
他人の目には 三匹も犬を飼っている何の変哲もない唯の犬好きのおっさんと思われている事
だろう・・・
大体、どちらかというと 私は潔癖症で動物と一緒に寝食を共にできるのは動物園の飼育員くらい
動物好きな人の性質だろうと思っていた。そんな事を言うと ご近所の人達は「えっ?」と
驚嘆の声を上げるだろう・・・ゆえに 他人の目を裏切り 私はそこまで犬好きでは無い。
で、その証拠はと言うと簡単だ。 家族の居ない時間帯にヒステリックに犬をどやし付ける
怒鳴り声が何処と無く聞こえてくる事があるだろう・・・そう あの声の主は 私なのである。
決して、乱心したと思わないで欲しい・・・家の悪がき共は(ワンちゃん)そこらのワンちゃん
愛好家の犬とは違い おいた(悪戯)は多分天下一なのである。丸で虎の子を飼っているような
感じ・・・本心を言うと ワンちゃん達がいない日こそが 心の休日なのである。
だから これは絶対に秘密だが 本当は、そこまでペットに対する愛着は無いのである。
って 秘密になっとらんやんけ!
新婚時代 突然、ペットが欲しいと妻に打ち明けられ
私「タワケ!まだ、子供もおらぬのに。子供が大きくなるまで駄目だ!それに新築ぞ!」と
即、却下した訳だが 子供も成長して、駄目出しをする理由が無くなってしまったのだ。
それに テディベア好きの女房殿は 小熊のようなプードルを飼うのが夢だったというでは
ないか・・・そんな大した事無い叶いそうな夢ならば叶えてやるのが旦那の甲斐性だと思い
犬と共に今日に至る・・・
したが このワンちゃん達、此間 ペットショップで見たら一匹50万近くするのだ。
母犬ティアラちゃんに「おお!ソチは高価な息子を2匹も産んだのう!」と褒めて使わすと
ティアラ「ワン!」と答え 妻に向かって
私「売れ売れ!売っちまえ!」と冗談交じりに言うと 息子犬2匹が 吼えまくり
一匹は私の足の親指を噛み もう一匹は、ジャンプしながら 蹴りを入れてくる。
最近、長男犬のセシルは 毎日肩を揉ませるし・・・次男犬のエルは 食い物を分けてやらぬと
減滅した様に「フン!」と鼻水を飛ばし 喰えないようにしてしまうのだ。
考えてもみんですか・・・これを家臣に例えるとですたい
毎日、譜代の爺様老中が頭をスリスリこすり付け肩を揉めと 仮眠を取っている若殿に孝を強要し
殿様が食事をしとるというのに 褒美をやらんからと 人差し指を鼻に突っ込み
「ふーん!」と喰ってる物に鼻水をぶち込む門番が居たら如何だろう?
どっちが 主人かわかったもんじゃない!
でも、怒ってはならんのだ・・・
それが 我が家「犬中心の生活 犬屋敷」の暗黙のルールであり 犬公方さながらの女房・
子供達に逆らえぬ私の生き様なのである。でもね・・・「こいつら(ワンちゃん達)も家族同様
俺の元に来たかったから 此処にいるんだよな・・・」と思うと 愛しくなるのだ。
嗚呼 我が家は平成の元禄時代に居るのに 世の政はまるで間逆の官尊民卑の嫌な時代に
生きているのだなあ。政治屋は 「経済」という言葉を唯の金儲けと勘違いしている
クソ野労ばっかだし・・・
PS 犬と言えば里見八犬伝 ワンちゃんは忠義の象徴なのですな。西郷先生も犬好きだったしね
3匹もいたらうるさいし悪戯するし・・・。
でも可愛いですよ。
優しくしてあげましょう。
心は通じますよ(^-^)
寝食共にしてるからでしょうね・・・
昔、外で飼ってた 犬の事を考えると
本当に申し訳ない気持ちになります。