草庵の記

弓部大動脈、腹部大動脈、腸骨動脈、冠動脈にステント11本。
私の体はサイボーグ

カテーテル検査室で

2019-02-27 20:57:02 | 循環器内科検査

以下 2013年9月9日記録

カテーテル室

行くときは部屋まで看護師さんの案内で歩いていく。
部屋に入ると細長いベッドが用意されている。
部屋はひんやりと室温がかなり低い。

2段の踏み台があって、そこに昇りベッドに座り横になる。

「寒いですか」
「はい、冷え症なので寒いです」
1枚タオルケットをかけてもらい

「どうですか?」
「まだ寒いです」
「じゃあ、湯たんぽをしましょうね」
「腰の辺りに湯たんぽをおいてくれた」

「どうですか?」
「足の先が寒いです」

「じゃあ、湯たんぽを足元にもっていきましょうね」
「はい」暖かくなりました。

「これで大丈夫ですか?」
「まだ足元が少し寒いです」

さて、私は何枚タオルケットをかけていただいたか?

恐らく3枚掛けていただいたような記憶が…


準備万端、先生がなかなかお越しにならない。
(閉所恐怖症な私、先生 早く来てくらはい)


10分くらい経過したころにお見えになり、施術が始まった。

麻酔の注射が何本か打たれた。
チクチクする。
それでも去年の血管痛からするとただチクっとするだけ。


行きます!
カテーテルが入っていくのがよく分かる。

うわ、また抜くのか?
また挿入するのか?

これの繰り返し……

人工血管に入りにくいのかな?
何か困っていらっしゃるのか?
カテーテルの出し入れが忙しく繰り返される。

1時間が過ぎた頃(時計がないので腹時計)
不安になってきた。

右腕でダメなので足からします。
とか、肘からやります。。
なんて、昨年と同じコースになるのではないか?
何か不安が大きくて精神的バランスが崩れてきた

「大丈夫ですか?」助手さんが耳元で大きな声で尋ねてくださる。
「何か、精神的にちょっと苦しいです。」
「もう少しですからがんばってね!」

そんなこと言ったってトイレ行きたくなったよお~
今日は尿道カテーテルを頼んでいたけれど…
看護師さんがあれは痛むから尿取りパットにしましょうと2度も提案。
そうかな? そうしようかな?
結局尿取りパットを装着して長時間体制を作ったのだ。

案の定長くなってオシッコしたくなった。点滴されてるしね。。

でも、でもね、先生の施術してるすぐ前でオシッコなんてできないよね。
それでもすっきりしたほうが良いよね!?
オシッコ頑張ろうと思っても腹圧が掛らない。
できない 頑張ってもできるものでない

看護師さんが同情して次回からは尿道カテーテルにしましょうね。。

半端無い寒さの中で先生やスタッフの皆さまは冷えがこないのかな?

私の人工血管置換術なんて10時間。
しかも私の体温は25度まで下げてほぼ遺体( 一一)

そんな手術室で先生方は膀胱炎とかならないのかしら?
交代でお手洗いくらいは行けるのでしょうけど!?
この寒さお体に障るよね。。?

そんなことを考えながら、ふうふう苦しんでいると…
先生が何か私に仰っている。

私は放射線を浴びるので補聴器を外している。
「先生のお話聞こえません」
助手さんがすぐ耳元に来て…
「病田さん、大きい息をしないようにしてください。
 先生のカテーテルが震えるて検査ができないそうです」

「は~い」
息苦しくて窒息しそうで大きい息をしていたのです。
腹式呼吸です。

でも排尿感に悩まされながらも、
精神的に限界の不快感に悩まされながら
小さい息に切り替えて…半泣き状態。

先生が何かおっしゃって、助手の方が確か
「終わりましたよ」
と聞こえた。

「終わったのですね^^」確認した。
助手の二人に抱えられながらよろよろと施術台から降りた~~~


部屋に戻る前にお手洗いに立ち寄った

至福ぅ


可哀想にトイレが至福なんて……可哀想。


松茸の土瓶蒸しなどをいただくことのほうがよほど至福でないか??
あまりに昔のことで松茸の味さえ忘れた。。。

ま、とにかくカテーテル室はあまり良くない!
帰宅後のアレルギー反応もあったし。。もう受けたくない!
先生も細すぎる私の血管のカテーテル検査はもうしたくないと思う!?


この検査は日帰りコースでした。

9月に入って変わったことは掛かりつけ内科医で
薬がジェネリック医薬品に変えられた。



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