アジアの中の日本を見つめて

2010-12-13 | 授業記録
歴史単元最終授業。

学習課題は、
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日本と周りの国々とのこれからの
関係について考えてみよう。
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予想させる視点は2つ。

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・日本の周りの国々とは?
・それらの国との今までの関係は?
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写真の板書ではほんの一部だが、
とにかく沢山の手が挙がった。

古代から現代まで、様々な国との関係を復習した後、発問。

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(このように)関係が深かった、周りの国々と
今の日本にはどのような問題がありますか?
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ニュースやテレビ、新聞で、子どもたちには興味を持たせていた。
これも、様々な国との関係が発表される。
国際情勢についても、子どもたちはどこか(やはり)敏感であった。



これは、教科書に示されていた事例を中心に扱う。
(あくまでも教師の主観が強くなりすぎないように)
また、職場に見本で届いていた、新教科書の同単元も参考に話題を提示する。
※新教科書と現教科書を比較しながら授業をすると、やはり面白い。


様々な外国との問題を調べたあと、
どのようにすれば解決していけるか、考える。

これは正直とても難しい問題。
(だからこそ)
学習指導要領と、教科書を頼りに、まとめる。



(子どもたちの)今のレベルで、
自分たちにできることはなにか?
と考えた場面が盛り上がる。

ニュートラルな気持ちで、問題にぶつかっていける
子どもたちの感性を、今の自分も大切にしていかなければ・・・・
と改めて思う。


この授業で、小学校6年生の歴史単元は終了。
自分は(6担を持った年は)、常に、この後
「歴史を学ぶ意義」について、振り返るのだが、
今回は敢えてしなかった。

それでも子どもたちが、教科書を見ながら

「あー、これで歴史が終わりだ~」
といろいろ話していた。

(教師があれこれ言わなくても)
それそれでいいのではないかなぁ。
と今回思った。

いろいろ勉強になった9ヶ月間だった。

子どもたちに、本当に感謝。