今回は「思い出の星空」ではないのですが、
50年以上前に私が、最初に星の本を読み、
星の世界に導いてくれた大好きな作家さんの本を紹介します。
作家さんの名前は
「野尻抱影さん」
今読んでいる本、
【星三百六十五夜】に面白い話があります。
ーーーーーーーーーーーーー
著者が甲府の中学校の寄宿舎で生徒を一列に並ばせて、
望遠鏡で土星を見せた時にある生徒の順番になると、
途方もない大きな声で笑いだした。
他の生徒達も呆気に取られ、
「何がそんなに可笑しいのだ?」
と聞くと
「球に環がはまっていて……こんな可笑しな星ってありますか…」
とまたゲラゲラ笑いだした。
著者も誘い込まれて一斉に笑ってしまった。
この生徒は、おそらくガリレオが最初に望遠鏡で土星の正体を見て以来、
土星を見て笑った最初で最後の人物かも知れない。〔略あり〕
ーーーーーーーーーーーーー
というようなことが書かれてありました。
土星の姿は写真等でよく知っていましたが、
望遠鏡で生の環っかを見た時、
ドキドキと胸が高鳴ったのを覚えています。
望遠鏡は素晴らしいです。
星の館でも土星の案内が7月末から始まります。
ぜひ、見に来てください。
かっこう
☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆
星の館は『学べる天文台』
休館中でもみなさまに星を届けます☆彡
白水大池公園 星の館 ホームページ
☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆