よしーの世界

好きな神社仏閣巡り、音楽、本、アートイベント情報を中心にアップします。

晩秋の近所の草花と猫

2020-10-18 14:39:28 | 日記
今日は晴れたり曇ったりですが、昨日ほど寒くないので散歩にはピッタリ。カメラを片手に歩いていま

すと秋から冬の気配が感じられます。



近所の貸し農園には真っ赤な唐辛子の実が。小さい下げ札があって手書きで「6か月で、育成中です、

よろしく」とありました。



コスモスが咲き乱れています。



畑の中に大きなコキア(ほうき草)があって、赤く色づいていました。



近くの公園に歩いていくと向こうの方に猫がいて、こっちを見ています。この辺の猫は緊張感がなくて

のんびりですね。都内に居た猫は近寄ればさっと逃げる態勢でしたからねぇ。



こちらはさらに全く緊張感のない猫。近づいても全然逃げようともしません。



伸びをしたり、毛づくろいをしたり本当にリラックスしています。我が家の近所の様子がよくわかると

思います。今日は買い物も含めて7993歩。
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犠牲のシステム 福島・沖縄   高橋哲哉 更に

2020-10-18 07:48:30 | 
本書の中にとても心に残る例文があった。少し長いが引用したい。


 かつて「戦争絶滅受合法案」なるものがあった。前世紀の初めデンマークの陸軍大将フリッツ・ホルム

が、各国に次のような法律があれば、地上から戦争をなくせると考えたのだ。戦争が開始されたら10時

間以内に、次の順序で最前線に一兵卒として送り込まれる。第一、国家元首。第二、その男性親族。第三、

総理大臣、国務大臣、各省の次官。第四、国会議員、ただし戦争に反対した議員は除く。第五、戦争に反

対しなかった宗教界の指導者。― 戦争は、国家の権力者たちがおのれの利益のために、国民を犠牲にし

て起こすものだとホルムは考えた。だから、まっさきに権力者たちから犠牲になるシステムをつくれば、

戦争を起こすことができなくなるだろう、というわけだ。


この法案はとても示唆に富むもので、本書の中では、この段で原発事故を考えれば、どうなるか。として

紹介しているが、世界中あらゆる局面に応用出来る。勿論無くならない地域戦争、紛争もそうで、当事国

の権力者、宗教指導者が常に先頭に立ち扇動しているが、当の本人たちが最前線に立つことはない。


この法案の発案者が陸軍大将というのも、法案に重みをもたらしている。そこまでしなければ戦争など無

くならないということで、リーダーを選択する時の指標になるだろう。今までリアルの中で右往左往して

きたが、たどり着く未来のために理想を高く掲げることが必要だ。


犠牲のシステム 福島・沖縄       高橋哲哉     集英社新書
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