①一人当たりのGDP、2000年2位から2021年27位。
②日本企業の国際競争力30年間で1位から31位。
③賃金上昇率、1995年を100とした場合の伸び⇒米国222、韓国291、日本95
④男女格差(ジェンダーギャップ指数2022年) 146か国中116位
⑤OECD加盟37か国のGDPに占める教育機関への公的支出の割合36位
⑥難民認定率 日本0.5%、ドイツ41.7%、カナダ55.2%、フランス14.6%、アメリカ25.7%、イギリス47.6%(2022年)。
⑦報道の自由ランキング 71位、ポーランド、ケニア、ガーナ、韓国、南アフリカ、ドミニカ、チェコや東手モールなどよりもずっと低い(2022年)。民主党政権では11位。
⑧出生率 1.26、過去最低に。
「日本陥落」その原因はどこにあるのか?
参議院議員の辻元清美さんの市民ネットワークが発行している「つじもと清美NEWSーつじもと通信VOL.48ー」で、
「私は、自民党を中心にした「世襲・利権・人権軽視(排斥)・男性中心・右派」政治が日本を衰退させてきたのでは、と思うのです。
私も政治の場に身を置くものとして責任を感じ、日本を再生できないことに歯ぎしりしています。
しかし、この30年間の大半、権力を握ってきたのは、やっぱり自民党の世襲議員の方々なのです。」と指摘する。
③で指摘されている、賃金上昇率、1995年を100とした場合の伸び。
比較年が少し変わってしまうが、参考までに、物価と賃金の変化率を見ると(1995年⇒2020年)
米国 名目賃金2.23倍>物価1.7倍、韓国 名目賃金2.92倍>物価1.92倍、英国 名目賃金2.08倍>物価1.64倍、ドイツ 名目賃金1.64倍>物価1.41倍、で、日本が名目賃金0.96倍<物価1.04倍で、他国は物価も上がっているが賃金もちゃんとそれ以上に上がっている。
世界時価総額ランキングTOP50、1989年(バブル絶好調)には多くの日本企業がランクインしていたが、2023年には1社も入っていない、日本で唯一独り勝ちしているあのトヨタでさえだ。
この34年間のうち、2009年~2012年の民主党政権の時以外はずっと自民党政権。
平均賃金 (Average wage)
平均賃金は、国民経済計算に基づく賃金総額を、経済全体の平均雇用者数で割り、全雇用者の週平均労働時間に対するフルタイム雇用者1人当たりの週平均労働時間の割合を掛けることで得られる。この指標は、2021年を基準年とする米ドルと購買力平価(PPP)で表記される。
これも、日本は$41,509、OECD平均$53,416を大きく下回り、25位。
「名目賃金」とは、「従業員が働いたことの対価として、その国の貨幣(金銭)で支払われたもの」で、「実質賃金」とは、「労働者が実際に受け取った給与である名目賃金から、消費者物価指数に基づく物価変動の影響を引いて計算したもの」で、物価の影響を受けない。
したがって実質賃金からは、労働者が給与で購入できる物品やサービスの量がわかり、そのため、個人消費の動向にも影響する。
民主党から今の自民党政権に変わる前までは、名目賃金と実質賃金は近いところで動いていたが、安倍政権になってから以降、実質賃金は名目賃金を下回りっぱなし。
生活が苦しくなるのは当然だ。
この30年間のうち、2009年~2012年の民主党政権の時以外はずっと自民党政権、特にグレーの部分はアベノミクスだ。
日本の30年前と今との比較を見ると、昔の方がよっぽど豊かな暮らしが出来ていたことが明らかだ。
各国の1年間の人口増減数だが、人口が増えている国もあるが、日本の人口減少は子どもを産む気にさせない政策を自民党が推進しているので、今後もかなり厳しい。
「国民負担率」は、公的な負担の重さを国際比較する際の指標の一つで、租税負担(国税+地方税)及び社会保障負担を合わせた義務的な公的負担の国民所得に対する比率で、「財政赤字を含む国民負担率」は、これに将来世代の潜在的な負担として財政赤字を加えたもの。
実質的に賃金は上がっていないのに、税金と社会保険の保険料で、給料の半分近くが国に吸い上げられているという現在。
日本では、若い人たちが、恋をし、結婚し、子供を作る余裕なんかなく、いや、そもそも将来を考えたときにこの国では子供を産み育てる気にならないでしょうってのもわかる。
原油価格の高騰と度を過ぎた円安、そして政府から支給される補助金の縮小によってガソリン価格も、史上最高値を更新しそうな状況。
物価高もますます進んでおり、生活はさらに厳しくなっていく…。
日本を守る他国を攻撃できるミサイルをアメリカの言いなりで買うより先に、日本国民が潰れそうだ。
さらに、日本の食料自給率は「38%」、他国を見るとカナダ266%、オーストラリア200%、アメリカ132%、フランス125%、ドイツ86%、イギリス65%、イタリア60%、スイス51%。
こんな日本が万が一戦争なんかやってしまうと、エネルギー資源もないのに、一発で終わってしまうって。
内閣府が8月15日に発表した2023年4~6月期の国内総生産(GDP、季節調整値)の速報値では、全体の5割超を占める個人消費が節約志向で低調だったが、そのうち衣服や娯楽商品などの「半耐久財」は前期比2・8%増と際立って伸びたため、プラス6.0%と3期連続のプラスとなったというニュースがあったが、実はその要因はゲームソフトで、「新しいものが発売された」(内閣府担当者)ためという。
5月に発売されたNintendo Switch用ゲームソフト『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』のことだそうだ…とほほ。
そのGDP、ドル建ての指数推移をみると日本はG7で最下位。
自国通貨で見ると、少し差は縮まるが最下位は最下位、とはいえ今の異常な円安があってのもので、そのために物価が上がって生活はしんどいんやから。
そして教育にかける国の金も、OECD中、下から5番目…やし。
みんな投票に行って、自民党政権をつぶそう💢
そやないと、みんな、こんだけ税金払っているのに、もっと生活が苦しくなって、ひょっとすると子どもたちが戦場に行かされるで💦
みんなが投票に行ってくれないと、組織票という支持者を持っている自民党や公明党、維新の会がけっきょく選挙に勝ってしまう。
自民党って、国民の3割くらいの票を獲得しているだけで、ずっと日本を牛耳っている。
今まで投票に行かなかった人の半分が投票に行ってくれて、自民党と維新と公明党に「No💢」って言ってくれたら、日本は変わるねん❗❗
選挙に行かないというのは、みんなを苦しめる自民党などの政党を喜ばすだけなんだ❗
最後に、子供たちの未来のことを思って、このようなデータも置いておく。
公財政教育支出 (Public spending on education)
公財政教育支出には、教育機関に対する直接支出と、家計に支給され教育機関が管掌する教育関連の公的助成が含まれている。この指標は、対GDP比で表記されており、初等教育、初等教育から後期中等教育後の日高等教育段階、高等教育の3種類に分けられている。公的機関には、教育担当省とそれ以外の省庁、地方政府、その他の公的機関が含まれる。公的支出には、学校や大学、その他の官民教育サービスを提供、支援する機関への支出が含まれている。この指標は、政府が教育をどの程度優先しているかを、それ以外の領域-医療、社会保障、防衛、安全保障など―への投資との比較で明らかにしている。