福岡の看板屋 独り言(看板.・カワムラ)TEL092-935-7058

皆様に生かして頂いてる看板屋としての呟きです。内容は独り言なので、万が一気分を害された方が居られましたら何卒ご容赦。

怪談ぢゃなくて「会談」

2022年08月17日 | Weblog

盆前 12日の夜

母の夢を見た・・・

夢の中 寝起きで 居間を見ると

母が目を開け 横になって こちらを見ている。

「嗚呼!お母さん 生きていたんかっ!」と

駆け寄り 大泣きしてると

ニコニコ笑いながら 

「そんなに びっくりせんでも・・」

と手を取り合って喜んでいたが・・・

母の表情が少し 真顔になった。

恐らく 私が狂喜したので 母は 夢から醒めた後の

ガッカリ感を心配したのだろう。

 

そんな 気遣いにピンと来て 

そういえば・・・こんなに太った母は俺が小学生

時代の姿だと 思った瞬間に目が醒める。

(嗚呼 目よ醒めるなっ!このままで居させてっ)

 

妻が心配そうな顔で私をのぞき込んでいる

泣きぬれた 私を見て

「パパ 大丈夫ね・・・」と一言。

 

もう一つは 盆の来客を気にしていた私は

実家にいる弟妹に 電話をしていると仏間から

10人位の声でお題目を唱える声がするので

弟に「今 誰か来とるね?」と聞くと

「イヤ 誰も来とらんよ」と言うではないか・・・

 

もう一つおまけに・・・

愛犬ティーちゃんの 祭壇にお供えしていた

食べ物が 消えていた・・・

2匹の息子犬が 食べれる位置にあるわけでは

ないのに・・・

そういえば我が息子曰く「あれ?2匹ともこっちに

居るよね・・・もう一匹 足があそこに見えたん

やけどね・・」と居間の隅を指さした・・・

 

死後の世界はあった方がいい・・・

幽霊とか怪奇現象とか 昔から おどろおどろしい物

として 語られてきたが・・・ 実際、愛する存在は

怪談話にはならないのだ。

 

昔、死後の世界が怪談として語られてきたのは

自殺や殺人を戒める為と、人の恨みは祟るぞという

道徳心を叩きこむ為に 変化したのではなかろうか

 

本来「怪談」は親類縁者を懐かしみ 皆で故人の

死後の不思議な存在の気配を語る

「会談」だったのではなかろうか・・・

 

盆ちゅうのは こりゃ又摩訶不思議な期間なのかも

知れませんね。

 

嗚呼~盆よ有難う 懐かしかったよ。

 

死なない人は 誰一人 存在しませんのでね

貴方も私も いづれは死ぬのですよ

死なないと思っとるでしょ?www

それこそが 生死の一大事なのであります。