以下 2012年6月12日記録
2012-06-12 22:21:04 | 循環器内科検査
空蝉さん 血管が無いんですよ!
さて、今日は予約の時間より早くに姉夫婦が迎えに来てくれ
病院に到着したのは30分以上も前。
受付を済ませ待合へ。
いくらも待たず名前を呼ばれました(中待合へ)
前の患者さんが早くに終わったのになかなか呼ばれません!?
やがて呼ばれました(診察室へ)
造影CT画像の検査結果 発表!
おおお!!!
私の右冠動脈のバイパスに使用した静脈が消えていた。
造影CTの写真のどこにもその血管が見えない。
バイパスに使用したのは脚に通る静脈、
耐久年数は一般的には12年が限界だと、
かつてNHKの健康番組で見た。
私はまだ術後2年半。
どの時点でこれが起こったのか???
医師が言うには
「このバイパスは全面的に詰まってしまったのでしょう」
「まあ、まあ、まあ、元の木阿弥ということですね」
あの右冠動脈は高糖度の詰まりが3か所以上、
それでも少しばかり機能していた。
今は全く機能していない、残る左回旋枝の2本だけということ?
いくら待っても最初から最後まで呼吸が楽になることはなかった。
つまり最初から即行詰まったということだ!
「 詳細を知るにはカテーテル検査しかありません。
やりますか?? 」
「 え? でも人工血管の人にはカテーテル検査はリスクが大きいと
先生にも、外科医にも言われましたし 」
「 止めておきます! 止めたら…心筋梗塞で終わりますよね 」
「 はい。でも、出来ないことではありませんよ。
通常の人より時間は掛りますが 」
「 先生、私の余命はどのくらいでしょうか?(愚かな質問)」
「 それは判りません! 」
「 放置するとどのくらいで心筋梗塞が来るでしょうか?」
「 苦しいだけでなかなか死にませんよ!」
そうだよね、この間外科医が仰ったよね。
空蝉さんのような方は中々死にませんよ、
血色は良いし、ふっくらして…… 云々
この「苦しいだけでなかなか死なない」
は今の私には一番つらい言葉。
ここでカテーテル検査を受ける決意をしました。
検査だけでも、人工血管にカテーテルを通すし、
脳梗塞のリスクもあるし……。
検査の結果、バルーン手術も無理かもしれない。。
私の血管は細すぎるらしいから。。。
「 来週検査を受けますか、日帰り入院です 」
生還できるか否か?
検査を受けたから手術を受けられる保証は無い。
帰宅して……幸せ気分となった。
ああ、人生楽しかったなあ。
幸せだったなあ
あれだけ人生を嘆き、ぶ~垂れていた私だったが…
振り返ると何と楽しかった、面白かったことだろう
ああ、良い人生だったあ。
すっかり逝ける気の能天気な私…
そんなことを考えたけれど…このまま命は続くかもしれない
誰にも分からない。。。
※ 苦しいまんま2019年現在まだ生きてる
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