よしーの世界

好きな神社仏閣巡り、音楽、本、アートイベント情報を中心にアップします。

初秋の箱根散歩part2 ~箱根湯本~

2020-10-25 13:53:48 | 旅行
岡田美術館を出て箱根登山鉄道に乗るために道なりに下り、小涌谷駅へ歩いていきます。バス停で2つ

ほど下りですし、それほど大変ではありません。



箱根に来たら箱根登山鉄道には是非乗りたいもの、山林と谷川に挟まれたルートを走るので中々スリル

があります。途中3回もスイッチバックがあり、その度に運転士と車掌が交代するところも必見。乗客

もみんな楽しそう。



箱根湯本駅から程近く、あじさい橋を渡り記念写真を撮る人が多数。早川の流れがキラキラ光っていま

した。



gotoキャンペーンのおかげもあるのでしょう。報道であったガラガラの湯本駅付近もズイブン観光客が

増えているようです。中には外国人観光客もちらほらいて土産物の物色に余念がありません。



コロナの影響で観光地も悲鳴を上げていましたが、ここにきてやっと人出も戻りつつあるようです。早

くコロナが収束して、普通に出かけることが出来るようになるといいのですが。
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初秋の箱根散歩 ~岡田美術館~

2020-10-25 08:02:16 | 旅行
久々にいい天気の土曜日、gotoで賑わう箱根に行ってきました。まだ紅葉には早いですが、岡田美術館は

以前から一度訪ねてみたいと思い、小田急ロマンスカーを予約してGO!車内は比較的空ていて快適その

もの、小田原からバスに乗り換え40分。



私設美術館の雰囲気が漂う建物で、正面エントランスは若冲没後220年特別展の装いです。若冲を代表

する「月に叭々鳥図」が目に飛び込んできました。



入り口には今回最も楽しみにしていた喜多川歌麿「深川の雪」の美女がお出迎え。



岡田美術館を象徴する巨大な「風神雷神」が圧倒的迫力でした。これは足湯に浸かりながら眺めることが出

来て、とてもいい!



手荷物をロッカーに預けて館内に足を踏み入れると1階は中国陶磁、青銅器、韓国陶磁の展示でかなり薄暗

い。この暗さは作品を引き立たせていて演出が見事。その作品の数の多さに驚きます。2階に移りますと日

本陶磁が沢山並ぶ展示の向こうに、歌麿の三部作「深川の雪」「品川の月」「吉原の花」がありまして、浮

世絵でこの大きさは初めての体験。世界で称賛されるのも納得です。


さらに3階では京の金屏風がありまして、これがまた素晴らしい!照明を抑えているので金屏風が映えます

ね。人も少ないし、ベンチもあるのでゆっくり鑑賞出来ました。



そして中に進みますと特別展・若冲をはじめとしてー光琳、応挙、蕭白の作品がずらりと展示されています。

銘品ばかりですが、私はやっぱり若冲で好きです。「孔雀鳳凰図」は本当によくて、近くに寄ったり離れた

り、ベンチに座って眺めたり、他の美術館で若冲の作品をこんなにじっくり観ることは無理でしょう。勿論

「月に叭々鳥図」も時間をかけて鑑賞しましたが、「三十六歌仙図屏風」もよかったですねぇ。



入館料2800円(前売り2550円)は少し高いように感じていましたが、他の美術館とは全く違う体験

が出来て、再入館も含めて4時間近くいましたが、一度行ってみることをお勧めします。
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