カッパの独り言

病気をして、ちょっこし人生観も変化。
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西国三十三カ所の難所

2010年05月17日 15時29分00秒 | 巡り巡って


西国三十三ヵ所のご開帳が五月末で終わるということで、ハイペースで巡っています
今回訪れたのは、第4番札所・施福寺(せふくじ)。

大阪府和泉市の槙尾山ってところにあるお寺です。
府内やから行きやすい、と思ったら…、とんでもない
体力のない人が、このお寺を最初に訪れたら、間違なくなく挫折します


このお寺は、車で行くことができません。マイカーもバスも槙尾山の中腹までしか行けず、そこから約20分~30分の道のりを徒歩で行かなければなりません。
西国三十三ヵ所の中でも難所なんだそうです

私は公共交通機関を使いましたが、これも結構大変やった
泉北高速の終点、和泉中央駅から南海バスに乗ります。バスは、一時間に一本。乗り遅れてはいけません。


そして、注意しなければいけないのは、バスの降り場
「槙尾山口」ってバス停があるのですが、ここで降りてはいけません。これは、山のふもとで下ろされるため、お寺に行くには、一時間半も坂道を歩くことに…。
「槙尾中学校前」ってところから、地元のコミュニティバスに乗って「槙尾山」の停留所があり、そこは山の中腹まで行ってくれるので、そこからは歩いて20~30分。えらい差です。
危うく間違うところ、寸での差で気がつきました。ほっ

でも、ほっとしたのも束の間。地元のコミュニティバスは、日曜日は一時間に一本便があるのですが、土曜日は平日扱いで三時間毎しかバスがない!
コミュニティバスまでは調べてなかったので、降りて時刻を調べると、なんと二時間待ち!一緒のバス停で降りた施福寺目的のご夫婦と呆然

でも、先程バス停に降り立った時にすれ違った、違うルートのコミュニティバスの運転手さんが「30分後に来るから待っとき!」と謎の言葉を残して去っていったので、その言葉を信じてご夫婦と一緒に待つことにしました。
すると…、きっちり約束の時間に運転手さんが現れ、「槙尾山」まで載せてくれました



コミュニティバスなので、あくまでも地元民優先でダイヤを決めるそう。
ダイヤは変更出来なくても、運転手の独自判断は有り。さすが、コミュニティのためのバス。
今回は、独自判断で助かりました。
ありがとう。運転手さん




そしてバス停を降りて、すぐに山門に着きます。歩いて、30分って言ってたけど、もう着いたやん!と思ったら大きな間違い。この山門をくぐって坂道は続きます。



これが結構きつい。歩くこと20分。やっと、お寺に着きます。



山の上にあって、とっても気持ちいいお天気も良かったので、新緑の景色は最高です。金剛山と岩湧山もくっきり見えます



でも、どれが金剛山で、どれが岩湧山教えて!みつわくパパ。



施福寺の御開帳は、無料で観音様を拝観できます。このお寺の秘仏は、十一面観音さん。もちろん撮影禁止なので写真はアップできませんが、優しい顔した静かな表情の観音様でした。
山の上まで頑張って登ってきた人たちに「ごくろうさん」と言われている気がしました


それにしてもこのお寺は、ハイキングコースにはピッタリ。実際に、「ダイヤモンドトレール(通称ダイトレ)」っていう有名なハイキングコースの基点となるところ。確かに、西国三十三カ所巡りのために白衣を着た人と同じぐらい、リュックを背負った人を見かけます。
写真の右側は、バス停から登ってきた山道。左側がダイトレの基点です。
この日は夕方から野球観戦の予定があったのでこのお寺にデンして帰りますが、また、ゆっくりハイキングしたいなぁ




ということで、新緑を眺めながらの軽いハイキング。自然の美しさは、パワーをもらいます。そして、春の花々にも心を奪われます



このお花は、お寺に行く途中でたくさん見かけました。この花に限らず、お花の名前は、ほとんどわかりません。わかったら素敵だろうなぁ



山頂で見かけたお花



野に咲く花のように~



春のお花はピンクが似合います



石楠花もきれいに咲いていました

今年は、三十三カ所巡りのお陰で、たくさんのお花に出会いました。素敵


目に留まった、素敵なもの。
山の中腹のお店で見かけた、懐かしいファンタの看板。



駐車場にも。



これは、パンダ思わずパチリ




パワースポット(勝手に)滝は、心が洗われます。




春のお天気の日は、どこに行っても気持ちいい
次は、どこへ出かけようかな