こんにちは、kubel(キューベル)です。
さてゴールデンウィーク真っ只中、皆さんは如何お過ごしでしょうか。
いつもは何処かにお出かけ撮影ですが、今年はコロナの影響で外出自粛、
仕事に出る以外は自宅にて引きこもり生活です。
幸いな事に、今年のゴールデンウィークの期間は満月期にあたります。
夕方から夜半前までは自宅からでも金星に月が見ることができますね。
そして夜明け前には東の空から木星に土星や火星が見えます、
早起きして散歩をしながら空を見上げてみてはいかがでしょうか。
今回紹介するのは、おおぐま座の銀河にへび座の球状星団、おとめ座の銀河とこと座の惑星状星雲です。
まず最初は4月26日午後7時半、西の空を見上げようで撮影した月と金星です。
ちょうど仕事中で数分ほど時間を作って休憩室の窓から撮りました。
どんな場所でも晴れた日に夜空を見上げると、同じように星々や惑星は見えますね。
ではおおぐま座の銀河から、今の時期に北の空に北斗七星を見つけることができますでしょうか? ちょうどおおぐま座の胴体とシッポを表しています。
場所はおおぐま座の頭の近くにあります。M81はボーデの銀河、M82は葉巻銀河と呼ばれています。望遠鏡でも同じ視野内で観察でき、M81は楕円形の銀河で渦巻の感じがわかります。そしてM 82は細長い光斑で濃淡が確認できます。
お次はへび座の球状星団、へび座はその名の如くヘビです🐍。ヘビは脱皮を繰り返すので健康のシンボルと言われています。ただ残念なことに、頭とシッポに分かれています、そうさえぎっているのはへびつかい座です。
メシエ天体M5で、場所はへび座の頭部にあり、M5は大球状星団で中心が明るく、あわの粒のような微光星がびっしりと集まった姿はいつまでも見ていたいと思います。
まだまだ続きます、次はおとめ座の銀河。おとめ座のせつないお話を一つ、おとめ座の女神が泣いたとき、冬が生まれたと言われています。これは、娘が死の国で暮らす4ヶ月は女神がふさぎ込み花は枯れ、大地は荒れ果てるので寒い冬になったと。
メシエ天体M104でソンブレロ銀河と呼ばれています。場所はおとめ座とからす座の境界付近にあり、細長く伸びた姿を見ることができ、真っ黒な暗黒帯が中央を横切っています。
最後はこと座の惑星状星雲。こと座は名の通り楽器のたて琴の形を表した星座です。
こと座には織り姫星と言われるベガがあり、夏の大三角を作る星の一つです。
メシエ天体M 57で惑星状星雲で、リング星雲💍やドーナツ星雲🍩とも言われています。
リング状の姿を確認でき、リング全体に微妙な濃淡があることや環の中心部の淡い星雲の広がりの様子も見えます。
いかがでしたか?
緊急事態宣言はまだ続きそうです、外出自粛で自宅での観望や撮影。このゴールデンウィークは惑星を見て(撮って)楽しもうかと思っています。
「晴れた夜は空を眺めよう」kubel(キューベル)