今日は母の命日・・・
丁度 令和３年 日蓮聖人のご生誕800年 2月１６日
に時を合わせたように亡くなった・・・
弟妹、従妹で食事する。
少し寂しさはあるが 悲しみについては
まるで 頭の中に靄でも罹ったように
ぼや～っとして 普通なのだ。
幼き頃から 恐れていた親の死は
恐怖だったが 感傷的にならずに生活できている。
だから案外 楽。
だが私は、従妹の親（私には叔父 母の兄）
の話になると
何故か 涙が止まらなくなる・・・
母の事を考えても 悲しくならないのに
叔父の事を考えると いつもこうだ・・・
原因が分かった・・・
叔父に対する「ありがとう」の言葉が
少なすぎたのだ。イヤ 無かったのかも知れない
子煩悩な叔父で男の子が欲しかったらしく
叔父の家系（母方）は結構 高学歴が多く
従兄達も 優秀な人達ばかりだ
身近に居る 末妹の子供（私の事）が勉強しない
落ちこぼれのクソ野郎。
いつも 行く末を案じておったが そこはホレ！
反抗期って奴で 大人の言う事は聞かないし
時代が時代・・・がり勉君にゃなれなかった
のである。だから 劣等生の象徴で頭も悪かった。
実際 こんなのが甥っ子か子供なら 精神を叩きなおす
のに 日々頭を悩ませていただろう・・・
祖父が居ない 私にとって 叔父はじい様みたいな
存在・・・世話になりながらも お礼なんざ 照れくさく
感謝の言葉を言わずじまいで 亡くなってしまった。
剣道の防具も買ってくれたのは叔父だった・・・
覚えているよ。野球のグローブも・・・
母には 生きている時から 感謝の言葉を浴びせ続けたが
叔父の場合は突然だったので 言いそびれちまった。
人は死ぬとき「ありがとう」を連発するらしい・・・
そういえば 祖母の時もそうだった 周りから聞く話も
ネットにもそうある 去り行く人は 有難うの挨拶を
するが 取り残される側はどうだろう？
皆、いつまでも一緒に居るのが当たり前だ
と思い込んでいるんで照れくさがって
言っていないんぢゃないかな？
ありがとうは幸せの言葉、金にも勝る言葉
銭は この世の餓鬼共に吸い取られっちまうが
故人に対する
「心からのありがとう」を奪う事は出来ない。
銭はあの世に持っていけないが
命になんぼでも蓄えられる財産。
その人への感謝であり、愛の言葉
人間、今こそ別れ目だけに言うより 日ごろから
沢山 嫌と言う程 次の世界に持たせてあげられるように
言い続けたい・・・
本当は「ありがとう」の広まりこそが
仏教の本義ではなかろうか・・・
（禅宗ではよく言うね・・・）
中身の法ぢゃなくて 経文の題名（御呪い）
ばかりが徴用されるのであれば
鳩摩羅什も 妙法蓮華経を「ありがとう」
若しは「貴方はとてつもなく素晴しい」と
訳せばよかったのにな・・・
でも 法で喰ったり 政治利用している 餓鬼共の勢力が強いので
んなことしても 後の祭りかＷＷＷＷ
ｐｓ ちゅ～ことはさ 銭はありがとうの記録で
あってほしいのだが セキュリティ対策が全く効かない
債務の記録でしかないので
案外 あの世から見ても 無価値な物なのかも
知れない・・・（イヤですねぇ～債務の記録だってさ
そりゃ 人の温かみとは無縁ですわな 債務、債務だぜ
世知辛い世の中は当たり前だのクラッカーｗｗｗｗ
そりゃ 銭に埋もれて喜んでいる奴の姿は醜いよね）
あの世の人にしてみれば なんで
唯の 紙切れを有難がり振り回されていたのだろうと
苦笑しているのかも・・・あの世では 間違いなく
故人が受けた 他者からの感謝の言葉が身を
飾っているだろう。
ｐｓ 令和５年追記
トある 団体がよく言う 絶対幸福の境涯・・・
一応建前は 綺麗事で飾り立てているのだが 健康な場合は
自分だけ、金持ちになりたいが本音・・・
発信元は己の性格が招いた不幸が本質で
ピラミッド型の いつまでも 願いが叶わぬ
頑固な我慢比べを 信者達にゃ～押し付けているし
何でも宿業のせいにして 御呪いや宗教・選挙活動や
献金に 持っていくので なぁ～んにも 変わらない
世界平和も民衆救済も やってるフリの建前になっちまっている。
日蓮聖人でさえ 悪しき権力との闘いの苦悩で
人生を全うされたのに そんな・・・修行のような世の中で
金持ちになんぞに、なれるわけが無い。
仮に 今、もし 日蓮聖人を利用し 楽で良い思いをしている
のであれば それこそ 仏の敵だろうな・・・
あ、そうそう 大切な事を忘れていた
日蓮の教えは 大勢の人達が良くならないと 自分自身
その恩恵が受けられない 教えだから・・・
それと 釈尊の教えに 独善的な対立はないのだ。
選民思想等 もっての外
誰がどこで どのように ひん曲げたのか 不思議だ。