容姿等を言葉にします。
「美人だね~、キレイだね~」ならイイんですけど・・・。
私はとってもイヤで、いつも聞こえないフリをしていました。

こうする事で「だから、私は大丈夫、大丈夫…」と、
老いてゆく不安な心のバランスを取っているのでしょうか。



そんな黒フデさんは、97歳で元気な自分に絶対的な誇りを抱いています。



「じゃあ、お義母さんにとってボケた老人ってどんな人?」  
と問うてみた。
だって、お義母さんは立派にボケてるよ?⇐コレ、アタシの心のツッコミね。

















これが義母の定義する完全にボケきった老人だそうで・・・。




でも、


でもね・・・。









病院の待合室での、いつもの、




疲れ切ったお義母さんの姿そのものじゃないですかっ!!

人の振り見て我が振り返らず・・・




それとね、97歳2か月の口が達者な義母フデさん。



施設で一緒の人達を「じーさん、ばーさん」呼ばわりします。

私ね、コレもどーも嫌なのね。
この時はあまりにもひどく言っていたので、
ナマイキな嫁ですが、言わせて頂きますっ。  



そう、「世話焼きばーさん」は7歳年下。
前担当医の「じーさん」は40歳以上も若い。



ってゆーかさ、
お義母さんより年上って、なかなかいないよ?
みんな年下だよ?

お義母さんに言われたくないと思うなー。

それ以後「じーさん、ばーさん」発言はなくなりました。


義母を見ていると「ご長寿さん」の心理も複雑で辛ささえも感じます。
どーも、義母は「死ぬ事」よりもボケや認知症になる事の方が恐ろしいようです。




コメント (2)
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