ねこなんて大っ嫌い

ってずっと思ってたのに。
死にそうな子ねことの出会いが生きる力を与えてくれました。
バツ2でも結構幸せにやってます!

母かずえ 2024-09-17面会日

2024-09-22 05:55:55 | 母 かずえ
先週の火曜日、まだ左足はちょっと痛むけど、特養に入居している母の面会に行って来ました。部屋の片隅にあるタンスの上には、色んな思い出の品を飾ってくださってます。

個室はイヤだという母の希望で、4人部屋に入っていますが、病院の相部屋と違って広々としたスペースです。


7月に急に口が閉じなくなってしまった母は、もういつどうなるか分かりませんと言われたのに、その後時々口が閉じるようになりました。だけどいつも目は瞑ったまま。ところが今回「娘さんが来られましたよ!」という介助の方の声で、目がパチリ!


でもまぁそれも一瞬のことでした。耳が遠い母に話し掛けるには、「対話くん」を持って行っても、それなりに大きな声で話さなければ聞こえない。4人部屋なので他の入居者さんも当然いらっしゃる訳で、殆んど話は出来ません。

それでもね、手や足や、母の身体のどこかしらを撫でながら、母との思い出を懐かしむのには、穏やかで有難い時間でした。

先日ネットニュースで『じつは「老衰死」は悲惨…医師たちが「死ぬなら、がん」と口を揃えて言う「意外なワケ」』という記事を読みました。

そこには老衰死の現実が詳しく書かれており、少なからずショックを受けました。家族にお別れの覚悟をさせてくれて、理想的な死に方ではないかと思っていた老衰死。だけど本人の苦痛は計り知れないものがあると。けれども自分の死に方を選べない以上、今ある現実に向き合うしかない。

どうか母が苦痛を感じることがありませんように・・・と祈ることしか出来ない私。人間とは本当に非力なものです。


それでも経口流動食は
毎回完食しているそうです。
生きようとしているんですね、母は。
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